美味しいお酒を飲ませろーと、久しぶりにワインバーへ。
お料理とワインでお腹は満足だけど、懐が寒いぃ(爆)
ま、たまにはよいかな。
たまには・・・ね。
二週遅れで書いたってしょうがないんですけど、島本和彦さんなんかの世代だったら、物語の結末に夢落ちを持ってくるのは第一級の最低品だと言われていたはずなんですよ。
なんだってできちゃって、いいように終わらせられるもん。
「アオイホノオ」はこれまで、基地で録画して周回遅れで観てきましたが、あれを夢落ちのように終わらせる必要はないんじゃないか。言っちゃあなんですが、原作よりもライブのテンポの良さが勝っていると思っていたんだけど、作り手のハードルがずいぶん下がっているってことなのか・・・
夢落ち疑惑で言うと、nextgenerationパトレイバーの第四章もようやく観ることができまして、前章エピソード5から前後篇で描かれた熱海と大怪獣の話も、なんとなくゲスト出演の海洋学者の夢落ちか妄想の産物くさい怪しさが漂っています。しかし特撮部分以外を監督した押井守さんの狡猾さは、そのあたりをけむに巻いて受け手の判断に丸投げしちゃってます。
というより手の内が前篇の段階で丸わかりだったんだけれど、それすらも計算ずくでの「熱海で怪獣映画を撮りたい」野心にこの企画をまんまと利用した賢しさが透けて見えます。地元だけあってロケへの協力体制づくりはたいしたものです。
でもどう考えても前後篇もの長さでやる話なのか?と思います。この一遍だけプラス20分、でよかったんじゃないか。少なくとも前回のあらすじの無駄な長さを見せられると、前後篇分の撮影量には足りなかったんじゃないか? 助手の特技監督による怪獣シークエンスがCGではない特撮で良くできている分、ろくに動く場面のない戦車だのイングラムだのをどうにかしなさいよと言いたい。
僕自身は、仙台市内でとんかつでもメンチカツでもロコモコでも出てくる蕎麦屋を知っているので驚くには至らないんですが、初めて案内された人は
「なんでー?」
と目を丸くするので、林道ツーリングのあとに誘導したのが、山形県庁近くの「綾波」。ご主人が海上自衛隊出身なのです。どこかのアニメーションのヒロインの少女とは因果関係ありません。86年まで運用されていた護衛艦(晩年は特務艦)の艦名で、ご主人の乗艦だったのだそうです。
元祖、と掲げているのは山形県特産品の紅花を蕎麦打ちに盛り込んだ、紅花蕎麦を出していること。更科とはちょっと違うつるつるの食感を持つ鮮やかなピンクの蕎麦です。これは10割が苦手な僕にとってはありがたい趣向。平日の昼どきに行くと、サービスに天ぷらをつけてくれるばかりか、頼んだものが天ざるだったりすると天ぷら以外の一品を出してくれる嬉しいお店なのです。
にもかかわらず、紅花蕎麦、という言葉で連れて行き、煮込みハンバーグも食えるぞ、と薦めてしまう極めて不謹慎な客が、僕です。
結果、パジェケンさんもコムロさんもハンバーグ定食セットをチョイスするというお約束で粋なリアクションを示してくれるのでした。
サービスの一品は、海老天とハス天でした。
たまに正式告知もせずに唐突にやるのですが、仙台市から山形市まで高速も国道も使わず、しかも最短距離で奥羽山脈を越えてしまえというツーリングを企画しました。このルートは林道二口線として仙台市の秋保から山形市の山寺まで、最大高度で標高1010mくらいを越えていく、今も昔も崩落ひとつで封鎖される難所です。
とか言いながら実際にはローダウンからセダンまで、別に四駆じゃありませんが何か?と開き直られそうな車も行き来している、開放状態なら渋滞必至の意味でも難所なのです。そんな所なので、告知はせずに近所の人に声をかけての敢行です。
はい、つくばーど作戦室のある宮城県の隣県に住むパジェケンさんと、つくばーど基地の隣町に住むコムロさんです。隣の人なのです、2人とも。広義には間違っていないです。はいそこ、細かいことに突っこまないように。
二口線の現状は、まだ補修工事や治山工事が続いていますが、本年は特定日を除き、11月3日まで山形市へ抜けられます。紅葉シーズンゲート開放初日の朝をねらって出かけた結果・・・紅葉はまだ見ごろとは言えませんでした(涙)
行ってきたレポート ←大味すぎ
林道を二本と半分走って、まさかの11時に昼飯。正午に流れ解散という、なんだこりゃ朝練かよ? という番狂わせ。いやは告知して大勢参加があったら大迷惑をかけるところでした。
やっぱり隣の人たちだけでよかった(まだ言うのか)
フジ・オートに出かけて、和光ケミカルのRECSを施してきました。
渡辺代表のブログによれば「クルマの点滴」ということでしたが、洗浄剤の注入に使用するツールはまさしく医療用の点滴用具。だからこれの製品化にあたっては
「メーカーは医療器具の転用認可をとるのに苦労したらしいですよ」(渡辺代表)
まあ転用は転用なんですが、車に対する医療であることには違いないです。それを役所は医療と定義しないのだけれど・・・
2500ccのエンジンには、200ccちょっと(分量見るの忘れた)を点滴します。これが約40分。渡辺代表はその間、細かく点滴速度を微調整したり、BLUEらすかるのアライメント状態を即席で点検したりします。どうも右前輪がほんのわずかに前側にずれているようです。
アイドリングしながら点滴された洗浄剤は、エンジン内のカーボンを除去します。その後、排気圧を上げていくと膨大な量の白煙を吹き出すのですが・・・
「おや、煙が少ないというか、途切れるのが早いですね。雷蔵さんは普段から長距離を走るから、カーボンの付着が少ないのかも。オイル管理もしっかりしているということですね」
むー、エンジン洗浄剤と燃料添加剤はあまり使わないので、普段入れているオイルに組み込まれているケミカル洗浄剤の成分が効いているのでしょう。RECS施工後、低回転でのばらつきが一時的に出るとのことでしたが、これは発生しませんでした。
「仙台に帰るまでにどれくらい高速を走るの?」
「310キロくらいですかね」
「それだけ走るなら洗浄剤の残留は完全に排出できちゃいますよ。次第にアクセルレスポンスが良くなっていくと思います」
念のために、ということで、燃料に加える洗浄剤もボトルで2本処方してもらい、1本を封入して東北道に上がりましたが、アクセルのレスポンスが変わったというより、エンジンの回転が素直になったようで、加減速のくたびれ感も薄れました。プラシーボ効果も受けているとは思いますが、BLUEらすかるのエンジンはすでに載せ替えから30万キロ使ってますので、部品交換以外の手入れもしてやらないといけません。
newVITARの海外記事を読みながら、だんだんめんどくさくなって、いっぺん翻訳ソフトに委ねてみました。するとびっくり、ソフトの世界では「VITARA」を「エスクード」と和訳するではありませんか。
この二つのワードの記号性は、ソフトにおいては世界標準で入力されているようです。 だけど、だからといって今回登場したVITARAが国内市場に投入された場合、単純に4代目エスクードとしてネーミングされるのかどうかはわかりません。わざわざ商標まで和訳せずとも、VITARAのままで販売してもよいのです。
2代目から3代目への移行は「すべてを一新する」というものでした。大きな違いはFRベースながらフルタイム四駆になったことと、リアサスペンションの独立懸架への変更、ビルトインラダーフレームとは明記しながらも、車体をモノコック構造にしたことです。
これに対して、VITARAは肥大化したサイズをダウンさせ、FFベースのフルタイム四駆(どうもFFもあるようだ)としたこと。プラットホームの関係からエンジンレイアウトも横置きになったはずです。そしてAllGlip四輪駆動システム(なんと、あれほどアピールしておいてオプション扱い)が最大の違いとなります。
3代目以上の刷新ですから、ここまできてどのあたりにエスクードのアイデンティティーを受け継いでいるのかは、議論の的になりそうです。個人的な見解で言えば、それでも4代目が襲名されるのは悪いことじゃない。そう思っています。
さてこの車体のエンジンはガソリン、ディーゼルターボともに1600ccの直4。ガソリンは最大出力120馬力、最大トルク15.9キロ。ディーゼルターボも最大出力は同じで、最大トルクが32.6キロとなっています。ガソリン車には5速MTと6速ATが用意され、ディーゼル車は6速MTというミッション形式。これって本当に燃費がいいのだろうか。標準的には16から17インチのタイヤを履かせるのでしょうけど、歴代、従来からオールテレーンは考えてもいないわけで、ユーザーが履き替えてしまったら絶対に数字は出ない。まあそれはメーカーの責任でもないのですが。
それよりも、どんな足回りで3代目とどこが異なるのか、AllGlipを搭載していない車両はどういう走りをするのか。そういった部分がまだ語られていないことの方が気になります。
newVITARAのヴェールが徐々に開示されてきました。この記事もあとで書き足しをすることになるでしょう。
というわけで、3日午前零時時点ではここまでです。
歴代モデルともすべてステーションワゴンとクロカン四駆の融合でしたから、これを代替わりするごとにクロカン色を脱ぎ去ってきたので、こうなるよねというスタイルと基本性能だということで、そこを進化とするか退化とするかはユーザーさん次第です。
allgripのメカニズムが示すオフロード性能とは、圧雪凍結グラベルといったジャンルで、それ以上を試すのはいつでも自己判断と自己責任に委ねられます。深い轍とクレバスの林道や、ガレ場を進むにはちょっと度胸が必要です。いや度胸よりも装備がないと勧められません。
まあやる人はやるのでしょうけど、そういう車ではなくなりました。
国外の予想リポートでは1600ccのガソリンエンジンと、ディーゼルエンジンの2本立てらしいという書き方がされてきましたが、それらのスペックについては発表を待ちましょう。
発表による主要緒元
全長:4175mm 全幅:1775mm 全高:1610mm ホイールベース:2500mm
エンジン:M16A(1.6Lガソリン)およびD16AA(1.6Lディーゼル)
iV‐4のディメンションと比べてかなりコンパクト。ガソリンエンジンで120馬力程度の仕様とすると、1トン少々のウエートでしょうか。これにきわめて近いものが、3代目にラインナップされた3ドアXCことTA74Wですが、その寸法が
全長 :3950mm 全幅: 1810mm 全高: 1695mm ホイールベース: 2640mm 車両重量: 1420kg
これと比較してもコンパクトさがわかります。が、もっと近いとすれば、排気量は上がってしまいますが2代目のTL52Wなのです。
全長 :4090mm 全幅: 1780mm 全高: 1685mm ホイールベース: 2480mm 車両重量: 1380kg
そうか、だいたいあんな感じか。北米市場を主力ターゲットにしないのであれば、3代目ほどのサイズは必要ないわけで、ヨーロッパの古い町並みにはコンパクトな車体の方が受けがよいでしょう。
生産はハンガリーのマジャールスズキ。2015年初等から市販されるわけですが、なにしろVITARAですので、日本に入ってくるかどうかは未定というか不明。初期の出荷はあくまでヨーロッパ諸国向けです。
親が言うのもあれですが、自分の17の頃って、井の中の蛙であることがわかっちゃっていながら親に対して反抗せずにはいられない年頃で、煩わしいことこの上ないから視線も合わせず口もきかない。よって逆効果を生んではまたそれに反目する毎日だったような気がします。
だから、霙にだってそういう心理が絶対にないとは言えないはず・・・
と思いきや
「お姉ちゃんも言ってたけど、私の同級生たちもお姉ちゃんの友達と一緒で、お父さんと仲の良い子ってたくさんいますよー」
へー・・・そ、そうなんだ。
「まーでも確かに、ここへ来てやりたいことがなんなのやら判ったようなわかんないような、受験先をどうするかは迷ってんですよね」
というストレス解消が薪割りでいいのかどうか定かではありませんが、少なくとも自分の頃なんか、馬鹿らしくって家の手伝いなんかやらなかったなあ。
まあいろんな17歳があるってことなんでしょう。霙も本日、その仲間入りです。