和牛の祭典とやらがすぐ近くで開かれているというのに、そんなもん見に行く暇はないのであります。
そういう人たちは意外に多くて、混雑する夢メッセみやぎに行くくらいなら近場の店で。と思っているらしく、さらに意外なほどに事務所の近所に仙台牛を専門とするお店が沢山あるせいか、ちょっと出かけて帰ってきたら近郷近在の駐車場がことごとく満車でやんの。
いつ食いに来たって味も値段も同じだろうがよーっ
というわけで、どちらかが仙台牛で、どちらかが常陸牛です。
判る人手をあげてー!
和牛の祭典とやらがすぐ近くで開かれているというのに、そんなもん見に行く暇はないのであります。
そういう人たちは意外に多くて、混雑する夢メッセみやぎに行くくらいなら近場の店で。と思っているらしく、さらに意外なほどに事務所の近所に仙台牛を専門とするお店が沢山あるせいか、ちょっと出かけて帰ってきたら近郷近在の駐車場がことごとく満車でやんの。
というわけで、どちらかが仙台牛で、どちらかが常陸牛です。
判る人手をあげてー!
そんな商品なので通販は不可能、店頭販売のみという「栗やが創ったもんぶらん」は、タルト生地に濃厚なモンブランペーストが盛り付けられた生菓子です。濃厚というより、これ生地を除けば栗しか使っていないんじゃないか?
地元の生産者が工夫を重ねて郷土の素材を食文化に押し上げてきたのは、ここ10年ほどのことですが、ただ田舎の町というわけではなかったのだなあと今更の目から鱗な一品。
価格も冒険しています。実際、これで大丈夫?という割高感があります。しかし午後から出かけて行ったらもう品切れ寸前というし、予約注文して買い求めに来ていたお客さんは東京からやって来たと。いやいや・・・それはありがたいけれど45分で帰宅できるのか?と余計な心配をしてしまいます。
もちろん、生産・販売している小田喜商店さんでは保冷材もつけて保冷パックに入れてくれます。生クリームの味がない、栗のみの甘さというのは好みが分かれるところかもしれませんが、今年は8月半ばまで販売するそうです。で、今日は試食会があるらしい。ひとまずEレイドの課題にも取り上げました。
あー・・・那珂川行かなきゃなんないんだよ、どうすっかねえ。
親会社が売却することを報じられたのが5月のこと。1970年に日本初のハンバーガーショップとして誕生し、20年前には全国で355店舗あったそうですが、自分の生活圏からはそれ以前に店舗が無くなっており、すっかり縁遠くなっていました。
ドムドムハンバーガーは今回の経営譲渡によって現存する55店舗のうち36店舗を手放し、残りは閉店かクレープ屋への転換を図るとか。
自分が10代の頃は、学校へ登校するため降りる駅のバスターミナルに大きな店舗があって、ベーコンレタスバーガーだったかベーコンエッグバーガーだったかを注文し、さらにマクドナルドのそれよりも種類豊富なシェイクを飲むのが楽しみでした。あの街では少なくとも、マクドナルドの進出以前にドムドムがハンバーガーを売っていて、文字通り日本初を標榜していたのです。その後しばらく通いながらも、駅前再開発によって撤退していき、縁遠くなってしまいました。
てっきり、ドムドムというフランチャイズ自体が消滅したと思い込んでいたのです。調べてみたら、身売りの憂き目にあいながらも、茨城県内ではまだ坂東市内で1店舗が現役とわかり、そりゃもう行くしかないだろうよと出かけて行きました。今、全国的には大阪に最も多く、次いで和歌山と千葉と神奈川。それらが今後どんどん消滅していく中で、坂東の店舗がどうなるのかはわかりません。派手さのないバーガーだけれど、レタスとトマトとパティの絶妙な味わいが懐かしかった。
山形づくし月間もたぶんこれで一区切り。今回の案件に関しては(そうです。あくまで今回の、だけな)仕事も一段落したし部下がそこそこ頑張ったので、少し奮発してご褒美してあげようと中華を食べに訪ねて行ったチャイニーズレストラン「CAREN」は、間違いなく中華料理のお店なのだけれど、そのスタイルがフレンチであるという変わったところでした。ご褒美的にはコース料理ををとらねばならんよなと、三種類あるうちの真ん中のやつを注文です。
・前菜三種盛←甘辛ピリ辛といろいろな味が楽しめる
・海老チリ料理←蒸しパンで包みながら食べる
・CARENの特製茶碗蒸←XO醤ソースと貝柱の下に茶碗蒸しが隠れている
・豚肉とキノコとジャガイモの炒め←レタスで巻いて食べる
・スープ←ここまでがパンチの利いた味シリーズなのであっさりした卵とオニオン
・チャーハン←平日だと大盛り可能(ただしかなり満腹感が満たされているので覚悟がいる)
・デザート←これはすごいという濃厚さの杏仁豆腐
豚肉の炒め物あたりでけっこう満腹感が漂ってきます。ここまでが濃厚な味付けでもあり、飲み物を多めに飲んでしまったため、ちょっと待てまだスープとチャーハンがあるのに完食できるのか?と心配になってきます。デザートは2種類出していただけ、カボチャのプリンはボディブローが来そうなので部下に。
しかし杏仁豆腐がまた強敵でした。
オーナーシェフの荒木 徹弥さんが、すべて1人で調理しています。ヌーベルシノワと称するのだそうです。訳しにくいけれど「新しい中華料理」という造語だとか。なんで訳しにくいかと言えば、「料理」に相当する言葉が入っていないから。いやしかし、美味しいからいいじゃんよそんなこと。
食材の吟味に余念のないことを想像できるのと同時に、野菜類のおいしさに、山形県ってすごいなあと感じるのです。お店は2003年に開いたそうですが、山形市の都心部からはいくらかオフセットした、車でないと(特に仙台からは)たどり着きにくいところにあって、それだけの長い年月やっていけているのは、食材と荒木さんの一心同体のなせる業なのでしょう。
ウエストウインの島社長からいただいた茅乃舎さんの卵かけ御飯専用醤油(福岡)というのを開封し、筑波山麓で採れた米を炊き、蔵王町で買ってきた卵で食います。
その際醤油のラベルを見ていたら、鹿児島の鰹節は順当として、北海道の昆布が使われていると。
おぉ、西日本すっ飛ばしちゃったけど、なんか日本列島をまたにかけた味わい。
ただちょっと甘い・・・ というか、普段は何も工夫せず普通の醤油をかけているので、卵かけご飯のための醤油というのは総じてこういう味なのかも。