サンシェードしててもこれだもんなー。 写真撮ろうと用意してる間に2℃下がっての41℃。 同じころ自宅のリビングは33℃でした。 猫ずは僅かに風がくるところを探して あちこちで伸びてましたわ。
昔は夏至から数えて11日め、地方によっては7月2日から七夕までの5日間とも伝わる「半夏生」。しかし今年は7月1日がその日でした。どうやら現在は天球上の黄経100度点を太陽が通過する日と定義されているようです。周期的に2日あたりが3年続き、1日を一回挟んでまた2日が3年巡ってくるようです。7日までの5日間説があるのかと言えば、農家の物忌みの日であり、半夏生前に畑仕事や田植えを終える節目でした。この日から5日間休みに入る地方が5日間説をもたらしたのでしょう。
その諸説の中の七夕まで説を拾えば、今日(5日)に半夏生について書いてもまあ罰は当たらんだろうといい加減なんですが、7月2日、ことしもタイマーでも設定していたかのようにヒグラシが明け方初鳴きしました。僕の知る限りで基地の庭先でヒグラシが鳴き始めるのにずれはありません。日中の真夏日も定着してきた7月上旬でも、夜明けくらいの時間帯は20℃あるかないかで、ヒグラシが秋の季語だという風物にも合致しています。夕暮れじゃなくて明け方というのはご愛敬です。
他記事の優先度やカテゴリの重複を避けたために今頃書いていますが、写真だけは2日の夜明けに撮ったものです。月齢25.6の有明月が東の空にありました。農家の方々ほど勤勉な僕ではありませんが2日は徹夜仕事明けでしたから、朝のまだ冷たい空気を吸って、なかなか健康的じゃねーかという時間をわずかに過ごしてそのまま寝床に入っておりました。相対的にはかなり不健康です。でも平日に昼まで寝ていられるのはいいよねえ。
1971年7月3日のこと、ショッカーはメキシコで戦果を挙げていた改造人間サボテグロンを日本に派遣し、仮面ライダー抹殺をもくろむのですが、このとき仮面ライダー本郷猛はそのショッカーヨーロッパ支部の動きを察知して既に国内にいない。しかし組織内では二人目のバッタ型改造人間が脱走した状況が周知されていたので、サボテグロンの派遣はこの二人目を誘き出すことが目的だったようです。ここから両者の裏のかき合いが展開するのだけれどそれはさておき。
「変身」というプロセスは本郷猛も行っていたわけですが、仮面ライダーの醍醐味であるにもかかわらず子供が真似しにくく、ここに大きな梃入れがなされ、掛け声とともにポーズを決めてスイッチを起動させるというエポックが追加されました。もちろん彼よりも先にスペクトルマンこと蒲生譲二がやっていた「ネビュラ71、変身願います」と叫んで認証を取りつける姿もポージングの一つですが、社会は一文字隼人に「変身」のパイオニア的位置づけを与えたようです。
この瞬間、仮面ライダーが2人いる、という斬新な設定も誕生し、それぞれが世界のどこかで離ればなれながらも通じ合い共闘する展開が、「変身」にとどまらず仮面ライダーの存在を深めたのだと思われます。これもウルトラマンを呼び戻しに来たゾフィーがいるんですけど、ある意味押しのけられています。奇しくも新ウルトラマンを助けにウルトラセブンがやって来るのは、「魔人サボテグロンの襲来」の翌月のことでした。仮面ライダー二号、偉大な功績者です。
普段つかっている汁椀が、木目に沿ったヒビが入って なんとなくじわじわと漏れはじめ・・・ 新しいの買おうかなーと思ったところでふっと 「・・・漆器って補修出来なかったっけ?」と 検索したところ、福井の方にWebで修理受付してくれる お店を見つけたので、依頼してみました。 ヒビの補修と天縁の朱漆仕上げで送料もろもろ合わせて 4000円ちょっと。 購入価格考えたら4個買えるぞ(滝汗) でもまあ、一回くらいそういう経験もいいかと頼んだ お椀が本日戻ってまいりました。 ・・・どこがヒビだったんだっけ?っていうくらい ツヤツヤピカピカ☆ 「一ヶ月くらい経ってからご使用ください」との事 なので食器棚でしばし寝かせます。
何やらスズキがわざとらしくティザーサイトのフライング公開までやったらしい「フロンクス」が、近日(秋?)出るぞの報。ビターラはビターラで海外販売が続くわけですが、国内ではブランドとしてのブランニュー乍ら、早くも「エスクードの後継」と囁かれているのがなんともはやむにゃむにゃなげほげほです。ОEМの売れ行きに押されちゃうんじゃないかと不安材料しかないんですけど、作ってるのがスズキだから損にはならないのか?
それよりも、自動車デザインの流れがまだこの手のクロスオーバーであることの方が、憂いは大きいです。ほんとにこのところのスズキは小型車セダンをやらないなあ。
それとどうでもいい話ですがこのテールランプ。なんだか仮面ライダーガッチャードっぽくて(笑)。もうあの番組も終盤で9月には新しいの出てきますが。
2019年の今頃でしたが、「STANDARDBLUE」という海洋冒険漫画のことを書いていました。あれから5年経って、現実の世の中もこの漫画の舞台である2024年になってしまいました。98年に初出しされたこの物語は前回感想を述べたとおり、紛争もビーム兵器も戦闘ロボも出てこない、出す必然性の無いフォーマットの中で、海洋環境と深海作業で父を失った娘にだけ的を絞り、近未来の日常とSF世界を淡々と描いているところが好きなのです。
余談から書いてしまうと、本筋とは関係ありませんが冒頭で航空機が不時着水し沈没する場面が出てきて、主人公の少女もここで多少活躍しますが、犠牲者ゼロで避難成功するという、なんだか予言めいた2024年パートにもなってしまいました。主人公は海で父親を亡くした境遇から、海難に敏感で自ら救助に飛び込んでいく経験も思慮もへったくれも無い性格ですが、その行動が亡くした父親と、確執を持つ母親との対話につながっていきます。
物語は父親への慕情との決別、母親との相互理解を得て大団円を迎えます。そこに至る本編最大の海難に対して、経験値の浅い彼女が救助をやってのけるくだりは、まあその直後の自分自身が生還するお話を立てないといけないので突っ込みどころであってもスルーしますが、それからさらに数年後の彼女も手短に描かれており、現在でもまだ見ぬ近未来の大団円というところが、この先何度も読み返していける楽しみを内包しています。