Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

ロックシード?

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ロックシードメロンアームズ展開中・・・

んなわけないよな。

常々思っているんですが、「ロックシード」じゃなくて、「ロックフルーツ」なんじゃないか?と。まあ「機動戦士」を「モビルスーツ」と言い慣わすようなもんでしょうかね。

担ぐやつが悪い

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rider1平成ライダーなどライダーとは認めん!」(本郷猛)

「ええーっ?」(風祭真、麻生勝、瀬川耕司)

「お、俺ってどうなるんだろう?」(南光太郎)

「僕は平成組ですけど、親父の音也は昭和組です」(紅渡)

こういう冗談が冗談でなくなるとは片腹痛い。

そんなんで商売ができるなら、次は「第1期」「第2期」ってなわけ方でリーグ戦でもやればいいんだ馬鹿馬鹿しい。

藤岡弘、さんが38年ぶりの「ライダー変身」だそうですが、いまさら10人目くらいまでの縦社会ヒエラルキーを振りかざしたところで、見苦しいだけです。ぼくだったら「38年も現場ほったらかしといて何を言ってやがる」と、平成組の誰かに言わせたいです。もちろんそこは「いやいや警視総監やってましたよね?」と、津上翔一か氷川誠に切り返しさせたいですが、この2人のどちらも出てこないかもしれない。

それにしてもこの「双方相容れないからぶっ潰す」と言う図式のこけおどし宣伝は、いい加減やめてほしいものです。客演ライダーは、主人公がピンチの時に颯爽と現れてなんぼです。逆の設定で行くなら、さしもの本郷猛も改造された体が限界に来ていて、もう戦うことが命に係わる。それを若い衆が助ける。で行かないと、見てられない。

「息が上がってませんかセンパイ!」

「何のこれしき。お前たちにはまだ負けん」

とかいう展開だけは期待します。どうせそういう展開になるんだろうけど、さて今度の黒幕って誰になるんです?

 

 

逆襲のギガンティスを読んだら

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ギガンティス新年早々煮詰まったので現実逃避して、転勤のときに持ってきた段ボール箱をあさっていたら、長谷川裕一さんの「逆襲のギガンティス」が出てきたので、読み返したらもったいないくらい面白い(最近だと「機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス」に収録されている)

挿絵のようなRX78は出てきませんが、アムロ・レイとジュドー・アーシタが共演することと、なんといっても伝説巨神と戦わせるという大風呂敷が、昔の東映まんが祭り的にイケているのです。ニュータイプとイデとのかかわりと対話の末、ジュドーがニュータイプに関する長年の問答にケリをつけるところは、僕のベクトルとも合致しています。

プロジェクト・エクソダスの方では、さらに先を行ってしまうのですが、そっちはいずれ取り上げるとして、聞けば機動戦士ガンダムZZは、宇宙世紀史からは無かったことにされたとかで、全体を量るとそれは解からんでもないですが、ジュドー・アーシタはほったらかしておくのがもったいない気がします。

このマンガ、それこそ映像化すりゃいいじゃないか。

 

大人気ない威信

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キャラウィールボトルキャップの猛威とともに我が家(家、なのか?)に巻き起こっていたもう一つの嵐が、当時バンダイとマテルが提携し企画されたキャラウィールでした。マテルのブランドであるホットウィールに、内外の特撮・アニメーションビークルをコラボレーションするという、ありそうでなかったミニカーシリーズの誕生でしたが、特撮・アニメファンとホットウィールファンとは必ずしもすべて同心円で括れたわけではなく、双方の事情によって比較的短命に終わったシリーズです。僕はといえば、ホットウィールはさらに昔、親に刷り込まれた名称なので正確なのかどうか知りませんがホットホイールというブランドで集めた時代がありました。

これが現在のホットウィールと異なるところは、割と当時の実物外国車に近い、さほど奇抜なデザインもペイントもしていなかったところではなかったかと記憶しています。

そのせいか、ホットウィールの発想にはちっょとついていけず、ミニカーの分野はスケールものに移行し、キャラクターものはそれぞれのトイにと分離していました。短命とはいえ両者を結びつけたキャラウィールは、それまで世に出なかったアイテムにも光明の差すグッジョブな企画ではあったのです。ただ、版権のことを考えると、ホットウィールの低価格帯でこれだけの設計や金型興しと生産というコストは、メーカーサイドの負担も大きかったのではないかと思われます。

という応援心に火が付き、これもまたコンプリートの道を目指したのですが、新世紀GPXサイバーフォーミュラのアスラーダGSXに、量販仕様とは異なるブースト仕様が企画され、あろうことかこの商品は同番組のDVDボックスに付属する初回特典となったのです。いやいやいや、それを手に入れるためにすでにVHSで揃えちまった番組と同じソフトを、32000円のDVDボックスで買うというのは、試合に勝って戦に負けるようなものではないか。と、涙を呑んでコンプリートを断念したのであります(大げさな話だ)

この大人気ない憤りが、量販品として買ってあったアスラーダGSXの分解に差し向けられます。えいくそこのやろうっと解体をしてみると、樹脂部品などは接着してあるわけでもなく容易に脱着でき、ボディとシャーシもわけなく分離できる。そうしてバラバラになった部品を観察していったら、ほんの少しの改造で、ブースト仕様への変更が可能ではありませんか。そればかりか、別のアイテムで買ってあったアスラーダの玩具からパーツを移植すると、企画商品にすら無いラリー仕様も作り出せるのでした。

完全版とはいかぬまでも、ブースト仕様、ラリーアスラーダに極めて近いものを完成させると、よこしまな根性が芽生えてくるのです。人造人間キカイダーのサイドマシンは良いけれど、ジローがキカイダーにチェンジする前のサイドカーはもっと良いじやねーか。とか、新1号になってからの本郷猛が変身前に乗っていた変形前サイクロンがあってもいいじやねーか。とか、マッハロッドの後期型を前期型と並べたいじゃねーか。とか・・・

しかし手を付けたものの完成していないものも多々あり、それらは駆動系などごまかしのきかない部分の処理に決め手を得られないまま放置状態。ふたり鷹に出てきたバトルホークの「新型」やら、村枝版ライダーマンマシーンのドラッグスターなど、いつかどうにかしたいと思いながら日の目を見ていません。大人気ない威信も案外たいしたことないんです。

大人買いの遺産

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ボトルキャップ20042002年と2004年に我が家で猛威を振るった、炭酸飲料水のおまけとして企画された仮面ライダーのボトルキャップコレクションを「譲ってください」という人が出てきたと、家内から連絡がありまして、集めたほうもバカだったけれど、いまどきそんなものをほしがるば・・・・ば、バリバリのマニアがいらっしゃるとはびっくりです。2002年版で15種類、2004年版で24種類と、もう2系統のコレクターズアイテムに、彩色されていないバージョンと、これをコンプリートするのにえらい目に遭ったものでした。1本のボトルに1個のおまけは、袋詰めの梱包の中に何が入っているかわからないから、当然のように同じものがダブることは必至だったわけです。

これがまた、売れ筋でないか、あるいはうちでは飲まないんじゃないかという商品にくっついているから、商品の飲料水もだぶつく。しかし、はるか昔に仮面ライダースナックで繰り広げられたカード集めの負の遺産ともいうべき「スナックだけ不法投棄」(当時、僕は食い尽くしましたが)は再現できぬと、頑張って飲み干したり子供会に提供したり(あっ、やっぱり卑怯わざ)のとにかくバカな買い物をしておりました。

けれどもスナックとカードの時代と異なり、無くなったら終了のボトルキャップ商戦は、お互いに見えないライバルとの「手に入れていないアイテム」の争奪戦というこれまた大バカな度沼化を呈していくのでした。結果、有志によって融通を利かせあい、物々交換の末、互いに目的を達成するのですが、それでもけっこうな数の余剰品が手元に残り、家族中の冷ややかな視線を浴びることとなりました。

そこでそれぞれの夏にやっていたのが、余剰品を使って塗装をし直しバージョンの異なる仮面ライダーに仕上げるという戦術。1号だけでも旧、桜島、新というバリエーションがあったわけですから、商品化されていない桜島1号にしてみるとか、スーツの没デザインであるとかを知りうる限りの記憶と知識で二次創作。そのうちライダーマンのカセットアームを造形し、G3のあらゆるバリエーションを造形し、555の各フォームを作り正すばかりか、電波人間タックルだとかアナザーアギトだとか、原形をとどめないまったく別のライダーに整形してしまう始末でした。有志たちは皆手先が器用で、そういう改造を僕よりも上手にやっておりました。挿絵のクウガなどは、僕レベルでもできるリペイントとちょっとの改造で済むものでしたが、つわものはホースオルフェノクやら十面鬼を作り出してしまうほどだったのです。

まあいい歳してましたが今に比べたらまだ若かったのねー。

そんな苦肉の策の末のコレクションですから、さすがに譲るわけにはいかないうえ、こっちはまだ仙台で仕事に埋もれているので、どうしたかといいますと、家内に指示して倉庫の奥から在庫一袋を持ち出してきてもらい、保管しておいたまだまだ残っていた余剰品をお分けするという形でお引き取りいただきました。

「まだあったのねえ」

と、あきれられ状態ですが、暇を見つけて商品化されたブレイド以降のライダーを作ろうと思っていたのものの、もうスタミナも残っておらずそのままにしておいたものでした。玄関に展示してあるやつを大掃除にあわせて片付けろと小言を言われましたよ。

 

a sally eve ~出動の前夜~

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イングラムクリスマスイブの夕刻、突如、あおいろさんから入ってきたAV98式のスチル。

篠原重工八王子工場から埋め立て地へ搬入する途上でしょうか。以前、千葉繁さんのツイッターでは熱海に出現していたようですが、そこで捕り物でも繰り広げてどこかぶっ壊したのかもしれません(いやあくまで想像)

しかし搬入の請負業者さんであったにしても、あるいはこれからどこかへ出動する第二小隊だったとしても、イブの夜にお仕事とはご苦労様なことです。

 

 

Andromeda2001

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1972年、地球にふたつの異星の生命体がやってきまして、ひとつは追われる身のアンドロメダの星人。もうひとつはこれを追跡してきたワイリー星人。アンドロメダの星から来たドリイと名乗る女性は、地球との友好を結ぶために、ワイリー星人はこれを阻止し地球侵略をも企て、春日兄弟とシルバー仮面を苦戦に陥れます。

その窮地を救ったのがドリイでしたが、彼女もまた命を落とし、あとには彼女の娘である赤子のリンだけが残されました。

春日兄弟は、光子ロケットベム5号でアンドロメダを目指し、リンを故郷へ送り届けるために旅立ちますが、当時地球で最も高速で飛べるベム5号をもってしても、目的地にたどり着けるのは2001年。春日兄弟は往路だけでも五十代の半ばになってしまうのです。

こういうスケール感は、シルバー仮面よりも先に怪獣ブースカの最終話でもやっていた宇宙の描き方でしたが、約30年という時の流れが、子供の頃にはつかみどころのない大きさと怖さを感じさせたものでした。しかし春日兄弟が予定通りにアンドロメダに到着していれば、それから既に13年もの歳月が流れており、アンドロメダでの滞在期間が分からないけれども、もしかすると目的地での技術供与を得ながらベム5号をより速く航行できるロケットに改良し、太陽系に向けて帰路の途についていると思われます。

それでも春日兄弟の年齢は高齢化してしまうのだけれど、その対策として当時まだ子供だったリカと紀久男を乗せており(人道的にそれはどうなんだという話はさておき)、帰路はこの2名が専属パイロットに成長しているはずです。

シルバー仮面は彼らの帰還を待たず、実相寺昭雄さんの手で「シルバー假面」という、むしろ別世界の物語としてリメイクされましたが、話の本筋を元に戻せば、シルバー仮面である春日光二はサイボーグであり高齢化はある程度防げる可能性があり、他のクルーについても実はアンドロメダでコールドスリープ設備が提供されてましたという裏技を使ってしまうと、太陽系2030という帰還エピソードを描けるのかもしれません。さすがにキャストはどうにかしないと対応できなくなりますが、今のうちだったらまだ往路分の時間経過でどうにかできるでしょう。

というわけで、うちのブログが2000本到達(風花さんに書いてもらってます)したので、この記事が2001本め。数字にちなんでいるだけという、相変わらずくっだらない長話ばかりですみません。

戦う車屋さん

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坂田自動車ではないセントラルシティ署の対バイオロン専任捜査官である田村直人刑事は、機動刑事ジバンとして戦うときにはレゾン、バイカンというスーパーマシン、スーパーバイクを使用していますが、通常勤務の際にはスズキエスクードコンバーチブルを捜査用の車両にあてがわれています。

一方、国際連合機構に所属する怪獣攻撃隊MATの日本支部が作戦指揮車に登用しているのはマツダコスモスポーツです。

 

どちらもリーグが違いすぎて、夢の共演というのはまずありえない番組同士なんですけど、うちの主治医のところはこういうおちゃめなシーンにめぐり合うこともあったりするのです。

ネオフロンティア前夜

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%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%83%bb%e3%83%a1%e3%82%b0%e3%83%9f唐突ながら、12月13日はTPC世界平和連合に所属する特別捜査隊GUTSのイルマ・メグミ隊長の誕生日です。GUTSが活動していたのは2007年から2010年くらいと言われていますが、地球上での大混乱(怪獣ガタノゾーアと闇の侵略)から人類が立ち直り、ネオフロンティア時代を迎え、特捜隊もスーパーGUTSへと引き継がれたことが明示されているのが2017年。その年にはすでにスーパーGUTSは現役部隊として稼働しているので、引き継ぎや組織改編はおそらく2015年あたりに行われるのかもしれません。

イルマ隊長はその頃になるとTPCの参謀へと栄転していますが、2013年の現在はまだ、GUTSの隊長を務めているのではないかと勝手に想像します。

設立当初、非武装の特捜班であったGUTSは、TPC内部のタカ派、ハト派の派閥争いの的にもされがちなポジションでしたが、地球上の怪異や怪獣災害、異次元、外宇宙からの侵略といった不測の事態に、上層部の苦渋の判断によって装備の武力化を迫られたチームでした。イルマ隊長が起用された経緯には、非武装であることや特殊性を帯びているとはいえ調査分析が主任務であるというGUTSのプロパガンダといった側面があったかもしれませんが、司令所に収まっているだけではなく自らガッツウイングなどを操縦して前線に赴き防衛戦を展開するなど、必要十二分な資質を備えた人物。ご主人とは死別しており、息子をひとり養っている母親でもあります。

ジャック・ヴィルヌーヴ、前田智徳、青木宣篤、吉本多香美などと同い年の彼女が生まれた時代は、地球における異常気象の影響で再び怪獣たちが蘇り、二度目の怪獣頻出期に入ったとも言われた世の中。世界征服を企てる秘密結社が違法の改造人間軍団を暗躍させたとも、異次元からの侵略に対して二次元人の介入があったとも、宇宙進出の戸口に立つ人類を危険視した異星人が妨害にやって来ていたともうわさされた頃ですが、「男女は社会的には対等・平等であり、生まれつきの人種や性別による差別区別を払拭すべき」という公民権運動から端を発したウーマン・リブ活動の盛んな時代でした。日本でも彼女が生まれる前年、第一回ウーマンリブ大会が開催されていて、後の男女雇用機会均等法制定のスタートラインとも言われています。

イルマ隊長がまさに時代の申し子として存在した。かという論調は、それは必ずしも正しくはありません。GUTSのプロパガンダであるどころか、あるとき上層部の決定で自らの部隊が武装集団へと変貌させられるという理不尽をも乗り越え、人類存亡の危機にも立ち向かう意志と行動力には、よく誤解解釈で言われるジェンダー評など寄せ付けない、優秀な指揮官としての資質を兼ね備えているからではないかと感じます。ただしそこには三千万年前の地球星警備団団長という、遠い先祖との血縁が関係していなくもないのですが。。

 

The Blue Marble

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t-b-mアポロ17号が打ち上げられた1972年12月7日、AS-17-148-22727と記録された地球の撮影写真がクルーによって残されました。「The Blue Marble」として世界的に知られる、太陽光に照らされた完全な球体(地球そのものは完全な球体ではありませんが)のスチルです。そのエピソードを知らなかった子供の頃は、その後ほぼすべてにわたってこのスチルが引用されている地球のアングルを見て「なぜアフリカ大陸ばかり写した地球を使うのだろう」といぶかしく思ったことがありましたが、それらはみな「The Blue Marble」の威光にあやかってのことだったのでしょう。

これ以降、月へ到達した人類はまだ存在しないものの、宇宙に滞在する人類は少しずつ機会を増やしていて、球体としての地球のスチルも人工衛星などのシステムから繰り返し撮影されています。ただひとつ異なるのは、それらのスチルのタイトルには「The」が付けられない不文律があること。それほどに72年の撮影は初めての出来事として語り継がれるバリューを得ていたのでした。

Earthriseそれ以前の著名な地球のスチルは、68年のクリスマスイヴにアポロ8号から撮影されたAS8-14-2383「Earthrise」に遡ります。このスチルもいろいろなシーンで引用されてきましたが、どちらも甲乙つけがたい美しさを秘めています。特に、38万キロ強というとてつもない距離をイメージさせてくれる「Earthrise」には得も言われぬ哀愁すら思い起こさせるのです。PATの救援が無かったら、飛行能力を持たないまま、観測ロケットを乗っ取って無理やり月面まで戦いに来てしまったジャンボーグ9でさえ還って来られなかったのです(ああ、ちょうど30年前の12月だよその放送)

今も昔も月は遠いところです。もっともそのあと、やっぱり帰還不能に陥ったキカイダー01は、弟が送り込んだダブルマシン(送り込めること自体すごい)でなんなく帰ってきちゃいましたけど。