私が適当に立てた羽衣ジャスミンの支柱ですが 台風やらなんやらの強風に煽られて 大分悲惨な状態になってまして・・・ (半分から折れた挙句、傾いでいた) 流石にみっともないので、新しい支柱でやり直し。 フェンスに負荷がかかりすぎないようにと 数か所補強もいれてばっちり固定してくれました。 おかげで道路にはみ出して垂れていた蔓も あげて貰えたので、家から出て行くとき ちょっとだけ見やすくなりました。
「超人ロック 憧憬」が出版され、これで本当に聖悠紀さんが描いたロックは、未発表原稿でも出てこない限り最後の一冊となりました。今後しばらくしてどなたかが新章の扉を開けるかもしれません。「憧憬」で既に、アシスタントの佐々倉咲良さんが最終話を描いています。幾多の漫画がそうやって描かれています。でもやっぱりそれは多元別次元の超人なんですよ。むしろ「憧憬」に登場する海賊が語っているセリフ(本書の帯にも記載)こそが、永遠を紡ぐのかもしれません。
この本、別章の「ロックインザボックス」との二本立てなのですが、こっちはスラップスティックなコメディー仕立てながら、多元宇宙のロックが大勢出てきます。人それぞれの中の記憶や記録が永遠を紡ぐ手立てになるかもしれないと思わせる、不思議なカップリングになっています。
閉塞成冬、まだ関東平野に雪は来ていませんが、大雪の候です。ようやく冬の装いが落ち着いてきました。よもやここまで来て夏日が来るなんてことになったらぞっとします。そのためにも天地の「気」の対流には一区切りつけてもらい、閉塞となっていただきたい。だけど「大気」の対流には留まってもらっちゃ困るので、木枯らしに吹かれても文句は言わないことにします。まだまだあちこち駆け回らねばならないし。
本日あたりは快晴ならば太陽に続いて月が空に上がってくる頃。真冬の快晴の空の色は、昔乗った1989年式ヘリーハンセン・リミテッドの車体色に用いられていました。次に選んだのは真夜中の空で、今はたぶん夏の空の青なのだと思いますが、JA71に使われていたインビエルノ(古代スペイン語圏の冬の意)ブルー・メタリックをエスクードに流用した89年のヘリーハンセンリ・ミテッドは、代々続いた同系限定車の中でも最高傑作の色合いです。
例年にないほど故障を続けたBLUEらすかるでした。ご想像の通りそれでも車検を通したわけですが、この整備でようやくブレーキ系統のマスターバック周りの部品が届き、フルード漏れを止めることができました。前後のハブベアリングも新しくなり、近日中に900000kmのラインを越えることができそうです。そのあとの距離を1年で走り切るのは不可能ですから、2025年の暮れあたりが目標になっていくでしょう。そうなれば、1台を20年所有するのも僕の中では新記録になります。
実は上記の作業は本日時点でまだ継続中なんですが、代走で使っているぷらすBLUEの方が、朝は何でもなかったのにさきほど動かしたらoverdriveのパイロットランプが明滅を繰り返し、なんだか4速に上がらない感じです。
えーっ? ミッションかスイッチ側の故障か、はたまたECU?(どうやらECUの単発エラーだったようです)
「修理のためのパーツ取り寄せに追加が出ました。うーん、届いたら突貫で作業しますが、終わるの20日くらいになります」
というわけで、年内の90万キロ到達は断念です。とほほ・・・
ぼちぼち本年のヒーロー周年ものも店じまい時期です。1993年12月5日は、「ウルトラマンパワード」の第1話がビデオリリースされた日。ハリウッドで初代ウルトラマンをリブートさせたことがエポックでしたが、ウルトラマンの造形についてはアメリカに日和りすぎた感が否めず、誰の演出なのかM78から来た異星人なのに(日系人と融合したからなのか?)決めポーズの一つが合掌という妙なキャラ感で浮いた部分もありました。
特撮技法についてはオープンセットや操演など、意外と古典的な手段を効果的に用いており、脚本(ベースを執筆した伊藤和典さんと山口宏さんの進言と、向こうの作家側のテイストがうまくまとまった)も初代リブート+αな秀作だったと思います。ただこのウルトラマンは戦い方にも演出上の制約を受けてか巨人らしさの表現か、序盤は鈍重。相撲の鉄砲が意識されているようですが、関取だってもっと俊敏。
防衛チームのセットや航空機のデザインはウルトラマンよりも(趣味的にですよ)よく出来ていました。際立ったのは変身に用いるフラッシュプリズムが独鈷杵の形をしていること。いかにも密教なんですが意匠のまとめ方もさることながら、これを握った変身のシークエンス時、初代の縦型ベーターカプセルは発煙筒でも焚くのか?な姿なのです。横型のフラッシュプリズムはごく自然に拳を突き上げることができる。玩具の中にも異星の工業製品的なテイストを産み出した傑作です。