先日、財布を置き忘れて霙の世話になった恩義を返しに出かけました。霙が時々立ち寄るというティールームは、喫茶店というよりもフルーツパーラーの雰囲気が強く、軽食よりもパフェが充実しています。コーヒーを飲まない彼女としては、その方が敷居が低いのだとか。
そんならその店で普段頼まないやつを頼むべしと、値段の一番高いデラックスをオーダーしましたがその実態を霙も知らない。
「前に『さかい屋の金魚鉢パフェ』食べてるし、何が出てきても驚かないですよ」と待ち構えていると、いたって普通の、でもかなりお洒落なやつが現れましたよ。
このお店も階下に青果店があり、角館のさかい屋のようにそこが母体。僕が子供の頃は青果店で果物を絞りジュースとして販売していましたが、そのコーナーがまだ残っていました。水戸の街も時間貸し駐車場を上手に使えばなかなか面白く訪ね歩けます。








唐突に三浦しをんさんの題名をひねり出しているのは、彼女の作風が家族を取り上げることが多いのと、~なあなあ~が2009年の出版(連載はもう少し前)だったからですが、なんでかと言われたらば「表題なんていつも趣味で考えてるし」としか答えられません。
この子には一度だけ会ったことがあって、霰が大学卒業で新潟を引き払う際、自転車をもらい受けてくれた学生さんです。まあ期待したほどもなく彼氏指数はゼロなんですが、彼は大学院に進んで地質学の勉強をしており、このスーパーカブで北陸狭しと走り込んでいます。



