Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

まさかの新聞沙汰

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「霙ちゃんが社会面のアタマにでかでかと載ってるけど」

と、地元の知人から電話をもらって、なな、なんだってーっ!?と、そりゃ驚き慌てふためきましたよ。だけどケータイが電池切れ。

とうとうやらかしたか! なにをやらかしたんだ?

とーちゃん、そんな子供に育てた覚えは・・・

↑いっぺんくらい言ってみたかったが、覚えはいろいろあるから言えない(おいおい)

基地ではお袋が亡くなってから新聞をとっていません。だからその新聞が配布されているところまでとりあえず仙台から南下し、基地とは大分離れた町の新聞店でこれを買い求め、恐る恐る開いてみました。

ななな・・・なんだこれは(笑)

確かに予想以上の記事分量です。もちろん霙は「その他大勢」の部類なんですけど、学生がカリキュラムの一環として地域おこしに一役買っていると。その経緯や展開をとても詳しく紹介してくれていました。こりゃ記者がOBかなにか縁でもあってのことだったのかなあ。その辺のことはわかりません。

ローカル紙とは言えども、事件性のあるニュースやらそれこそ三面記事的な内容ではなく、身内でなくとも記事を読んでほっこりさせられる紙面というのは、実は地域社会にとって大事なことだと感じます。

気持ちがささくれ立つよりずっといい。

マスメディアとして当然ながらも、ツボを押さえた仕事をしてくれています。

で、その足で週末帰宅をしたわけですが、帰ってみれば家内は家内で職場でその新聞を見て、近所の販売店から大量購入しているという・・・

「だってさー、一般人が新聞に載るなんて勲章貰うか犯罪者になるかでないと機会ないでしょー?」

うわー・・・そういうリアクションか

「わるかったなー。俺、自分の七五三のとき明治神宮で読売新聞の取材を(親が)受けて、その日の夕刊だか翌日の紙面だったかに七段抜きの写真載ったことあるさ」

「それは、お義母さんが美人だったからです」

それにしても霙のやつ、昨年はテレビニュースに見切れて映ったし雑誌(あれだけど)にも載ったし、なにそれ三冠達成?

「あのですね、三冠の話はこの際置いといてください。記事の中ではその他大勢ですが、三つの商品のひとつは、私がデザインした図柄が採用されてます」

えっ、それ早く言ってよ。とその時すでに遅く、すべて食っちまいました・・・JAなめがた界隈で買えるらしいです。

節分戦鬼ゴガイジャー

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・・・すいません、あまりのベタなセンスに自分でも開いた口がふさがりません。

泣いた赤鬼、正義と悪との青と赤(違)。鬼というと赤鬼と青鬼がポピュラーな存在ですが、お察しのように鬼さんたちには緑も黒も黄色もいます(桃色がいないのは桃太郎との兼ね合い・・・かどうかはわかりませんが、それ言ったらモモタロスってものすごいフュージョン率だよなあ)

ゴガイ、とは瞑想修行を邪魔する五つの煩悩すなわち「五蓋」。仏教においてこれが色分けされており、赤鬼=貪欲(物欲・色情・渇望)、青鬼=瞋恚(しんに。悪意・憎しみ・怒り)、緑鬼=惛沈睡眠(こんちんすいみん。倦怠・眠気・不健康・怠惰・過食)、黒鬼=疑(疑心暗鬼)、黄鬼=掉挙悪作(じょうこおさ。後悔・甘え・我執)を示しています。

つまるところそれらは「鬼」というイマジネーションに転嫁された人間自身の負の心象であり、鬼そのものが人によって生み出された、鬼から見ればかーなーり迷惑なことをしてくれた具象化なのです。

こんなもん自分の都合で「鬼は外っ」とかやっちゃってきた(中国から渡ってきた風習だそうですが、平安時代にはまだ豆は撒いておらず追儺という儀式で邪気払いをした。豆をまくのは室町あたりから)のだから、ひどい話ではあります。

そんなことを考え出すと、節分の豆は自分自身にぶつけなければいけないような気もしてきます。それで自分の歳の数だけ豆を食うという風習が出てくるのか。しかしこれこそ人間ダメじゃんと思わされる核心で、食っても食っても毎年一個ずつ食う数が増える。

全然鬼払いができてないってことなんじゃないかなあ・・・

バランサー

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うちのエスクードのメータークラスタはかまぼこ型で水平部分が無く、走行中などもってのほかで、もちろん駐車時にだってモノを載せてはならぬ形状なのです。

が、こいつら二種類揃ってこの場にとどまっておりましたよ(駐車中ね)。ということは、案外縁起かつぎには良いかもしれません。宮城県は明日から公立高校前期試験。二月末には国立大センター二次試験。受験生はがんばらっしょ。

試運転300キロ

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受け取ってから週末のみしか動かせていませんと言いながら、300キロを走らせ癖や挙動がわかってきました。初日にいきなり、下りスロープで一旦停止した前走車が動き出すのを待っている最中に「アイドリングストップと衝突回避運動」が同時に発動し、エンジンが突如高回転まで回り出すというECUの処理ミスが起きたのは驚きましたが、エンジンが空ぶかし状態になるという症例は他所でも多発しているらしく、うちでも自販の担当さんに調査依頼をしました。

うちのだけに起きている症状でないのなら、さっさとキャンペーンなりリコール申告なりしたほうがいいんじゃないかと思いますが、安全装置の動作条件の組み合わせやその都度の車両の水平、前後といった情報が目まぐるしく変わる条件下で、たとえばECUの書き換えなどがどれだけ効果を上げるかは定かではないですね。

もうひとつは、多くのユーザーさんが「足回りが硬め」と感想を述べているそうで、これをオジロで体感した限りでは硬いというより特にリアサスのストロークが足りないというか、容量不足による突き上げが顕著。さらに燃費を出すための軽量化が仇になって、65扁平というタイヤを入れているにもかかわらずどっしり(もちろん軽自動車の範疇ね)としないところが、こりゃ無茶は禁物だわと安全運転を意識する変な相乗効果に結びつきます。

しかし近年の軽自動車の軽量化って、荷物室の下にある空間で空気の共鳴異音などを出さない対策なのか、「スペアタイヤは無いけどパンタグラフジャッキは積んであり、その周辺のボードが発泡スチロールそのもの」というのにはあっけにとられました。それを取っ払えば別売のテンパータイヤを収納できるようになるので、重くなってもその方が良いじゃんと思うくらい情けない(いや涙ぐましい)

こういった部分は、初期に購入した人々には周知のことだと思われ、僕が今さら書いてもまあ今さらな仕様なのでしょう。ハスラー自体がそろそろモデル末期でもありますから。それで、ネガティブな印象をどのくらいポジな印象で庇えるかといえば、これには乗っていて面白いわと思う。欲を言えば、燃費競争からリタイアしてもいいから足回りを小型車並みに増強し、車重も増やして、実直なモノづくりメーカーだと開き直ってほしいところです。

ぺギラが来た!・・・かも?

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もしくは「東京氷河期・・・かな?」なんですが、数日前の蓮田さんとオジロの様子。双方保管場所は差し渡し130キロほど離れているものの、似たような目に遭っております。

おそるべし冷凍怪獣ぺギラ(いや・・・そうじゃないってば)。あっ、ぺギラというのは変異したペンギンのことで、体長は40mもあるうえ、零下130度という強烈な冷気を吐き出し、それがなぜか反重力現象も引き起こすモンスターです。

南極に出現したぺギラは、そこで撃退されましたが死亡は確認されておらず、後に南極が温暖化したため北極に引っ越そうとして東京に立ち寄り(と、劇中でとんでもない推論がなされている。引っ越すって・・・)街を氷漬けにしたばかりか、初期のウルトラマンたちとは戦ったことがないけれど、レッドマンとは最も多く対峙した(でもろくに戦ってはいない)つわものでもあります。ま、ハスラーでなくともひとたまりもありませんわな(だから違うってば)

なんだか錬成できそうな気になる道路標識

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錬金術の技術伝承によれば、硫黄と水銀と塩が完全な結合を果たすことにより、賢者の石になると云われています。賢者の石とは万物変成のエキスであり、あらゆる金属を金に変え、疾患に対する万能薬にも成り得たと。このあたりが荒川弘さんの漫画の世界では少し解釈を異にしており、国家錬金術師はその技術をもって金を錬成してはならず、また人体の錬成も禁じられています。もちろん物語の根幹の部分として必要な設定ですから、本来の錬金術と違うじゃんとは言えません。それはともかく、十字架にかけられた蛇には揮発の固定化が記号化され、硫黄と水銀の結合に至るプロセスが示されています。

それがフラメルの十字架という設定の、国家錬金術師の象徴なのですが・・・

これどこかで見たことあるんだよなあと常々感じていた紋章なのです。鋼の錬金術師を描くに当たって荒川さんがデザインしたものがフラメルの十字架なので、漫画を読んでいればあちこちに出てくるのは別として。

で、意外にも近所にでかでかと掲げられていたのを思い出して、写真のストックを探したらろくなものがなかったけれどありましたよ。

・・・いやいやいや、フラメルより複雑怪奇な記号になっちゃってるよ

まさかとは思いますが、常磐・北関東の友部JCTって、巨大な錬成陣ってことはないよね?

果てしなき逆襲 ・・・何に?

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23日朝

わかる人がほとんどいないだろうけれど、果てしなき逆襲というのは「ウルトラマン第32話」のサブタイトルです。自身の体温が異常超高温で、頭部・背中の突起を発光させて相手を爆発・炎上させる灼熱の怪獣ザンボラーが出てきます。

昨夜(22日の話)の大荒れを想定し、作戦室に戻った折にBLUEらすかるをザンボラー化させ、室内温度を上げるだけ上げて積雪に対処したところ、23日朝になったらこうなってました。

 

 

24日はたいしたことなかった

もとよりクラウチングスタイルのBLUEらすかるなので、積もった雪が氷河のように移動しエアロバグガードも乗り越え、そのくせフロントバンパーを頼りに堆積しやがりましたよ。当然鼻面の前面の路上にもここから流れ出した雪がたまって、ラッセルしないと出られません。

ま、霰のところを思えばたいしたことはないわ。雪かきブラシだって常備してるし・・・ と思ったのだけれど、リアハッチ周りの着雪を除去しないとブラシを取り出せねーよ・・・

名義人様 走る

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雪洞スコップ掘削で未だに筋肉痛ばりばり(友人のクルマ発掘も相次いだため)の霰は、ハスラーの少し重めなパワーステアリングに「いてーっ」とか言いながら初乗り。若さもあるんですけど、なんとなく運転のスタイルは母親譲りな気がします。

干支もイノシシだしね(母親なんか〇年だもんな)

海に行きたいか山に行きたいか街に繰り出すかを選択させたところ「霙が工芸用品を買いたいと言ってるからひたちなか。かな」とのことで、北関東道から東水戸道路を経て、ジョイフル本田のクラフト専門店へ出かけ、その足で阿字ヶ浦海岸に向かいますが、駐車スペースとはいえ果敢に砂地に踏み込んでいくので「言っとくがこれはFFだからな」

「えっ、ハスラーって元から四駆じゃないのっ?」

こういうカタチのクルマはそもそも四駆だろうと思い込んでいたという・・・

まあそれでもこの程度の砂地でスタックするはずもなく、海辺を後に那珂湊の街をめざし、今度は霰が友人何人かに頼まれた「ほしいも」の買い付け。大学のゼミで土産に持って行って以来、人気商品なのだそうです。しかも「ほしいもは上品で高級なお菓子」の部類と評価されているそうで、これはもう意外としか言いようのない話。我々なんかは子供の頃にいやというほど食わされて、おやつの乾燥芋はもう勘弁、でしたから。

それは霰も霙も同様です。

「これが上品で高級、というありがたい評価を聞かされてもよ? お母さんの誕生祝に買って行ったら絶対にぶっとばされるよね?」

「そうですねー。誕生祝は無難にケーキ屋さんにいきませうよ」

という流れで、帰宅途上に隣町のいつものケーキ屋に立ち寄り、土曜日に誕生日だった母親あてのケーキを買い求めます。

「後方視界わるくないんだけど、お父さんのみたいなワイドタイプのルームミラーの方が便利かなあ」

「フロアマットもトレー型のほうがいいと思うぞ」

と、余計なことを言ってしまったため、それらも買い足しに量販店に。しかしここでシートカバーをどうするか、という話も出てきて、純正ならまだしも既製品だとサイズや形が合うかどうかわからないだろうとそれは保留とし、基地の備品から流用ということになりましたが、わかる人が見たら笑うぞこれ・・・

 

 

オジロ 就航す

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新車を投入するのは先代らすかる以来ですから実に23年ぶりです。車を買うのもぷらすBLUE以来なので12年ぶり。とうとう携帯電話並みに一人1台時代に突入です。

名義人が帰省してくるまでに試運転をしましたが、各種誤動作防止システムの融通の利かなさは、まだまだ安全装備としては及第点ではないなあと感じます。

あれもこれも最初からついているがために、各システムが一度に反応すると、何が起きた?の混乱を招きます。

それらには慣れるとして(慣れないと思うけどねえ)、車として見た場合は明らかに進化していることを思い知らされます。そして初代エスクードと比べて、室内空間のなんともゆったりしたことへの驚きね。これはJB23以上に実感します。

しかし就航後いきなり雪天らしいので、スタッドレスも履いていないこいつはしばらく置物になりそう。小物入れにこっそりフライパンでも入れとくとしよう(笑)

おそらくあなたに聴こえない小夜曲

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1991年夏、軽井沢。家内・れいんさんと結婚した年の旅行の一コマですが、89年5月に購入したエスクードは1型で8バルブ。5速マニュアルミッションなのでパワー不足は感じませんでしたが、トルクはともかく馬力は82しかない。しかしこの頃すでに量販車は16バルブ化され100馬力の大台に乗って、いわゆるライトクロカンの本領発揮へ向かっていました。それはさておき家内、二十代半ば。これ買ったために結婚が2年ずれ込んだのです。

そして奇しくもこの年に市場に出た91年式の2型に、初代の最終型が登場した年に生まれた娘が乗っているという奇蹟・・・というか謀(笑)。結果論と言えばそうなんですけど、亭主でありとーちゃんがどんだけ泣けてくるかの思いを抱いているか、彼女たちに届いているのやらいないのやら。

おそらく聴こえなくても ささやかな小夜曲をあなたの誕生日に。