Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

鼠の尾まで錐の鞘

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2020年が始まりました。

車体で言えば齢24年のBLUEらすかることスズキエスクードTD61Wは、その年式の通り子年のラインアウトだったことに今更ながらに気が付きました。このエスクードも、いよいよ地球と月を往復して帰還へのカウントダウンに入っております。768800kmという道のりにはそれほどの年月を必要としました。この先壊れなければ、夏には帰りつけると思われます。

傍から見れば、かなりくだらない挑戦です。しかもこれが役に立つのかといえば、「鼠の尾まで錐の鞘」と言えるだけの価値があるのかどうか。「頑張ったけどケチのすること」には喩えられるかもしれませんが、まず世間の関心事にはならないでしょう。

けれども、平成の始まる年からエスクードに乗り始め、ぶれず流されず初代にだけ乗り続けてきたことは、きっと伊達ではないのです。惜しむらくは昭和の終わりに乗り始めていたら、一本芯の通ったエスクード馬鹿になれたのですが(笑)

 

 

Heri ya Mwaka Mpya

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響く言葉

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水戸で四代目宝井琴調の講談を聴く機会に恵まれまして、とはいっても講談の世界は門外漢だから、演目がプロフィールに出てくるものとはちょっと違っている。なんてことは知らずに聴き入ってきました。

しかし、響いてきたのは前振りの談に出てきた「昔はねぇ、人のことを褒める文化がありましたがね、昨今は人を貶めて悦に入る世の中になってしまいましたねぇ」という言葉でした。

むー・・・ そうかもなー。

身に覚えがないわけではないような気がするので ←逃げ口上 襟を正して今年から来年へと引き継ごうと、思うことは思いました。 ←ほんとです

納めに

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15年くらい使ってきた仕事用の鞄の底が擦り切れているのを、昨日遅い昼飯を食っているときに見つけてしまいました。ジャックウルフスキンのタウンユースものは、他にはちょっとない使い勝手の良さが魅力だったのですが、ウェブでカタログを見ても、もうラインナップにない。A4ノートパソコンを入れてニコンの一眼レフを押し込んでも余力があって(まあそんな使い方をしていたから擦り切れたんだろうね)、全体はコンパクト。惜しいけれど、退役です。

なんだかんだで東京勤務リスタートの1年が納めです。部署によっては意外と頼りにされていたことが意外でした(おいおい)が、今になって、好きな仕事をやってきたはずなのに、これじゃない感が湧き出してきても遅いよねえ。

老いて擦り切れてくると、後回しにしていた後悔が綻びの端からこぼれてくるのかもしれません。仕事を話題にするとろくなもんじゃないですが、とりあえず本日で2019年は納め。もっともこの期に及んで今日もあちこち走り回る悪あがきです。

一方、BLUEらすかるですが、やることやっておかないと気持ち悪いというか、毎年のこの時期にどこまで走り切るかでヤキモキだったものが、今週の移動でずいぶん走ることとなりまして。

年内の目的を果たすことができました。納の本日はこれに300キロくらい加算されるスケジュールです。まあまだ先は長いわ。

Silentnight、Hollynight

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「一年で一、二を争う忙しさだわっ」

「あした卒業制作締め切りですっ

「ごめん街頭パトロールだって」

 

ついに一家離散(笑)

星祭りの宵に

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冬至の祭事に、密教系の寺院では「星祭り」「星供養」が営まれるそうで、これはたぶん妙見信仰を修験道あたりから取り込んでの行事なのだろうと思います。つくば市にはそのものずばりの「北斗寺」が所在していて、北斗七星を祭る星祭りが・・・実はここでは2月の祭事になっているというずれもあったりします。うちの菩提寺は曹洞宗なもんでそういう行事はなくて、せいぜい柚子湯を入れかぼちゃの煮つけを食う程度なのです。

ところで我々の地元には、北斗七星を「ヒ(シ)チヨノホシ」「四三(シソウ)ノホシ」と呼ぶ地域があります。さらに北極星を「一ノホシ」とし、北斗七星というよりおおぐま座の β星メラクを「 二ノホシ」、γ星フェクダを「三ノホシ」とも。ここでなぜかα星ドゥーヴェが除外されてしまうのですが、どうしてそうなったのかは謎です。

子供の頃に聞かされたお話は、ちゃんと聞いておくべきでした。

 

 

 

1995Miraklo Knabineto

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射手座で亥年のうちのお嬢も二度目の年女です。そうか二度目かって、前回いつだっけと振り返ってみたら小学生だったよ(あたりめーだ)

その前・・・は、まあ生まれたときになるのですが、あと1日のんびりしてりゃ家族全員1と0と2の組み合わせの誕生日だったのです。せっかちにも9日に生まれてしまいました。それがあとになってえらいことを引き起こすのです。

「どうして自分だけ9が入ってるの?」

などと言い出して父親を困らせたのが8歳のころ。

いや、そんなこと言われてもなー。とも言っていられないので徹夜で考えたのが、全員の誕生日数字をひとりずつ、すべて足していくと、最後にはそれぞれ「3」になるという計算。霰の場合は12月9日ですから1+2で3、3+9で12。この12を分解して再び1+2で3です。

あとの3人は1と0と2しかないので楽勝の3。というわけで当時、我が家の重要な数字になるわけですが、

「はー、そんな困らせること言ってましたか覚えてないわー」

というのが今です。

だけど客観的にみていると、自分の24歳の頃より大人だわ。なんなんだろうこの敗北感(笑)

運航記録

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BLUEらすかるが車検にて、主治医からミライースを貸与されているのですがそれは娘らに押し付け、用途に応じてぷらすBLUEやヤマタノオジロを使い分けています。

すると当然、それぞれ燃料は満タンにして戻すのが不文律です。意外なことに燃料をフルタンクからぎりぎりまで使い切るのが霙で、霰は残燃料表示が三コマあたりで(当然、警告灯点灯には程遠い)うろたえているようです。

入れてやる燃料が少ないならその方がありがたいのは言うまでもありません。でも霰もけっこうとばすしオートエアコン(AC)つけっぱなしだし、四駆のハスラーターボじゃたいした燃費が出てないだろうと思ったら、400キロ走らせて20リッターという実に分かりやすい数字でした。カタログ燃費には到底及ばないにしても、燃費サイトに出ている実燃費を上回っています。田舎で往復約50キロの通勤ですから、良好な数字が出せるのでしょう。

霙の方は、ぷらすBLUEが1日付で積算走行距離として24万キロに達しました。BLUEらすかると比べたら三分の一の距離ですし、そもそも比べる相手が悪すぎる(笑)

気温が下がるにつれ暖機運転を欠かさない性格。そしてとばしませんしエンジンの回転とトルクの出所をうまくつかんでいるので、リッター12キロは維持しています。

今週はこれを借り受け僕が走らせるので、ちょっと距離を稼ぐことになるかもですが、まあそれだって東北との行き来をするわけじゃないので、ロートル車であることを意識して使います。スタッドレスタイヤへの換装は、今週以降の天候と気温の下がり具合を見てからとなります。

 

 

だぶるの喜劇

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もうね、何個来てもこわくないぜ(笑)

とりあえず施工前はこれ

科特隊小僧とウルトラ警備隊小僧は説明不要ですね。МAT小僧がなんで茹蛸なのかは、わかる人ならわかるんです。TAC小僧にはパンを持たせ、白スカーフつけてます。

「それで、どこまでやるつもりよ?」

「うーん・・・まあМAC辺りまでで残り一個を獲得したい」

眞野さんの遺したもの

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いろいろあって取り上げそびれていたのですが、故 眞野孝仁さんがジェーエーシー社長時代に取り組んでいた、間伐材を活用する木造部材「新シザーズトラス工法」が、今年度のグッドデザイン賞のひとつに選ばれました。

ヒンジで組み立て容易であり木造ハウスなどの需要を拡げ、間伐材を通して林業の活性化にも寄与したいというのが眞野さんの考えでした。

この夏に「おかげさまで選ばれそうだよ」とにこにこしていらしたのが、うそのような本当の思い出話になってしまいました。ま、僕の後任がぼんくらなのかそんなものに興味がないのかわかりませんが、仙台じゃ知らされていないようです。だけど眞野さん(いつから「眞」にしたのかちょっと謎。僕のもとにある名刺は「真野孝仁」)のことには多くの人がなにかしら関心を寄せているのか、このブログを検索してくるヒットが絶えません。

彼のことだから、世に出そうとしていた計画はもっとあるのかもしれません。ひとまず僕が拝見してきた最後のプロジェクトが日の目を見ました。