先日の「AI問答」で得た自分教訓が「紙の辞書を引く習慣を衰退させてはならない」でした。と、言う割に、5年にいっぺんは道路地図を買い替えているほどに、中型辞書というものを買わなくなって久しいことに気づかされています。それで思い出したように・・・辞書じゃなくて、三浦しをんさんの「舟を編む」を原作、コミカライズと読み返してみたり、映画版、アニメ版、NHKドラマ版を立て続けに視聴しておりました。
800ページ強の中型辞書を一から作るという編集者とその周辺を描いた同作を知って、学生の頃は毎年現代用語の、とか知恵なんとかを買い比べしていたけれど、あれはもとより中型辞書を作るのにベースは13年とか16年とかを要するのかと、手間暇のかかり方に驚きました。地道ながら地味(失礼)な世界ですが、小説はもちろんのこと、どのシリーズも原作の料理の仕方が巧みで面白い。こと、後発のドラマ版は物語の時代をスライドさせながら上手にまとめたなあと気に入っております。