彼岸のお墓参りに行ったら、敷地の中の桜が花をつけてました。 っていうか、ほとんどの木の葉が落ちてて丸坊主でビックリでした。 あまりの暑さと雨の少なさで生命の危機感じちゃった?!
米沢まで北上したところで、まさか朝から牛・・・ってわけにはいかない年頃なんだよなと、適当に喫茶店らしき店を選んで席に着いたところ、先に注文して支払いという仕組みを説明されてショーケースの見本を見に行ったらこれがほとんどパフェ。しまったここはフルーツパーラだったよと思ったけれど、じゃあいいですと言うのもかっこ悪いなあとケースを見直したら「朝パフェ」なる張り紙を発見しました。米沢周辺と置賜地方でやっているらしい。
果物をヨーグルトで和えたものなので食いやすそうだとコーヒー付きでこれをいただきながら、公式サイトで参加店を確認し、午前中を基本ルールとして食べ歩き、インスタグラムに投稿すると抽選で賞品が当たる。このアイデアは面白い。とは思ったのですが、よーく考えてみるとたぶんどこへ行ってもパフェ攻撃。いやーそれってさー、おぢさん一軒目でもう満足感と満腹感に満たされるわ。どうあがいても若い人たちの真似はできませんわ。ただしこの店のはとても美味かったですよ。
後任の後任から泣きが入って急遽、山形行です。24日一日で新庄とか山形とか宮城・村田の客先に「うん」と言わせる納得してもらうための日帰り出張。後任の後任が同行するのが筋ですが「来んでもいい」と押しのけて、23日には単独行で米沢で朝パフェと遭遇し(あとで書きます)、蔵王で温泉につかり、山形牛を食って芋煮をすすって贅沢させてもらってました。いやもちろんここは自腹です。でも源泉かけ流しの露天風呂なんてさ、久しぶりなのよ。
事前には鶴岡、酒田、新庄と時計回りの単独行を考えていましたが先週末の荒天でこれは断念し、米沢から東根と天童まででリスク回避しての蔵王です。朝イチで新庄まで北上して山形へ戻り、蔵王越えの末遠刈田から村田に回るという手堅いルートとなりましたが、紅葉にはちょっと早かった。で、村田での仕事を終えて帰路に就こうというとき、たまに暇つぶしでやっているdocomoのゲーム友達からこんな招待が来ましたよ。
今ではハンガリーワインの買い付けと販売をやっているスズキですが、90年代には「スズキ・エスクデロ」なるボトルがJCJの会報に載っていました。スペイン産です。現在でも、というより創業170年を超える老舗中の老舗「ボデガス・エスクデロ」のワイナリーは、マドリードから北のフランス寄りに350キロほど走るリオハに、いくつかの醸造所や販売拠点が点在します。19世紀にボルドーワインが害虫被害で壊滅的な生産減の危機に瀕し、リオハに生産地を移したのが始まりです。
エスクデロというのは人名です。現当主は五代目だそうで、1988年に生まれたエスクードは国内ではカタログ落ちしていますがハンガリーでは四代目が作り続けられているので、いずれ五代目に追いつくかもしれません。
前述のとおりこれは当時のスーパースージーに掲載されたものなので、果たして本当に「スズキ・エスクデロ」として取引があったかの真偽は不明です。国内でよく手にする機会があるのはチリ産の「エスクード・ロホ」です。エスクデロのこの会報記事に関してはなんか駄洒落的茶目っ気にも思えるんですよねえ。
夜な夜な台所の窓に張り付く姿は、ショッカーの怪人ヤモゲラス・・・ではなく、ニホンヤモリそのものです。だいたいが「仮面ライダー」に出てきたヤモゲラスって、体表は黒基調で腹などに赤い模様が走っているから、どう考えたってイモリ。原作者や東映の人たち、白基調では強そうに見えないと思ったか、イモリとヤモリの区別ができなかったかですが、たぶん「イモゲラス」ではかっこ悪すぎのオチなのかも(実際ヤモゲラスは弱かったけど)
ニホンヤモリ、と呼ばれていますが平安期以降に渡来してきた外来生物だそうで、シーボルトによって「これ新種ね」と識別されたものだとか。最近では郊外での発見例が少なく、都市部での棲息例が多く観察されているようですが、つくばーど基地は山の中ですから、こいつらよそから来たのではなく古来、この辺を住処にしていたのかもしれません。夜行性で光に寄ってくる害虫を食ってくれる益獣でもあり、家につくので守宮とも家守とも綴られます。
そのような故事と生態から、ヤモリは縁起の良い生き物だと教わってきました。うちの先祖は宿屋でしたからそういうものは代々伝えられてきたのです。殺人光線でテロを行おうとするショッカーの怪人は、極めて迷惑な設定だと言えますが、ボクサーにノックアウトされたり自組織で(設計図盗んで)作ったデンジャーライトを浴びせられて倒されちゃうくらい弱弱しい改造人間でした。いやいやしかし、二匹も出てきてくれるとは。
初代エスクードはショートモデルが四人乗りで、ロングモデルが五人乗り。我が家は現在フルメンバーでも四人ですから乗車定員に問題はありませんが、ふと気がついたらばドリンクホルダーが標準では二名分しかないのです。僕自身は運転席側の送風口に後付けしているけれど、助手席側ではこれは困難。日頃は僕一人だし仕事を持ってから娘らが揃って乗り込むことも少なくなったので標準装備のホルダーで夫婦分は確保できるのですが、乗車定員は五人なのよ。
たまに家族総出で出かけてファストフードのドライブスルーなんかに立ち寄ってしまったら、一人分のホルダーが不足するのです。今更気がついた話、メーカー割り切ってやがったなあという時代の装備。これがハスラーになると、後席側の使い勝手は悪いけれどドアの内張りに標準の500ミリペットボトルは突っ込めますし、前席には両サイドに格納式ホルダーが付いております。初代エスクードのショートなんか一人分も付いていませんでしたよ。
評判高く有名な「名代」の代理を勝手に表明しての「名代」ということで、名代富士そばがダメなら名代箱根そばって手もあるんですが、これは我が家でだってできるわと「コロッケ蕎麦」(うちは漢字にしました)をつくばーど®流儀で作りました。麺は大盛り、コロッケとわかめ載せです。和邇さん流儀ではコロッケが二個になるらしいですが、蕎麦すすってるうちにコロッケが水没してぐずぐずになってしまうので一個が限度です。
そもそも起源も作法もあいまいな「コロッケが載ったそば」ですんで、どう作ってもかまわない。名代箱根そばなんかはカレー味のコロッケですし、最古と云われるそば処よし田(旧吉田)では鶏しんじょです。東京名物と宣伝している名代富士そばが最もスタンダード。でも、それらのいずれにも刻みネギ(よし田だと長ネギも)がついてくるので、我が家では某テロリストとは関係なくネギ抜きでやります。ついでに、商売じゃないので原価的には最も安価なはず。
とか言って面白がっているときに
「コロッケそばを食べる人って、ちょっと変わってません? まず、天ぷらそばじゃない?」