寒くなりかけの時期に霜にあててしまって 葉先がボロボロになりながらも、なんとか 開花した君子蘭。 ちょっと弱ってしまったのか、1株しか 花が咲きませんでしたわ・・・ (咲いただけ立派だけど)
浜名湖食品が生産していたうなぎ蒲焼の缶詰が、同社閉業のため在庫のみの流通となるニュースが流れたのが昨年9月のこと。その少し前にオンライン販売終了というニュースもあって、つくばーど®in天狗の森06の出し物に準備していた浜名湖産の鰻の蒲焼とは別に注文していましたが、当然それは胃袋の中に。そうかもうじき手に入らなくなるのかと思っていたところへ、教授さんが先日の花見に来てくれた折に差し入れで買ってきてくれました。
「夕食ニシマツテオイタ鰻ノ缶詰ヲ食ツタガ非常ニ楽シカツタ」と、これを好物にしていたのが斎藤茂吉だそうですが、製造ラインは昨年1月に止まっており、うちで買い求めた8月はオンライン販売のぎりぎりだったかもしれず、今は通販各社の在庫が頼りでした。そんな缶詰を土産に届けていただけ、ありがたく1缶を開けました。
缶詰ですから、保存には優位性がありながらも、蒲焼として再加熱調理しなくてはいけません。さすがに現代の高度化高品質化された料理に囲まれては、絶品という味を求めることはできません。しかしこの蒲焼も風味は改良を続けながら進化しているはずで、同時に茂吉が「楽シカッタ」と記した時代の名残もいくらか封じ込められているように思える。そうイメージすると、なかなかに貴重な一食となってくれるのです。ウキウキしながら缶切りを使って開封するのもまた楽し、です。
クロスビーにはコンパクトクラスのちょうどよいサイズ感がありますが、エスクードのショートと並べると、かつてのノマド並みの大きさ(全長はエスクノマドより短い)であることがわかります。後ろ側は明らかに、荷物室分が長い。ボンネットの高さはエスクードよりもいくらか高くて、存在感も滲みだしてます。1200ccという排気量は、将来格上げされるかもしれませんが、クロカンまではやらないというユーザー層には、1500あったらジムニーの牙城を崩すかもしれません。
排気量のことは少し考えさせられる話で、なんでもかんでもスズキの旗印にジムニーを据え付けたい方針はわからんでもありませんが、ジムニーシエラはアレでいいとしても、ノマドを名乗らせる車格としては、軽自動車ベースのままトレッドだけ太らせただけの寸法は、乗って損したと思わせてしまう顧客の誤解をはらんでいます。
そのためのクロスビーが、ある程度の居住性を考慮した小型車枠として開発されていることは、もっと認知されるべき部分でしょう。1000ccターボエンジンをやめてまで燃費改善に振ったクロスビーですから、当面は1200でいいんだけれど、こちらこそがかつてのエスクードノマドの再来というポジションにふさわしいように思えてなりません。
父もすなる日記(にき)といふものを、娘もしてみむとて、するなり。
それの年の三月(やよい)の二十日あまり四日の日の未の刻(とき)に、門出す。
その由、いささかにものに書きつく。
ある人、手綱引の二十年果てて、例のことどもみなし終へて、解由など取りて、住む館(たち)より出でて、手綱をとるべき所へ渡る。
かれこれ、知る知らぬ、送りす。
年ごろよく比べつる人々なむ、別れがたく思ひて、日しきりにとかくしつつ、ののしるうちに、夜更けぬ。
二十幾日(はつかあまりいくじつか)に、春の世までと、平らかに願(ぐわん)立つ。嵐田のみぞれ、車路なれど、馬(むま)のはなむけす。
上中下(かみなかしも)、酔(ゑ)ひ飽きて、いとあやしく、天狗の森のはそのにて、あざれあへり。
二月のあの日、仕事の都合で帰省できなかった霙が、表題のとおりのメールを送ってくれていまして、
おめがさんとのこれからの道行きが……平らかでは満足できないのが四駆乗りですかねえ
などと泣かせることを書いてくれておりました。そしてその日は過ぎていき、この日が巡ってきた。そんなら、娘もすなる物語すといふものを、とーちゃんもしてみむとて、するなり。ということで、紀貫之に罰を当てられそうなやつを書きなぐっております。誤解されないように記しておくと、「車路」というのが霙の秀逸なセンスで、土佐日記においては「船路」が正解です。
なんか霰の話によると、「懲りすぎたせいかメールの意図するところがわかってもらえんかったかもしれないって、落ち込んでたよ」ということらしいんですがそーじゃねんだよ、門出のときまで取っておきたかったんだよ(汗)
といった楽屋裏のお話はさておき、らすかるの名を受け継ぐ三代目の初代でつくばーど®所有エスクードはもう歴代何代目でもいいや(正確には6台目)のBLUEらすかるΩが完成しました。
「こうなるように作ったんだろうけどさー。懲りないよねえほんとに」
まあ先代とはほとんど見分けがつきませんよ。