台風の備えは前日までにと 気象予報士さんが繰り返し叫んでおられた先週末。 夜が明けたら思ったほど降らないし風も吹かないし 「ラーメン食べに行こうか」と 新月サンに連れられて佐野へ。 先日仕事で出向いた途中に見かけたので 行ってみたくなったそうな。 (その時食べたのは別なお店) ちょーっと茹ですぎた感のある麺だったけど まあ、許容範囲でしょうかね。
天気のせいか道は空いてた。
表に桜、裏に栗
昔、加藤清正さんはそんなことを言われたそうですが、現代の茨城県では栗が表舞台に押し上げられており、栽培面積3520ha、収穫量約4150tは全国の約22%を占めるほどになりました。この全国1位の特に生産集積地が笠間市域で、最も高密度なのが天狗の森の麓です。もはや「水戸の梅」「水戸納豆」を茨城のイメージリーダーとする時代からは変革していると言えるでしょう。でも、栗を用いたお菓子のイメージは、やっぱりモンブランなのね。
この栗ムーブメントを興すべく、笠間市農政課が「笠間の栗グリードアップ会議」なるものを立ち上げ、市内の飲食店や菓子店が取り組む栗のスイーツガイドマップを作りました。あの小田喜商店をはじめ、知らぬ間にずいぶんたくさんの和菓子洋菓子が登場していました。「もんぶらり」に掲載されているのは18軒ですが、まだあるはずです。実は本日から1週間、笠間市は「栗の週刊」(いつ制定されたか知らないんだよこれが)。コロナ禍なのでPRしにくいですが。
多くの商品が要予約だったり季節限定だったりですが、通年やってるところもあります。「お菓子の店 くりーむ」の「笠間のモンブラン」はそのひとつ(佐白山でもなく愛宕山でもなく難台山でも吾国山でもなく、モンブラン。と、店主をからかうんです悪人なんです俺)
小田喜さんとこの渋皮煮を丸ごと載っけてます。洋酒に漬け込んだ渋皮煮なので、あまり栗の風味はしないけど、いいのかなそれで?
温かいお茶が戻ってきたよ
今週半ばから、持ち歩く水筒の中身が温かいお茶になりました。うわーなに爺くさいこと書いてんだと自分でも思いますが、そうだよそろそろ自覚してんだよ。
この水筒が500ミリリットルくらいの容量で、先週まではペットボトルで冷茶を買い足し、1日のうちに2回ほど補給していたほど暑かったのが、「いくらなんでも急すぎるぜ」とぼやいたところで、急須です(だからそういうのが親父ギャグなんだってば)
それを言ったら、9月4日の語呂合わせで「心を注ぐ急須の日」というのもなかなかの親父ギャグ領域だよ。急が日本語「キュウ」で、須が中国語の「スー」なわけですから、じゃあ箪笥の日もあるのかと絡んだら「10月4日」にありました。
語呂合わせではなく、急須という言葉にどんなルーツがあるのか調べてみると、諸説あるし沢山出るしの書き出すのがめんどくさいなかで簡潔に要約されていたのがこちら。どうやら大陸では単に湯を沸かすか酒を注ぐかの用途の器だったようで、直接茶葉を入れるようになるのは後の時代になってから。
お茶屋さんのアピールですから、急須で入れるお茶はペットボトル茶の味わいとは異なり、心を込めて注ぐものだからそれを伝えたいと。しかしプロセスとしてお湯を沸かす作業と道具は別にあるので、それらを工場生産や出荷や小売りや飲み終わった後の回収・リサイクルに置き換えたなら、ペットボトル商品にだって心が無いってことは無いよなあと感じます。
そういえば、家内が嫁いできてから、家の中でコーヒーを飲む文化が薄れてます。
伏兵在り
フェザー級アマチュアボクサーにして史上初の金メダリスト(東京2020)となった入江聖奈さんは、海外遠征時などには必ず「U.F.О」や「一平ちゃん」を持参して常食としているそうです。この話を聞くよりも早く、どこかのテレビ番組で「カップ焼きそば12種類のうちベスト5」なんてリサーチ企画もあったので、盆休みの間に、同企画によるトップの「U.F.О」と次点の「一平ちゃん」を三食かけて食べ比べました(久しぶりに馬鹿暇なことをやったなあ)
テレビ番組の試食企画は、彼等の年齢が若かった(僕よりも)こともあり、「U.F.О」を断トツのうまさとしてトップに押し上げていましたが、その濃いめの味がもはや僕にはついていけません。麺の太さも、レギュラーサイズだったらまだしも、買い求めたのが大盛り版(写真左下)なので胃袋にボディブローの直撃を受けてしまいました。
というか、朝っぱらから食うな。 ←でもカレーライスはまだ朝から食えるんだよ
昼飯時よりちょっと早く、「一平ちゃん」(写真右上)を作りました。若干細めの麺と、入江さんが言うように「マヨネーズ入れると一平ちゃんが勝っちゃう」のは本当の話で、僕にはこちらの方が好みです。マヨネーズを和えたらかえってしつこくなるんじゃないかと思っていたのですが、ソースの味が和らげられることや、辛子風味がこざっぱりしていて、5‐0判定で「U.F.О」を打ち倒しましたよ。
しかし、この「一平ちゃん」に僅差まで迫ったのが、「ファミリーマートソース焼きそば」(写真右下)でした。いやその、たまたまこれらを買ったのがファミリーマートだったので、自社ブランドがあるのかと参戦させたのです。僕の味覚で、という絶対条件付きですが、これはソース風味が少し異なるものの「一平ちゃん」と大差ありません。意外です。前2種より若干安いというのもエポックです。
それにしても、全然焼いてもいないのに焼きそばって食文化に、いつの間にか慣れちゃったよなあ。学生の頃は「ペヤング焼きそば」も高価に感じていたので、袋麺のやつを買っていましたが、よく考えるとあれもお湯でほぐしながらフライパンで炒めるような調理でした。今度、お好み焼き屋にでも出かけて焼きそばを食おう。
きのこって秋のイメージだけど・・・
果物三昧
綱、とはあまり言わない
「なつのつな」ともじったスイカの日は7月27日で、尾花沢市産のスイカもお盆前にはだいたい出荷されたはずですが、妹・吹雪夫婦が持ってきてくれて、これから食うことができます。どう見ても「縞」で「綱」じゃないけど。
だけどこれ、冷蔵庫に入らんではないか!
「半分に切って、それを冷やせばいいのよ」
「残りの半分はどうすんのさ」
「常温で食べた方が甘みが増すの知らないの?」
「そそそ・・・そうなんですか? いやーしかし、あんただってぬるいビール飲まないじゃんよー」
などという夫婦漫才の応酬で、一向に包丁が入れられる気配がありません。仕方なく自分で切ったらちょっとカッコ悪い切り身になっちまったよ。でもって断言します。尾花沢スイカは甘くてうまいけど、







