が、ただでは済まないのが世の常です。去年だけで5回くらった跳ね石は幸いにも当たり所が良くてここまでは至らなかったんだけど、久しぶりにリペア修理だよ。このガラスは2011年に新調したものですが、リペア修理は7回め。うちのクルマで一番多い修理項目は何を隠そうこれなんですよね。
弾なんかはねかえせー
Team WESTWIN Warriors#106
TDA2017年シーズンが、いよいよ3月第1週から開幕します。本日はそれに向けた公式の練習走行会だそうです。我らがチームウエストウインというと・・・
「うーん。ちょっと作業が間に合いませんでしたねー。後藤くんには開幕戦ぶっつけ本番で乗ってもらうことになりそうです」
島雄司監督は苦笑いです。実は後藤誠司選手のTA51Wは、エンジンをJ24Bに換装するという計画を進めていました。しかしユニットが別物で取り回しの変更も大きく、なによりエンジン単体の単価がこなれていないそうで、「なにその値段、エスクードの古いの丸ごと1台買って来られるじゃない」と僕も驚かされまして、計画断念に至りました。
「もうねー、そうすると51Wに関しては手慣れたやり方でまとめるしかないのかなあと。ああ、インクリースマシーンとか超電子ダイナモのことじゃないですよ?」
という紆余曲折で作業が始まってはいたのですが、始まったら始まったであの車にとりつく人々は職人ばかりだから、手を抜かない分時間にも妥協してくれません(たぶんそれで間に合わない)
そんな情報を聞き流しながら、TA52Wのパーツ更新を進める川添哲郎選手は一言。
「それってどうですかねー。コースが恋の浦ですからね、あまり脅威は感じないなあ」
まあほんとに少し昔のレース漫画を読んでいるような展開です。僕も川添くんの意見に同意です。でも乗るのが後藤くんですから、漫画みたいなことが起きるのかもしれません←すげー失礼なこと書いたよ俺
意外にも優遇
喜多方の坂内食堂とフランチャイズ契約する「麺食」のサイトを見ていたら、かつて千葉勤務時代に通っていた小法師が二つとも無くなっていました。そのうち片方はリピートしないわここは、というひどい味の店でしたが、もう一方は、関東でこれだけうまい喜多方ラーメンが食えるとはと驚いたものでした。素人でもわかるくらい、味にばらつきがあると感じているのがここの系列店の数々です。その意味ではおそらく存在するであろうレシピよりも、創意工夫の繰り返されたところが千葉市内の小法師だったのでしょう。
しかしその千葉に匹敵するお店が潮来にあるので、うちの女性陣もお気に入りにしており時々通っていたのですが昨年10月、潮来へ走る半分の距離で済む水戸の郊外に新店舗が開店しまして、したのはいいんだけれど馬鹿みたいに混雑して駐車場にも入れずしばらく静観しておりました。
そこに出かける機会を得られ、さてどんなものかなといただいてみると、あぁなかなかうまい。でもやっぱり麺のゆで方は潮来には及ばない。そのあたりはここのお客さんの好みでしょうから、総じて言えばいい店ができたと思えます。
そしたら茨城にはもう1店舗、日立にもあるそうで、意外な展開でびっくりです。なぜならダントツの東京都内を除けば、一つの県内に3店舗置いているのは三重県だけ。東北なんか、本家を別にしても岩手県に1軒しかありません。
なんかつまんないところに優越感抱いてしまいましたが、これはひょっとしてそのうち、もう少し近所にもやって来るかも?という期待を寄せてしまいます。まさかあの千葉の、いつ行ってもビリー・ジョエルばかりが流れていたへんてこな小法師が再現されることはないでしょうけど、県内3店舗の盛況はぜひ呼び水になってほしいものです。
勇気あるイノベーション
かつてバンダ星人は自分の星の資源を使いつくして他の星系にロボットを送り込み、その星の資源を奪取しようとしました。地球においては自動車が大量に狙われ、おそらく鉄部材を強奪されましたがそれはウルトラセブンのお話。もしも自動車に金属製品が使えなくなったら地球人が同じことを考えるのか? という喩えは「刹那」というコンセプトカーの誕生に持ち込んでよいものではありませんけど。
それでも「鉄がだめなら木を使う」という流れだけを切り取れば、地球人は少なくともバンダ星人のようにはならなくて済みそうです。もちろんこのプロジェクトはそういうところから生まれたものではありません。「単純な利益だけでなく、思いがこもった家族の車が存在し続ける」という、世代を超えて使われる、いわば箪笥にも似た家財道具としての自動車のありようを考え、そのことが設計者のものの考えにもイノベーションを与えるかもしれない可能性を論じているのだと感じます。
記事では触れられていませんが、この自動車はしかし産業として見た場合川下の産物。もしも量販化に結び付けていくなら、こうした部材の加工技術者を次世代に向けて育成し職人の層を絶やさない使命を帯びるし、万が一世界的なムーブメントでも呼び覚まそうものなら林業自体を絶やさぬ努力が必要。それを怠れば資源の枯渇と温暖化を避けられなくなり、下手をするとバンダ星人と同じ顛末が巡ってくることだって無いとは言えない。
だからポジティブに考えると、川上の産業まで循環させるという大きな流れを内包しているように感じます。それでも、自動車は内燃機関から脱していくようでいて、電気の力に頼らざるを得ない部分を、「刹那」でさえ宿題として残しているのです。一見クリーンなはずの電気自動車の電気はどこでどのようにして作られているのか。そこまで言及したらあまりにも夢がないんだけれど、トヨタがやるならいつかはそこまで踏み込んでほしいなと思います。
航続距離100キロくらいのゼンマイ仕掛けって、どうにかしてできないものですかねえ。この「刹那」だったら、最大30キロでもいいような気がするのです。
究極ち・・・違いますね
実はどこの、とは書けないんですがとあるアリーナ店の店長さんから新型のお話を聞いたことがあり、
「あまりにも変わりすぎてしまって、売れるか売れないかはっきりしそうなんですよねえ」
との困惑を耳にしていました。それってたぶん、スタンダードモデルのことじゃなくて、スティングレーのことだったんだろうなあと、そのデザインを目の当たりにして感じました。
こりゃエスクードの古いのに乗ってるおっさんなんか、おらおらとあおられそうな攻撃型ですわ。一方スタンダードなRの方は、むしろ地味なモデルチェンジに感じます。それでもどこかEKワゴン「っぽさ」が見え隠れして、それをガンダムマークⅡ化したような感じがしないでもない。
それにしても、今回のワゴンRのCピラーがとっても気になります。この形ってエスクードのコンバーチブルを彷彿とさせるじゃありませんか(そんなこと思うの俺だけだろうけどさ)
ということで、どうせなら究極超・・・Rをと、こうしてやるーっと屋根後部をぶった切ってしまってはどうかと。ロールバーの一つもくくりつけてアウターキャリアに仕立てれば・・・







