先日のBLUEらすかる100万キロ到達の折、大阪のBlackcat‐Utaさんから激励のメールをいただいているのですが、そのなかで「うちのらいぞ。。。RIZEもせぐろさんになるんかな?」と綴られていまして。
それは気がつかなかった。さしずめ「せぐろさんず」が成立するかもしれません。そういうお話には、霙も喜ぶのではないかと思います。
命名者様に申請してみようっと。
常陸太田市にある鯨ヶ丘商店街で生まれた「くじら焼き」は、振り返ってみたら2002年に同商店会が企画したもので、意外に21世紀ものだったことを、先日土産に霙が買ってきてくれた厚焼き版をかじりながら思い出しました。そもそもなぜクジラ? と問われて、地名由来であることを説明したものの、はたまた鯨が丘とはどんな経緯で名付けられたのか、遡ったら常陸国風土記とヤマトタケルまで出てくる諸説いろいろ、「麓の平坦地からは鯨のように見える小高い丘」とされています。
ヤマトタケルの「言いえて妙」な命名センスはあちこちで見られるものの、その辺を詳しく紐解いたことが無いので、常陸太田のあたりを「久慈」と呼んだ理由や、この「くじ」とは何を示すのかは、暇にあかせて調べていく宿題だなあと考えはしました。←しただけ、かよ
知っている範疇では、ヤマトタケルもまた、この小高い丘の見え方が海面に姿を現した鯨に似ているといった理由を残しているそうですが、古語によれば色の黒を「ク」、白を「シラ」と言っていた経緯から、「黒白」とつないだ言葉が「クシラ」。「くじら」はその訛りだと云われています。つまり江戸時代よりもずっと古い言葉のなごりが、魚辺を持ちながら哺乳類である「鯨」の語源となるのですが、ヤマトタケルの時代にこれが使われていたかどうかについては、風土記を信じるしかありません。
そんな古代の言葉のつながりが、このくじら焼きにも宿っていて、少なくとも茨城県内ではここに行かないと買えない食えない楽しめない。後継者問題やコロナ禍を乗り越えて営業が続いているなら、自分でも買い求めに出かけないといかんなあと思うことは思いました。←行けるかどうかは未定
「機動警察パトレイバーEZY」がようやく劇場公開としてスケジュールに乗ってきましたが、2013年設定の特撮版を肯定したとしても、そこから約20年経過している2030年代を舞台に、主役のパトロールレイバーがあの98式AVイングラムをベースとしながら中身の大幅なアップデートで運用し続けているという基本設定に、まあいろいろな声が上がっています。そんなの「あれがかっこいいからあれこそパトレイバーなんだよ」で片づけちゃえばいいんです。
1988年誕生の同作品と同い年で言うなら、スズキエスクードの初代モデルは今なお「あれは良かった」と言ってもらえているし、実際僕なんか今でも(91年式だけど)1600コンバーチブルに乗り続けています。しかも同作のイングラムplusどころか、当時ものですよ。パトロールレイバー、流石官給品ですよ、改修予算もらえるんだから。
とはいうものの、なぜ2030年代までこのカタチを踏襲するのか。制作陣にはその理屈と思惑があるのでしょうけれど、そこを考えてみたいと思い立ちました。
イングラムplusのハードウェアは、車体スタイルを若干マイナーチェンジしながらも、材質の高度化やフレームの強化などが施されているそうですが、肝心なのは、AI搭載時代の作業用レイバーとは一線を画し、今なお搭乗者がAIの支援を受けながら操縦するシステムを用いている点です。
おそらくここには、警視庁側の思惑があって、この改修計画が立案された頃の警備部長は過去の警察機構刷新で特殊車両二課に理解を示す人物が登用されたのかもしれません。その人事は後に再び刷新されて物語の時系列になると、またもや特車二課はお荷物扱いに転落している(のではないか?)。なぜそうなっても二課が存続しているのかと言えば、「レイバー絡みの大事件、大事故が生じた場合、風よけ弾除けとして前線部署を置いておいた方が無難」という内政的判断によるものが起きてくるのではないかと考えています。
もう一点、たぶんそんな展開にはならないと思いますが、別の視点で、イングラムの姿をとどめたイングラムplusとそのインターフェース、さらに今回のドラマの主人公との関係性が織り込まれていたらいいなあと感じるものです。
どういう切り口かというと、イングラムplusの操縦支援AIは、当然ながらこれまで98式AVを動かしてきた操縦士の技術がデータ化され、基本プログラムが成り立っているはずです。もちろんそこに新しい情報も加味され、フィルターを通して「操縦資格と技術を取得した者であればスムーズに動かすことができる」システムになっているでしょう。
しかしplusのAIには、ここはそうじゃない、そこはこうすべきという、かつての現役操縦士の理念や思い込みが宿っていて、「人並みの後任操縦士だったら相手にしない」レベルで深く休眠している。ところが「こいつ、わかってるじゃん!」とAIを覚醒させるに足る操縦士が動かしたとき、「『彼女』の信念と意志がイングラムplusの支援を越えた動作を引き起こす」、誰しも予測も想像もできなかったスイッチが起動する。
この現象はなぜか、同じバージョンのAIが載っていても、型式の異なるレイバーでは発動しません。イングラムを、理想を上回る機動性で動かすことのできるAIは、理想の駆動を可能とするイングラムのフレームを持ち、関節可動域も「AIが記憶している」イングラムそのものでなければ『彼女』の琴線に刺激を与えることは無いのです。
こうすることで、今度の主人公である久我十和という何人目かのフォワードが重大な危機に陥った時、『彼女』の意志が助けに現れる。犯罪者のレイバーに前後から挟撃された十和は距離をとってリボルバーカノンを引き抜こうとしますがそれが作動せず、前方から間隙をついて襲ってきたレイバーをかわしつつ振り返り、後方から掴みかかるレイバーにバックブリーカーを仕掛け、2台を同時に撃退する。時空を超えた泉 野明と久我十和の邂逅と交流がイングラムplusの想定外な性能を呼び覚ます。なんて展開を見てみたいねえと思うわけです。
わざわざニコイチするために同型車を用意してきたのは、もちろんエスクードという四駆に対する世間への意地の張りかたでもありますが、平たく言えば見栄っ張りなだけです。作業は着々と進み、フロントまわりはバックドアとともにそっくりそのまま移植。ひしゃげていたナンバープレートがすっきりして一安心(何がだ?)。よく見ると前回の写真では取り付けられていないマルチメーターもオンダッシュに収まっています。シートもレカロを移しましたが、シート自体はそろそろ寿命。
知らない人には全く理解されないであろう、つくば市の東新井ににかつて存在した「FootMarks」の足跡ステッカーも、もうお店も店主もこの世にいないしストックも無いので、クォーターウインドーごと張り替えました。なんでかって、この喫茶店こそが「つくばーど®」発祥の地であり、これが無いと「筑波山見えない基地のくせしてつくばーどとは片腹痛い」と言われる強迫観念があるのです(だから誰も知らないって)
まだルーフエンドスポイラーが付いていませんが、屋根上のラックは健在です。あおいろさん曰く「これがおれらの存在意義でしょ」と昔言われた一言がこうさせています。コイルスプリングは流用しながら、ショックアブソーバーは前後とも新調しました。バックドアは、もういろいろ付いているのが剝がせないので全交換です。タンクガードは前所有者から引き継ぎ。うちのは幌車にまわします。これで一点だけ、らすかると異なる外側装備がありますが、まあわかんないよそんなの。
これは状況説明の域を出ないのですが、次郎くんは実際に隅田川近辺までやって来ています。怪獣から避難する都民とは逆に、怪獣の暴れる場所に向かって走る彼の背景に「元祖 つくだに」の看板が見えています。元祖 つくだにと言ったら、佃島に今でも所在する天安本店。この元祖~は同店の暖簾に現代でも描かれています。佃島には佃源 田中屋などの軒が並ぶ風景が残っていて、55年前に次郎くんが走っていた町は、怪獣災害を受けても復興して健在なのです。
次郎くんのあとを追いかけていた郷秀樹青年も、「天安」の前を駆け抜けています。まだウルトラマンと邂逅していない普通の青年なので、この時点で次郎くんに追いつけていない。しかしここまでの時間経過がさりげなく組み込まれていて、怪獣は勝鬨橋からさらに遡上して佃島界隈に達しています。なぜなら、次郎くんたちはすでに破壊された勝鬨橋の方向から隅田川の上流に向かって、怪獣の暴れる場所へと移動しているのです。
この時間経過が、まあまあ砧のあたりから二人が駆けつけていたのかもという推測の材料にはなるのだけれど、なんというか説得力に欠ける感が強い。怪獣に佃島界隈が襲われるまでは、坂田自動車修理工場は隅田川の近くにあったものの、怪獣災害によって避難と立ち退きを余儀なくされ、第二話では世田谷に移転していたのではないかと、劇中設定とは別に解釈したくなります。坂田健さん、意外に財力持ってらっしゃるってことでしょうかね。