先日の台風あとの東北で大雨のときのことですが、夜中に基地を出て明け方作戦室に戻ってきたものの、あまりの暴風雨で外に出られず、まさかのマンション前の駐車場で車中泊となりましたよ。で、2時間後に秋田へ向けて出発だったひどい話。
今回の台風ではそうならないことを祈るばかりです。だってねー、3代目エスクードだって強風で揺さぶられるし、雨音うるさいのよ。室内ゆったりしてたって寝てらんねーよ。
高山市内の喫茶店で、娘らが買い物から戻って来るのを待つ傍ら、この店のオリジナルブレンドをおかわりしてももう一歩、「箱入り娘」を玄関まで送り出すことができなかった所要時間がだいたい30分。
なにそれ? といえば、パズルゲームです。寸法の異なる駒をずらして、一番奥にいる「娘」を指定位置まで動かす。いいところまでは進むのですが、「番頭」が邪魔をし続けて玄関までたどり着けません。
そうこうしているうちにうちの娘らが合流し、お手上げ状態のパズルを引き継ぐこと20分。
あー、もうオチはお判りでしょうからそれは置いといて。高山は7年ぶりで、妙高高原のつくばーどを控えた前泊でした。全行程は約800キロの旅行になりましたが、その半分以上の道のりを霰と霙が運転。僕は松本から高山までの山越えの往復と、小谷から乙見峠あたりまでしかハンドルを握りませんでした。まーなんて楽な旅行だこと(笑)。とはいえ、家族そろって出かけられる機会なんて、今後は激減していくんでしょうけどね。
話を戻して20分後、霙は見事に「娘」を玄関まで誘導してしまいました。なんでだ? 途中まではまったく同じずらし方をしていたのに!
あわやこのゲームを買って帰るしかないか(1400円で販売されてました)というところを引き止められましたですよ。それにしても、もう少し僕のアタマは回ると思ってんだすけどねえ。
「映画のチケットとったから帰ってきて」まるでマグマの笛か、三人三様でメールを入れて来やがります。こっちは石巻で仕事をしている最中。終わったら仙台に戻って日曜日は寝てるに限ると思っている矢先に、水戸まで来いという職場並みの理不尽。
でも、悪魔は来りて笛を吹きやがるのです。夕方までごろごろして、長町か利府で「ペンギン・ハイウェイ」でも観に行こうかと朧げに考えていたのんびりの日曜日はこれで無しだけど、ひょっとすると奴らがとった映画がそれかもしれない。
ならば仕方がない。と、返信もめんどくさがってそのまま三陸道にあがって常磐道を目指したのです。
↑「ペンギン・ハイウェイ」ではなかった
このアングルではよくわかりませんが、バンパーが垂れ下がっています。つまりインナーフレームがステーを曲げてしまっていくらか前にのめり込んでいるのと、「ガワ」の一部も割れています。10日の夕方信号待ちの停止中に追突された件は、例によってバンパー内部のあの堅牢な鉄の板によって相手の破損の方が悲惨なことになったのですが、主治医が「取り付けステーいっちゃってます」という診断で、BLUEらすかるは酷使の日常から解放されました。
主治医のところに、初めて見るTA01Wが。3型なんだけれどこっちもバンパーを修理した痕のある個体。いつのまにか主治医の近所の人が乗り出していたそうで、燃料ポンプが壊れてエンジンがかからなくなったとか。
放棄するって話になったら・・・と一瞬危ないことを考えましたが、直して乗り続けてくれるそうで、いろいろとほっとしているわけです。
しかしこのタイミングで入庫を余儀なくされて、妙高高原どうすんのよ? と途方に暮れかかったことも事実。いや妙高に限った話ではなく8月末から9月にかけても激務が待ち受けているのです。
もう今回ばかりは、ぷらすBLUEではそれに耐えられないので、これで切り抜けることになりました。TECHらいのす、4年ぶり3度目の代走です。
霰と僕の休日がかみ合わないので、彼女が仕事を終えて帰宅した後にオジロを借りて試運転に出ました。
改修点は教授さんから提供されたリアサスのタワーバー取り付けと、リアサスに一世代前のスペーシア用ショックアブソーバを換装したことです。これで若干の剛性確保とともに、ストローク不足を補えるはず。バーは後席シートベルトのアンカーに共締めするため、当初計画していたスペアタイヤ装備はあきらめ、リアシートのスライド量も少なくなりました。
自分で運転しちゃうと後席の乗り心地を試せないのですが、ラフにコーナーへ入ってもリアが踏ん張るようになったので、基地の近所のコーナーや分岐点は理想的な侵入角で走れます。
ただし、そのラインだといちいちセンターラインはみだし警報が鳴り響くばかりか、首から右肩にかけてが悲鳴を上げるという(笑)
路面の凹凸を拾っても吸収しきれずバタついていた突き上げ挙動も幾分少なくなりました。これ以上はタイヤそのものを変えないことには先へ進めない感じです。が、現状でも悪くない。だけど限界がいくらか上がったという点については、霰には言わず、追々乗りこなしていくのを放置した方が安全でしょうかね。
超神ネイガーといい岩鉄拳チャグマオーといい、長年知っているのに会ったことも見たこともない超人たち。先日、遂にグッズ取り扱い店だという張り紙を見つけ、しかもこれ初見の出羽戦士じゃんかよと喜び勇んで店内をくまなく探しましたが影も形もなく・・・
なんでそんなのいつまでも貼っとくんだよー(泣)