通り過ぎざま、目の端に何か居た気がして2~3歩戻ったら、のまちゃんの横に猫。
すっごい不満そうなのは気のせいじゃないな(笑)
この前の駐車場の猫とは色が違うので・・・
別のコだな。
一体ウチの回りって何匹の猫が通り道にしてるん??
オートバイ二台がくっついて車になるというギミックをよーく考えてみると、ツインエンジンてことじゃありませんか。
魔進チェイサーのライドチェイサーも仮面ライダーマッハのライドマッハ―も、ホンダNM4っぽいので、それに準拠すると直列2気筒745ccの2個掛け。あれっ? 足しても100馬力ちょっとで意外と平凡なスペック。劇中ではもっとスーパーな動力と性能を有し、300馬力中型のグラビティエンジンを積んだバイクで、四輪化すると二基がけで2000馬力だそうです。計算合わないじゃないか。
しかしその爆走を見ていると、2台がくっついてライドクロッサーになると、それまでのバイクの車体は前後逆向きとなるのです。バイク時のハンドルなんか、4門のバルカン砲という扱いです。
てことは・・・ば、バックギアで走るんかい。つまりクルマ状態だとFFなのです。さすがそこはホンダのポリシーを踏襲しているのね。と感心している場合ではなく、これ一人乗りで、クロッサーになるとチェイサーかマッハのどちらかはバイクから振り落とされてしまうという、しょーがないとはいえそれでいいのか変形。
とりあえず、乗り込んだどちらかは密閉型のコクピットから「クロッサーの正面方向に正対して頭を後ろにして」半分寝そべり状態で操縦するのですが、これは玩具では再現されておりませんでした。
もちろんそんな事実はありません。聞いたこともありませんので誤解の無いようお断りしておきます。でも、「ロボット刑事」をメタルヒーロー枠やVシネマなんかでリバイバルするのではなく、本腰を入れて「月9ドラマ」として作ったら、色物キワ物と言われはしましょうが、面白い企画になるのではないかと思っています。
土台にするのは昔フジテレビで作ったヒーロー番組ではなく、ましてや最近の若手漫画家が描いているというリメイクものでもなく、石ノ森章太郎さんが30代の折にドラマとタイアップして描いていた漫画です。哀愁を持ったロボット像は、石ノ森氏のKこそが最もふさわしい。
Kの指揮を執るベテラン刑事・芝とその後輩の中堅刑事兄弟(うち、兄はKの絡んだ捜査ミスで辞職し私立探偵に転職・・・というのが現代だと浮いてくるけど)、この刑事弟と恋仲でありながら次第にKへと心惹かれてしまう芝の娘(ヒロイン)、ニュートラルな位置からKを励ましたり傷つけたりもする芝の次女と、刑事ものと悲恋ものとを同時に展開できて、超高性能なアンドロイドとして作られたが故に人間と相容れることのできないKの葛藤と正義を描くとなれば、引き出しは沢山そろえられる。
こうしたガジェットを、「月9ドラマ」の水準でまじめに作る。いやVシネマがまじめじゃないというのではなく、子供向け番組というバイアスから解放して一本のドラマとして真剣に取り組むという意味で、やってみたらいいのではないかと思うのです。こういうところをほっとくと、外国のテレビ局に版権(ロボット刑事自体はフジテレビと東映の企画で、石ノ森さんの漫画が原作というわけではありませんが)を持って行かれてしまうおそれもありますから。
ちなみに、「ロボット刑事」というタイトルでなく、単に「K」というタイトルで実現した場合、それは月9ドラマ史上最も短いタイトルとなるようです。
先日亡くなられた大塚周夫さんが現役時代に当てた声で「ブラック魔王」と書きましたが、まあだいたい世代が近い人はわかると思うんですけど、僕自身はこんなの知りませんでした。
なんだこりゃーっ(いやすげーな楽しいなって意味で。でもマジックスリーとトロッコスペシャルがいない)
そしたら、遊んでる人もいらっしゃいました。
こんだけの性能でなぜ勝てない?ゼロゼロマシン・・・
前傾姿勢スタイルで車高が上がっている様子は、隣のTJ11Wと比較するとわかります。セオリーで言えば、クロスカントリーをするならフロントを上げておき、乗り越えのためのアプローチアングルを稼ぐものですが、BLUEらすかるは「見た目ノーマル」というサスペンション開発者のポリシーを受け継いでおり、リアがが上がっているのです。
「やっぱりV6はフロントヘビーなんですねー」
とか言われることもありますが、前サスがㇸたっているわけではないのです(そりゃいくらなんでもひでーよ)
もともと腕前を磨いてきたわけではないので、オフロードコースを本格的に攻略するということはやっていません。僕の場合は距離を出していくマラソンクラスでエスクードを運用していますから、林道オーダーでの生還率が高まっていることが大事。その意味ではこのスタイルは十分な能力を有しています。
もう一つの思惑として、この前傾姿勢にどんな効能を期待したかというと、古参のエスクード乗りならたいていの人が悩まされた、リアハッチから室内への雨漏りをなくすことができるという点です。ルーフエンドスポイラーも加わって、絶大な効果を発揮します。
だいたい、リアハッチの構造材に大きな面積を有するガラス材(後方視界は人によってまちまちな評価)で、スペアタイヤまで背負っているのですから、ひょっとすると車を構成するパネルの中でも最も重量がかさんでいるリアハッチなのです。何年か経てば自重でヒンジがずれを起こす。開口部を密閉するウェザーストリップなんか押しつぶされます。
初代を設計した人はそこまで解析できていなかったし、下手をすれば設計の人、これでクロカンなんかやらないだろうとさえ思っていたのかもしれません。やらないまでも、初代のリアハッチは部材を奢って強度が忘れられている、愛すべき間抜けな出来なのです。
そんなわけで、クラウチングスタイルのBLUEらすかるは、先代らすかるやそれ以前のうちのエスクードがことごとくやられた室内カーペットの水浸しというトラブルを経験せずに済んでいるのですが・・・
実は積雪した折、屋根の雪をきちんと払わずに走ったりすると、制動時にそれらがすべてフロントグラスに落ちてきます。それは危険なので、雪下ろしはきちんとやらねばなりません。
もう1点は、車高を上げてしまったために、この角度によって交差点の停止線で車を止めると、一部の交差点では頭上の信号が見えないという困った現象が起きるので、はた迷惑を承知の上で、停止線より少し手前で止まらざるを得ないのです。後ろのドライバーの人、ごめんなさいです。
「雷蔵さんのエスクードって、どのくらい車高が上がっているんですか?」
と、久しぶりに尋ねられました。
BLUEらすかるはロングストロークのコイルやスペーサーおよび外形を大きくしたタイヤによって、クリアランスは計算値でフロントがノーマル比40mm、リア側では70mm確保されていることになっています。
自重で幾ばくかは相殺され、実質は少なくとも30~40mm程度の初期状態でしたが、これはタイヤサイズも企画仕様にした場合の数値で、205/80R16(当時の銘柄だとジオランダーAT+Ⅱ)が必要です。
しかしこれだとステアリングの抵抗が大きく、長期間の使用には耐えられないと判断し、タイヤサイズのみブリジストン規格の225/70R16にデチューンしました。
この結果、実際のところではフロントの地上最低高(フレーム位置)は260mm、リアで300mmと、意外に上がっていない数字となっています。しかも前側が低いという、クロスカントリー四駆としては不適当な設定が、BLUEらすかるのシルエットを成立させているのです。
これは、この足回りを最初に組んだ97年式TD51Wのノーマル状態のシルエットが、前が若干低いクラウチングスタイルであったことに由来します。つまりそのスタイルのまま車高を上げているわけです。ただし、当初の205/80R16クラスだったら、そこそこのクリアランスにはなっていたはずでした。
それでも、文字通りのライトクロカンであれば、現状の地上高と前後のサスペンション設定でどうにかなるので、常用域で扱いやすい方を優先しています。
意外に上がっていないとはいっても、テンロクノマドのノーマル車と比較すると、けっこう予定通りの値にはなっているのです。
舵取りもたいへん。日経の記事によるとSX4-Sクロスとビターラをどちらも国内投入という話が具体化していますが、前者が小型で後者が中型って、同じ排気量で顧客はそれをすみ分けられるのかどうか。日産が軽自動車を自社開発販売するという動きは、スズキにとっては大問題なわけですが、その激戦へ投入するのが小型車でSUVだという認識は、得意の読み違えに発展しなければよいのですが。
Sクロスの展望は知りませんが、ビターラに関しては、テンロクでデビューしながらも、社内ではエンジン機種整理の対象として、これから開発される1400へと鞍替えを余儀なくされる路線上にあります。
もしかしてこの新エンジン搭載が予定より遅れるということなのか。あるいは「以前トップがそんなことを決定したけれど、これは方針転換」なんてことになるのか。新車が出てくることをとやかく言う立場にはありませんが、市場で太刀打ちできるかどうかがかなり心配。でも有象無象に増えすぎたへんてこな乗り換え組が新車に流れてくれればそれもいいのか。
しかし太刀打ちはともかく、軽自動車の競争激化にSUV投入という方針は、スズキの真骨頂ではないような気がします。それでキザシだとかエスクードを無くしちゃうなんてことだったら、それこそ本末転倒どころじゃない。それに、この2車種で食いつぶしあうという懸念は無し?
それにしても、軽自動車ブームとマーケッターが言いきり、トップシェアであることまで紹介されているスズキが、繰り返しますがこの舵取りをする。読み違えているのはどちらなのかが心配です。まあこの引用リンクの記事は、その部分とは異なるところで話題になっちゃったらしいですが。