Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

出世したもんだ

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1217本日、タカラトミーのトミカシリーズに四代目エスクードがラインナップされますが、国内メーカー産ミニカーでスズキエスクードがリリースされるのは実はこれが初めて。一昨年の初代モデルの突然のあちこち製品化(ほぼすべて海外)を別にすると、初代はイタリアのブラーゴ、二代目には商品自体がなく、三代目をドイツのリーツェが扱って以来ですから、快挙でしょう。はてさて「国産名車コレクション」はあっという間に書店から消えましたが、今度はどうなることやら。

あっ、今日ってつくばーどの忘年会だよ。買い出しとか設営とかやってたらおもちゃ屋に行ってる時間ないじゃん(馬鹿)

とか言って「ある」んですけどね

ESPRIT RUNABOUTの源流

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%ef%bc%91%e5%9e%8b初代エスクードのスタイルや雰囲気は、デビュー当時に「プジョー205っぽい」とよく言われました。偶然にも88年頃、スズキはプジョーも一部で代理販売していたから、新車登場したエスクードが「似ている」と語られるのは無理もありません。まあ実際似ていたし、205のバンパービルトイン角型フォグランプユニットは、エスクードが後にオプションとしてラインナップさせたスーパーデザインコレクションのフロントガードビルトインランプと共通部品でした(汎用品だしね)

ctiy-cbしかしエスクードの開発がスタートした84年に遡ると、83年にフランスデビューしたばかりの205をモチーフにする話は少なくとも「その時点では」無かったらしく、全く別のクルマがデザイン検討の対象に上がっていました。

「ホンダシディ。ブリスターフェンダーが同じでしょ? 特にあの年の夏に出たカブリオレが風変わりでね。あれを真似たんですよ」

s-dscf00160人呼んでエスクードの父、二階堂裕さんが言うのだから、この逸話は間違いないでしょう。言われてみればなるほどなのですが、言いきられちゃうとヘナヘナと来るものがあります。しかし、すると、初代の3型あたりまでのプジョー似な顔立ちは、「丸目顔だとジムニー/サムライと変わらないよ」というのが正当な理屈なのでしょう。結果、丸いヘッドライトを採用しなかったことで、ジムニーとの差別化が実現し、どこかプジョーに似てしまったのはご愛嬌な昔話です。

4ドアの小型車四駆

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ssc%e3%81%ab%e3%81%a6SSC出版のオフィスに、4ドアの四輪駆動車を描いたデザイン画がボードに「しれっと」貼りつけてあります。誰がどう見てもそれはジムニーの姿なのですが、もちろん来年早々に出てくるという新型ジムニーのスケッチではなく、巷のニーズに基づくイメージデザインです。しかし新型ジムニーで検索している人には申し訳ないですがこれ以上のお話は何もありません。

二階堂裕さんの説明によると、現在生産されているジムニーの軽自動車版は、世界規模の出荷数で見たら1割程度。海外に出されていく大半はエンジンが小型車枠なのだそうです。だからこそ軽自動車のジムニー@Japanは唯一無二の希少性を有するのですが、ここにディメンションの枠規制もかかわり、4ドア版は実現困難。やってもいいけどハスラーならともかく、ある程度のペイロードを求められるジムニーだったら小型車サイズに車体をストレッチしなくては商品価値が薄いと感じます。

それなら既にSJ410のような先駆例があります。あれだったらそこそこの積載量を得られます。ピックアップタイプだって非現実的ではない。

「いやしかし、そうなったらいよいよエスクードなんかいらなくなっちゃうからそれは困りますねえ」

「エスクードはそれ自体がユーザーニーズの変化で今のモデルになってしまったけれど、メーカーの人たちは今でも、初代からのつながりを強くアピールしてくるんだよ」

「それはどこか詭弁だと思うんです。それを鵜呑みにして無茶な使い方で車を壊すような事例が出てきたら、結果的にダメなSUVの烙印を押されかねない」

「確かに、初代モデルのデザインもそうだけれど、取り回しの容易なコンパクトさと、現実的な積載量は皆さんが乗り続けているように絶妙なものになっているね」

「そこでこの4ドア版ジムニーのデザイン画ですけど、つまるところこれはSJ410というよりも、ノマドっぽいジムニーだと感じるのです。もともとジムニーから乗り換える次の四駆は何? というコンセプトからエスクードがショートボディーで生まれて、ノマドのロングボディーで完成形に至った。だから生存個体の大半がロング版。エスクードだからいいんだよねという声は、今でもあるわけです」

「ニーズの変化というより、市場の流れで四代目エスクードは今の形になってしまったことは否めないねえ。でも初代をデザインするとき、真似たのは良く言われるプジョーではなくて、実はホンダシティのカブリオレだったんだよ」

「ヘッドライトひとつでプジョー似に(笑)。それこそ絶妙。ところでこの流れで、新型ジムニーがショートとロングの双方で出てくるとは思えない。ならばいっそのこと、『五代目エスクード』とは言わないから、現在のジムニーとエスクードの隙間になるところへ、4ドア版の小型車四駆を持って行ってほしいですね」

 

てなことが、先だってのらいとにんぐなミーティングが始まる前に対話されていました。いやもうなんというか、こういうのは蚊帳の外でわいわいやってるだけなんですが、メーカーの人にも立ち会って聞いてほしい対話ではあったのです。

コートでキャンプ

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%e6%a1%821テニスコートとかサッカーコートとかじゃなくて、通勤用のコートです。しかもことし初めて袖を通したのだけれど、仕事に出かけた後の帰り際に合流したキャンプ場で。例によって背広にネクタイでキャンプ参加です。その日の朝や日中には、仙台でも福島でもコートは必要ありませんでしたが、那珂川沿いのあのキャンプ場にたどり着いたのは日が暮れてからで、外気温度が5℃まで下がっていました。河川敷なので風も冷たいのです。ある御夫人には「こんな時期に河原泊まりなんて馬鹿じゃないの?」と言われてしまってます。

%e6%a1%825コムロさんの三代目エスクードと、あおいろさんが新たに手に入れたディスカバリーⅡに挟まれると、初代エスクードがどれだけ小型車枠かがわかります(BLUEらすかるは排気量の関係で小型車じゃありませんが)。そうかー、あおいろさん、リアサスにリジッドという路線を貫いたのねー。しかしこれに乗ってしまったら、もうエスクード要らないだろうと思えば、

「沖縄に持っていったあれはあれで、高級車仕様に仕上げてるもん」

%e6%a1%823最近、三代目エスクードから別の四駆に乗り換えた人たちに、その人たちの乗り換え方について「答え合わせ」を求められるのだそうです。そこはそれぞれの答えがあるだろうと。スタートラインが初代か三代目かで、オフロードコースで何が物足りなかったかの感じ方も違うわけです。初代を3台乗り継いでいるあおいろさんは、現在のTD61Wは壊したくないけれど、オフロードを走りに行く趣向は残したいのでローバーを身代わりにした、と(それはそれでかなりユニークな判断)

%e6%a1%824次の車を何にしようかな。という思いを逡巡させる時間は楽しいものです。乗り換えの理屈を求める必要は、他者に対してアピールを迫られるものでもないし、あなたそれに決めたのならそれでいいじゃないのよ。と考えます。が、そういう人たちばかりではないのも事実。乗り換えたくねーんだよと抗う人もまた存在するのです。そんな対話なんかわかるはずもない河原の巡回猫は、やたらとコムロさんの膝の上に乗り続けたがっておりました。

Team WESTWIN Warriors#104

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%e5%be%8c%e8%97%a4%e3%83%bb%e5%b7%9d%e6%b7%bb27日の日曜日、TDA本年度の最終戦が開催されました。主催者でもあるウエストウインの島雄司さんから、ルール変更の説明を受けましたが、けっこう複雑でここに書き出せなかった。要は

「速いだけが全てではなく、対戦カードの引き当て方と年間のポイントの獲得によって、誰が勝つかわからないよという要素を盛り込んだのです」

ひとつの要素をあげると、あえて敗者復活戦に回るために初戦のカードで負けに出て、そこから周囲を撃破するためにどこを突き崩すかというかけ引き。こつこつと参戦して上位のポイントを蓄積していく堅実派。そういった見えないハードルを仕掛け、後藤・川添両選手も思わぬ伏兵に立ちはだかられるという奥行きがもたらされました。

驚いたことに、このポイント争いで、川添選手は無敗でありながら1戦欠席したために後藤選手にはポイントで負けたままの最終戦。これを覆すために、後藤選手が引き当てる初戦のカードを予測する必要がありました。後藤選手もまた、裏の裏をかかなくてはならない頭脳戦が、もう何日も前から繰り広げられていたのです。

そして最終戦はコースが川と化すような土砂降りコンディション。変化するコース状況を、実は後藤選手はこれまでのレースでもチェックしていないのです。つまり彼の場合、全タクティクスをぶっつけ本番で走ってきたようなものでした。いや、ふつう他者の走ったあとは轍から何から変わっちゃうだろう? しかし後藤選手は夏の間も、日陰に車を非難させていたのでコースチェックをしてきませんでした。対する川添選手は、もうお判りでしょうけれど逆。ここに勝機を見出す作戦がありました。

しかし後藤51Wにオルタネータ故障が発生していることに重ねて、なんと川添52Wにクラッチが切れなくなるというトラブルが発生。両者手負いでそれぞれ応急修理のまま当日を迎えています。

こうなると勝敗はこのマッドコンディションにMTを使うかATで臨むかにかかっていきます。前者がドリフトの後藤、後者がグリップの川添でしたが、さすがにオールテレーンにはハンデが大きすぎました。後藤選手は例によって振り回しすぎのミスもいくつか起こしながらも川添選手にプレッシャーをかけつづけ、川添選手はついに土手乗り上げで後退、不敗神話がここで止まりました。

ww1127「ただ、コンセントレーションが途切れる直前までの川添くんの追い込みもやはり神業でしたよ。ドライコンディションだったら後藤くんには勝ち目はなかったかもしれない」

島監督はこう分析しました。後藤選手はスーパーゼッケン1を獲得。ここしばらく続いたフラストレーションを払しょくしてシーズン終了となりました。川添選手にとってこの雪辱戦は来期の開幕戦。来春の第一戦はいやが上にも白熱します。

 

ノウハウ活かせても時代に沿うのか

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book技術やノウハウは何年経っても役に立たないということはない。だから今、オフローディングハウツームックが出てきても邪魔にはならないでしょう。

ただ、今回僕のところに送られてきたこのハンドブックは、時代の趨勢に沿ったものと言えるかどうか悩むところです。ここに書かれているノウハウは、オフロードコースにおいて駆使する分には何も問題ないけれど、そのまま野外に持ち出してということなら、「これをやってはいけない」ページを割くべきです。

かつて4×4マガジン誌などは、四駆がフィールドを走ることについての社会的責任について、丹念に警鐘を鳴らし助言を怠らなかった。だからといって、四駆は危険な乗り物だ、などという物言いは僕自身「自動車全般そうだろう」と否定しますが、フィールドから締め出しを食らうようなことはしてはならないという4×4マガジンのスタンスには共感があります。

この手のハンドブックは、今だったらそこにポイントを置かなくてはならない。もちろん日本ジムニークラブや有志は相模川などのゴミ拾いボランティア活動も展開し、四駆が走れる場所の社会的責任に基づく環境維持を行っていますが、ならばこそなぜ、そういった助言をノウハウの中に盛り込まなかったのかが残念です。

 

野鴨屋的珍事

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%e5%8e%9a%e6%9c%a8%e3%81%ab%e3%81%a6こんなこと言ったらRV4ワイルドグースに失礼なのはわかっているのですが、90年代ならいざ知らず、いまどきこの店の軒先にエスクードがずらりと並ぶ光景なんて、まあやっぱり珍事です。

「そんなことないよ。俺だってエスクードに乗るのは3度目なんだよ」

%e5%8e%9a%e6%9c%a8%e3%81%ab%e3%81%a62とは、今回TD51W(右端)を所有するに至った同店の、というより初代エスクード開発の父・二階堂裕さんの談。しかもこの車体色。エンジン形式だけ異なる、まるで分身の術。これはもうお店が定休だとわかっていても押しかけて並べてみたくなるじゃありませんか。というようなことを8日のブログのコメント欄でほのめかしておいたらば、こうなりました。まさしくスーパームーン(前日)効果です。

%e5%8e%9a%e6%9c%a8%e3%81%ab%e3%81%a63二階堂さんのエスクードは97年式の最終型。30万キロにリーチがかかっていますが、車検は2年残っているし、全体的に塗装がやれている程度で、一般流通するるタマではないにせよ、状態を理解して乗る分には問題は少ないようです。

「フレームを持つ車は丈夫で長持ちすることをこの車で紹介するよ」

%e5%8e%9a%e6%9c%a8%e3%81%ab%e3%81%a64それにしても厚木からの帰路で渋滞するのはある程度覚悟していましたが、往路も復路も渋滞皆無で走れたのはありがたい珍事でした。津久井浜の準備に行ってきたという和邇さんからみかんと三浦大根をもらったので、16時30分に圏央道に入り、仙台には直接戻らず基地に立ち寄るため北関東道を走り2時間ちょっとで笠間PAです。給油していたら、温泉旅行帰りのコムロ夫妻がいるではありませんか。

%e5%8c%97%e9%96%a2%e6%9d%b1%e9%81%93%e3%81%ab%e3%81%a6「さっき華麗に追い越されましたよ」

あらっ、暗くなってしまったので気が付かなかったよ。屋根も身軽になっているし・・・ てなことで立ち話のあと基地に帰宅したら、19時ごろこのブログがクラッシュして記事も写真もすべて消え去っていました。管理者のりんもんさんによって復旧済みですが、満月の前後っていうといろいろあるのです。

 

 

冬装備換装

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昨年の車検時にも下回りにアンダーコートは塗っていましたが、1年経つとこんなもん、というくらい融雪剤の影響が出ています。今年はアンダーコートをやめてハードワックスを塗装します。本来なら浸透性の防錆剤も車体パネルの内側から全体的に注入してやりたいところですが、部分的には「これもうやっても効果ないでしょ」という哀しい現実も目視確認。「効果なくてもやってよ」のオーダーです。

 

%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0施工後・・・あまり見てくれの変化はありません。黒いのと銀色とに塗り分けはできてます。どれくらい効果が出るかですが、やっとかないよりはましでしょう。あとはタイヤ(まだ好感していない)なんだけれど、これは2シーズン目でまだ使用に耐えるものの、夏物よりサイズの小さなことが災いして、低速度域でリアがバタバタするのが問題。あれならシーズン中スパイクタイヤ履かせっぱなしでもいいよなあと思うけど、粉塵だの騒音だので禁止だというのが今もって解せません。

 

限りなくマイアミに近いブルー

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%e5%90%8c%e3%81%98%e8%89%b22沖縄在住のマミポコさんが所有するTA01Wは、それ自体が現役で使われている貴重な個体であると同時に、偶然にもBLUEらすかると同じマイアミブルーメタリックⅡという車体色で、たまに久米島あたりに渡ったりもしますが(もちろんフェリーでだよ)、ほぼ沖縄本島のみで30万キロを走り続けているとんでもないとてつもないエスクードです。

最近、塗装に及ぶ修理を行ったついでに、6年ほど前に進呈したミニカー(既に10年以上前に絶版)にも塗装を施しました。

おぉ、まさに世界でたった1台のアイテムだぜ。

考えてみたら沖縄は北緯26度あたりの島。マイアミとは緯度にして1度の差なのです。ニライカナイの空と海はの色は、限りなくマイアミに近いブルー。BLUEらすかる以上に空色のクルマと、同じ色のミニチェアというコンビネーションは実に羨ましい。

今だから?

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レッツゴー4WDは時折、ちょっと古い世代の四駆を「ネオクラシック」と称する。このちょっと古いというのがなかなか難しい。西暦2000年のこっち側にいるモデルは、この企画にはまだ早い気がするし、2代目までのエクストレイルや5型あたりのJB23をネオクラシックと言っちゃうのは乗ってる人たちに悪いような括り。ましてやハリアーの30型を今だから乗りたい名車に選択するのかと思うと、時代の変遷を感じずにいられません。でもそれらは見開きで構成されている。

同企画の最後のページに、我らがエスクードもグランドチェロキーと同居の2分の1ページだけのっけっているわけですが、こっちはこっちでなんだかもう、ネオなんて冠をつけてもらいたくない気分です。それじゃあエスクードの世代がクラシックなのかというと、そう簡単にはいかない四駆の黎明期から80年代あたりにかけての質実剛健な車体骨格とは一線を画して・・・いや画されてしまいます。この程度の扱いなら、最初から外してくれた方が潔い。そうでないならもちっと厚遇してくださいな。です。

翻って同じタイミングで唐突に、なぜかGOOUTが80年代に輝いていた四駆とSUVの狭間という記事を載せていて、四駆から乗用車に歩み寄っていったモデルと乗用車が四駆っぽく着飾った事例を比較し、RVブームの方向性を決めて行ったテラノ、Mu、エスクードを取り上げています。まあその、これも回帰的な話題なのかもしれませんが、今だと乗りたくても簡単には手に入らない。といって30年後にこの手のクルマが回帰してくるかというと、それもないでしょう。

とすれば、今これに乗っていられる人々は、こうした企画の範疇においては幸福なのだと言ってもいいでしょう。石の上にも30年弱ってところですかねえ。