5月の末に買ったから1ヶ月と2/3くらい? いやー、猫トイレの臭いは断然軽減したわ。 先週末に思いついてフィルター掃除してみました。 (目安が1~2ヶ月らしい) おお猫毛ホコリが貼り付いてる・・・ この後外した集塵フィルターもうっすらホコリが 表面を覆っててカビ生えたみたいになってたので 水洗いしました。
妙高市からの帰路を走り始めるとき、満タンに給油する必要もあって宇佐美系列のENEOSに立ち寄ったのですが、同じような考えの旅行者が殺到していてセルフコーナーは一列に三台とか四台並ぶ始末。別に単価上がってもいいよー、とフルサービスのブースに滑り込んだら、昔からなんですけど宇佐美はTカードはやっているけれど他のアプリは受け付けない。ENEOSアプリも例外ではない。まあ別にいいよーとスマホを引っ込めたら、
「この場で当社のサービスカード登録させていただいて、今回から宇佐美値段適用できますよ」
との案内。あー、そういうのがあるのかと、これをやってもらったら何のことはないこちらのクレジットカードを紐づけする仕組みで、支給された宇佐美のカードはスタンドでは別に見せなくてもかまわないくらい使わないのでした。
が、このカードに印字された数字列の下四桁分が「3844」。ゼロを2個加えれば地球と月の片道距離なのです。これは良い数字を当ててくれたねえと担当のお嬢さんに説明したら彼女も喜んでくれて
「そんなにたくさん走ってらっしゃるんですか!」←もっと走ってますけど
などと雑談(フルサービスに来る客が全然いない)でき、彼女が
「このエスクードは何年式ですか」
と聞いてくれたので「平成8年式」と答えたら
「えー、私と同じです」
旅先で拾う偶然とはほんとに愉快で面白いものです。
先月だったか、ワイドショー番組の一つが「天然氷不足でかき氷ピンチ」とかいう放送を流したら、あちこちのネットニュースが鵜呑みにしてスクリプト丸写しのような失笑ものの記事をとろけ出させてましたが、本来暑さ15センチ欲しいところが10センチに留まってしまったのは事実として、それで氷屋さんが倒産した続報も出ておりません。むしろ天然氷不足をもたらす温暖化を気にした方がいいようにも思います。
天然氷とけんかをするつもりはありませんけど、水が融点を下回る物理現象を考えれば、水の品質と融点を越える速度を上手に制御すれば、上質な材料を創り出すことは不可能ではないような・・・ そんなことせんで冷たいのをある程度の出来合いで大量生産するぜというのが製氷のなりわい。だからこそ清少納言なんかが引き合いに出されて、天然氷の希少さと高級感がもてはやされている。
「削り氷」とはよく表現したものです。清少納言のセンスは、ぶっかき氷と呼んでいたものを丸めてかき氷と言い始めた現代人のそれよりもずっとみやびです。つまるところ、天然であることに限らず出来の良い製氷を丁寧に削ると、けっこう口当たりの良いものが得られる。あとは「甘葛」の考え方次第です。
うわー・・・つい暑苦しいこと書いちゃったよ。それはそうと、今年は「ジャックと豆の木」も大変なことになってます。開店時間で既に満席なうえ、日曜日は90分待ちだとか。
天然ウナギの産地のひとつに、昔は霞ケ浦もあげられていました。とはいっても昭和30年代がそのピークで、漁獲高はその頃で年間330tくらい。くらい・・・なんて言っちゃったけれど、現在の全国とれ高は60t強だというから、案外たいしたものだったのかもしれません。当然、全国的に天然物は減少しているので、霞ケ浦産なんてものはもう1tもありません。獲れていることはとれている。だけどそれらがどこへ行けば食えるのかはわかりません。
霞ヶ浦と太平洋が繋がっていた江戸時代とは、あまりにも地形や河川の環境が変わりすぎました。常陸利根川(河川法においては霞ヶ浦はその一部)に海水遡上・塩害対策などの水門ができたことが原因とも云われるし、生活排水や釣り餌による富栄養化で水質が汚濁したからとも云われていますが、今その話を議論しても始まらないので、一の丑なら鰻は食いたいのだと無責任に丸め込みます。養殖物だってうまけりゃそれでいいのです程度の自分だし。
「誰もが負けると思ってた」とは、ガンヘッドのコンピュータが、彼を組み立て直したブルックリンに問いかけた言葉です。トレジャーハンターとして雇われたブルックリンがドジャースのユニフォームを着ていたからですが・・・すいません、「ガンヘッド」の封切りは1989年の・・・昨日でした。昨日は大暑と下駄の話で割と上手に〆られたもんだから、この映画は組み込む余地がなかったです(別記事で何度か書いてるし)
これが2039年の物語なので、2024年のドジャースも入れたかったところですが、今年のドジャースは「事実は小説より奇なり」と言えるほどの大谷選手の活躍で、作り手だって予想も予言もできやしません。もし映画が作り直されたらブルックリンではなく「ショーへー」とか呼ばれるかもしれない。
東宝が「巨大ロボならサンライズ」、と企画を受け入れた本作もまた、方々で制作陣のすれ違いがあってのことか全体的にまとまっていません。後年、東宝の広報の人と話したことがあり「vsメカゴジラがうまく出来て、ガンヘッドも救われました」と聞いたことがあります。メカニック特撮として見たら、断然こっちなんですが、予備知識なしで観た人は訳が分からないごちゃごちゃ映像のつなぎ合わせに見えるでしょう。そういう鬼子なんですけど、憎めない自分です。
大暑です。桐始結花はその初候で26日くらいまでを示します。でもたぶん、今の気候じゃ「猛暑酷暑は大暑過ぎ」ってな気もします。
桐と言えば東北産のものが箪笥でも下駄でも良質と言われていますが、これはやはり寒冷地方ならではの成長速度で年輪が詰まっているからでしょう。これに湿潤な夏が巡って温度差のある気候風土で育つ桐には、緻密で軽いばかりか粘りや光沢も宿ります。
湿度変化によって湿気を吸放出する能力があり、湿度を一定に保つ特徴が箪笥で重宝されています。桐下駄にも肌触りの良さとして現れます。一方、冬場に桐下駄を履いても体温を奪われることがない程度に熱伝導率が低い。
うーむ。成原博士はそこまで考えてあーる28号の足元に下駄を用意したのでしょう。湿度管理と保温性はアンドロイドの正常な稼働にも大事な要素なのです。
というわけで本日は大暑の入り口であると同時に、下駄の日。