ちょっとモヤっとした話。 小さな部品一個しか買わなかったので 請求額が484円の仕入れ先がございました。 翌月にもう少し多い金額の支払予定がある場合って 繰り越してもらったり、それが出来なければ 代金分の切手を郵送して入金処理してもらう所が 大半なんですが・・・ ここ、相談の電話をしたら 「うち、そういうのやってないんですよねー」 だってよ(さすが大会社はいう事が違うわ) 結局484円振込むのに484円の手数料支払ったっていう。
何がって、これ撮っているのが9月5日のことなんですよ。9月5日、世間のどなた様も、この日が我が家にTD61Wの届けられた日付であることなど知るよしもないでしょう? いつのまにやら18年目になるというのに
その当時はテープが擦り切れるほど再生しました。バブル景気のさ中だったんでしょう、このシリーズとしてランドクルーザーを押しのけてエスクードを先にリリースしちゃったのですから。
同時に雑誌の特別編集版も作られていましたから、各ページに掲載されているエスクードがどのようにして撮影されていったかもわかるのが面白かったし、足回りやプロペラシャフトの直結動作なども参考になりました。
ケース側に載せられているスチルだけでも、4×4マガジンのページそのものだなあと、思い切りの良さというか迫力のシーンに見入ったものですがこのジャンプ、本ソフトのオープニング部分で真正面から撮影しています。しかし別商品の「今だったら絶対に出せない」NGどころか無茶無謀な四駆の走行カットばかりを集めたソフトの方で、着地のときにカメラを一台踏みつぶしていることも暴露されております。まあなんともおおらかな時代だったのです。
それにしてもVHSなもんで、すでに我が家では再生手段がありません。僕はインターネット上に揚げられていた動画で何十年ぶりかで見ることができましたが、違法アップロードのような気がするのでリンクはいたしません。版元がBlu-rayなりDVDなりで再版してくれたら良いのですが、素材もろとも廃盤ですから、無いものねだりになってしまいますね。
なんだかipアドレスみたいな表題になってますが、引き合いに出しているウルトラプロップの年代です。1966は初代ウルトラマンに登場したフラッシュビーム(ベーターカプセル)。こういうカタチの懐中電灯など無かった時代に、懐中電灯で真似をして遊んだわけですが、ウルトラマンの色彩とはかけ離れた淡いグリーンの筐体と黒のラインには、子供ながら違和感しかなかったのを覚えています。といって、スプーンでやるのは別の演出の真似でした。
ずーっとすっ飛ばして1993年のウルトラマンパワードまで、「ウルトラマン(セブンも含め)になるためのアイテム」として、これは優れものだと思えたのがパワードで扱われたフラッシュプリズム。全然プリズム感がありませんが、仏教の独鈷杵をモチーフにしながらも、なんとなく地球のものではないよねえと感じられるデザイン。歴代ウルトラを通して、僕の中では最高峰の造形なのです。これがアメリカで理解されたかどうかは定かではありません。
そしてまたまた途中を失格させ、2022年のシン・ウルトラマンでリブートされたβカプセル。半世紀以上の歳月が、単なるプロップとしてだけでなく、工業デザインの考え方も取り入れ、携帯性も機能性も洗練されました。惜しいのはスイッチ部分がスイッチ然としていて、どこがそれかすら解らないフラッシュプリズム(中央部の発光部分全部がスイッチ)に軍配を上げたくなります。それでもこの余計な意匠をそぎ落としたそっけなさに、造形の見事さが宿っています。