サヤエンドウを諦めて、代わりに植えたインゲン豆。
すくすくと育ってきたので、試しに少し食べました。
塩ゆでしてみたら、ほんのり甘みがあって旨い♪
よしよし。次は胡麻和えだ♥
先週出かけた福岡県では、エスクード絡みの取材や呼子朝市行以外に、「月攻略ミッション」を企てました。ウエストウインから目視できる場所に「三日月食堂」というカレーとナンの店があるのです。これは外せない。としても、三日月があるなら満月もあるんじゃないかと探してみたら、大宰府にあるわけです。これもまた、車移動ならウエストウインから三十分くらいの距離感です。空港に迎えに来てくれた島社長は「スピードパーク恋の浦」に案内してくれるつもりだったのですが、
「島さんすまんっ、大宰府連れてって!」と懇願して太宰府天満宮近くの「まん月堂」へ向かいます。実は島さんにしても同行してくれたTJさんにしても、大宰府というのは青春時代の街だそうですが、この店のことはご存じなかったそうで、いったい何事なのかを説明しなくてはなりませんでした。そこはすっとばして、まん月堂は博多仕込みのちゃんぽんのお店です。鳥から揚げも美味いです。
このあと後藤選手のエスクードメンテナンスを視察に行くのですが、その途上TJさんから「日本最古の梵鐘」の話を伺い、それが見られるというので観世音寺に立ち寄り(大宰府まで来て天満宮に参拝しないのか。という突っ込みは不許可です)
かつては三町ほどあったという境内は今でも広く、古樹が生い茂り、涼しげな風が渡って来るので食休みにはもってこいのインターバルです。
翌日、呼子朝市からウエストウインに戻り、遅い昼食に出かけたのが「三日月食堂」。まさしく灯台下暗し。ウエストウインと月との往復距離は、わずか600mというところです。
ここを攻略できなくとも、まったく別のクロワッサンの店として、三日月屋というのが福岡空港内に支店を出しているのでミッションは盤石(後述するけど、まあウソ)ですが、どうせならここで食わねば。
インターネットを検索するとインドカレーの店として出てきますが、お店曰くネパールカレーだそうです。野菜を煮込んだベースに、注文を受けてから各カレーに合わせた香辛料を加えるなどの旨みの引き出しをやっているとか。最大5倍の超激辛・・・は避け、普通のポークほうれん草カレーを注文。大き目のナンはお代わりできると島社長が教えてくれましたが、1枚で充分だったね。サラダには10種類ほどの野菜が使われています。
というわけで、福岡に行ったら月を攻略というミッションは完了・・・
僕がスズキエスクードの最初の1台に乗り始めた年に開店したレストラン。それ以前はラーメン屋で、学生の頃は自転車で通い、免許をとってからはジムニーで出かけていたのですが、レストランに転向したらトロピカルな内装に模様替えされ面食らったのは昔話です。
先日そこを通りかかったらまだ看板もそのままに営業している。もう15年以上遠ざかっていただけにこれもびっくりで、立ち寄りました。
ランチの内容は変わらず・・・さすがに経営は大変のようで、トロピカル感は薄れ営業時間も15時で閉めてしまうとのことですが、なによりうれしいのは内容だけでなく味も変わっていなかったことでしょう。街なかで行きつけだった店は9割がた無くなっていますから、勝手ながら懐かしい思いも募ります。
ジムニー時代(の最後)に家内とデートで出かけていたお店でもあります。その頃の家内と同じ年頃になった霙の運転でここへ来ることになろうとは・・・
この三月にネクスコ東日本のイベントとして、三度のどんぶり王座決定戦のグランプリが決定していました。知らずにいた意外な話で、つくばーど基地から最も近い友部SAの上りフードコートからの出品が、このイベントの過去二度のグランプリ獲得であったことは驚きでしたが、今回は守谷SA上りからの作品に王座を奪取されたようです。友部上りは準グランプリ。
で、それらは誰もが食いに行だろうから、こちらは友部下りの出品。
「霞ケ浦帆曳船七福丼」と名付けられたこれは税込み980円。
俵メンチ三個(常陸牛、行方産米豚、茨城県産れんこん)
揚げかまぼこ三種・霞ケ浦産佃煮(川エビ、わかさぎ・ゆず、しじみ)
奥久慈蒟蒻のポテトサラダ
奥久慈卵のゆでたまご
茨城県産紅あずまの大学芋
鴎の形をした大根の浅漬け
ライスペーパーを揚げた帆にマヨネーズかけ
というお品書きが添えられていましたが、不思議なことにそれ以外にこの店の名物である豚肉の炙りも一切れついておりました。
帆が固くパリパリ感のなかったことが残念でしたが、小さ目の俵メンチが三個というのが買い得感ありで、ソースとケチャップマスタードが用意されている。かまぼこに添えられるわさび醤油は県産の「紫峰」を使っています。蛇足ですが味噌汁付き、器は笠間焼。
ゴージャス感でグランプリ、準グランプリに敗退したのかもしれませんが、値段も中身も腹八分目で考えたら、かなりの秀作だと思います。友部上りの今作がゴージャス方向にインフレし、守谷上りも同様ながら価格を抑えた点で優勝しているような気がします。仮に、この値段で帆のパリパリ感が実現し、炙り豚が二切れだったら・・・というのはまあ判官贔屓な印象かもしれません。
友部下りのもうひとつ。腹八分目どころかこれは絶対に誇大広告だろうと苦笑したのが、売れ線で出ている豚丼の最上位にあたる「筑波山」の見本。肉八枚乗せの大盛りの上を行く十六枚だそうです。いやこれはもう筑波山どころか八溝山だよ。と思うのですが、そこはここが友部SAなので、常磐道としてはまだ通過していない八溝山の名前を禁じ手にしているところが律儀です。さてしかし現物の筑波山はどの程度のものなのか、恐ろしくて注文できません。
どなたか挑戦して写真のひとつも提供してくださいませんか?
「この1年でだいぶ好き嫌いも食わず嫌いも解消してきました。あぁ、食べてみて嫌いになったものもありますけど」
と、切り出しながら霙が「一念発起して食べたいものがある」と。はて? 確かに昨年からいろいろなものを食わせるためにあちこち連れだしていたけれど、ここへきて何がたべたくなったのよ?
「あのですねー。みんな美味しそうに食べてるけど、鰻ってそんなにおいしいんですか」ななな・・・何を言ってくるかと思えばこの季節にですかい(わかってて言うならこいつ通だな)。そう言われてみれば、けっこう雑食なんでも食べる霰に対して、霙は見た目の警戒心も手伝って、この献立については今まで手を出していませんでした。
となると、それなりにお勧めできるところへ連れて行かねばならないし、食ってみたらだめだったの際に備えも必要? ってんであてにしている鰻屋さんにかくかくしかじかと。
「お嬢の鰻重デビューなんて光栄じゃないですか。冬は旬ですからぜひどうぞ!」
即座に、不要だったけど予約を入れてもらって、笠間稲荷横で麦飯と鰻をやっている量深さんへ出陣です。
「じゃああたし特上ね」 ←お前はどうせなんでも食うんだろうっ
という霰と違って、やはり霙は注文に悩んでいる様子なので、半分は厚焼きの出し巻き玉子を載せてくる「うなたま」にせよと助言。無事に鰻は美味しいという初陣成果を上げることができました。しかしだ、冬場は鰻の脂がのる旬で、1月あたりにも土用の丑の日があるのは知っていましたが、さすがにこの時期は空いています。
水戸市で行きつけだった喫茶店が昨年秋に閉店して、様々な条件を満たしてくれる隠れ家がまた一つ無くなっちゃったなあと思っていたのですが、その店舗が別の経営者に買い取られて新装開店していました。時代の趨勢で喫煙はテラス席のみに狭められてしまいましたが、店内はほとんどそのまま引き継がれているので、よく使っていた席にお邪魔してモーニングを頼んだら、コーヒー類はかなり幅広く選択できる献立。それではカプチーノを注文すると、意表を突かれましたよ。
聞けばひたちなか市に本店のあるこの店は千波のここが四店舗目で、市内のもう一か所と柏市の病院内の店舗ともに、いろいろなデザインのラテアートを載せてくれるそうです。
しかしだ。運ばれてきたカプチーノに、なぜ「ミミンズク」が描かれていたのかは、たぶん深読みするほどのことじゃないとは思うんですが、まさかこちらの本性を見抜かれたのか?
喜多方の坂内食堂とフランチャイズ契約する「麺食」のサイトを見ていたら、かつて千葉勤務時代に通っていた小法師が二つとも無くなっていました。そのうち片方はリピートしないわここは、というひどい味の店でしたが、もう一方は、関東でこれだけうまい喜多方ラーメンが食えるとはと驚いたものでした。素人でもわかるくらい、味にばらつきがあると感じているのがここの系列店の数々です。その意味ではおそらく存在するであろうレシピよりも、創意工夫の繰り返されたところが千葉市内の小法師だったのでしょう。
しかしその千葉に匹敵するお店が潮来にあるので、うちの女性陣もお気に入りにしており時々通っていたのですが昨年10月、潮来へ走る半分の距離で済む水戸の郊外に新店舗が開店しまして、したのはいいんだけれど馬鹿みたいに混雑して駐車場にも入れずしばらく静観しておりました。
そこに出かける機会を得られ、さてどんなものかなといただいてみると、あぁなかなかうまい。でもやっぱり麺のゆで方は潮来には及ばない。そのあたりはここのお客さんの好みでしょうから、総じて言えばいい店ができたと思えます。
そしたら茨城にはもう1店舗、日立にもあるそうで、意外な展開でびっくりです。なぜならダントツの東京都内を除けば、一つの県内に3店舗置いているのは三重県だけ。東北なんか、本家を別にしても岩手県に1軒しかありません。
なんかつまんないところに優越感抱いてしまいましたが、これはひょっとしてそのうち、もう少し近所にもやって来るかも?という期待を寄せてしまいます。まさかあの千葉の、いつ行ってもビリー・ジョエルばかりが流れていたへんてこな小法師が再現されることはないでしょうけど、県内3店舗の盛況はぜひ呼び水になってほしいものです。