Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

限定品

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限定品という価値観というかステータスに、何年かに一度くらいは惑わされるのですが、1989年のエスクード・ヘリーハンセンがその最右翼で、あれとさえ出会っていなかったらここまで深みにはまることはなかったかもしれない。その後ゴールドウインにもGリミテッドにも乗っていますが、最初のインパクトは段違いです。

単にお買い得感というまとめ方ではない、スタンダードとは一線を画した何かがあった。だってお買い得感どころか、テンロク8バルブのOHCで、乗り出し価格が今の2.4XGと大差なかったのだから、完全に釣られています。

こんな人生の転落の兆しはヘリーハンセンの10年ほど前に現れていました。超合金の黒いライディーンは、当時北松戸駅の前にあったおもちゃ屋で見かけ、財布の中身と相談もせずに買い求めたら、翌日の弁当代がなかったという今とたいして変わらないベクトルの始まりでした。周期的に見て98~99年の頃に、何かあほなことをしていなかったか振り返ってみました。幸いにもこの手の黒バージョン玩具を買ったところで動じずに済むくらいの所得になり得ていて、あまり目立った出来事はなかったようです。

問題はさらに10年周期のここ数年ですが、限定という言葉に気恥ずかしさがあるのか、すっかり萎えたのか、どうでもいいよーそんなのー。というやる気のなさの方が先に立っている気がします。いいのかそれで(いいんだってば)。しかし、限定からは気持ちが遠ざかっている反面、(つくばーど)オリジナルだとか独自の、という言葉には揺らぐのだから、たいして変わらないのか。

ダイモス

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つい、「闘将」の写真を使ってしまいますが、ロボットのダイモスではなく、火星の第1衛星が発見された日が、1877年の今日。これより内側の軌道にあるフォボスは、6日後の同年8月18日に発見されました。アメリカの天文学者、アサフ・ホールが発見、両衛星の命名者となっています。

ダイモスとはギリシャ神話における軍神アレスと美神アフロディーテの息子と言われていますが、「恐慌」の擬人化であり、実は神話そのものは存在しません。フォボスはその実弟で、「敗走」といわれ、後に「恐怖」の象徴へと転じています。

この兄弟にはもう1人、ハルモニア(調和)という名の女神も存在しますが、残念ながら火星に三つ目の衛星は確認されておらず、かの惑星には殺伐とした名前ばかりが残されています。しかしながら火星を意味するマルスとはローマ神話における軍神にして、ギリシャで同一視されているアレスとは異なり勇者を指し示す。また、もともと農耕神であったことや、ローマ帝国がうち立てられたとき既に存在していた神という、独特のポジションに位置します。

宵の明星がひときわ目立つ8月。金星の近くには火星と土星が位置しており、本日から数日間、月もこれらの惑星の近くを通り過ぎていく軌道関係にあります。西の空の低いところには、水星も見えています。ことし1月、地球に対して9933万キロまで接近した火星は、再び1億キロの彼方に遠ざかっており、2003年なみの大接近が次に巡ってくるのは、2082年(待ってらんない)。エスクード・マイレッジは8月現在、2500万キロ台を航海中です。

蝶々と戦車

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キャロライン・ウェーバー(書籍評論家)によれば、「世界で最も影響力のあるファッション雑誌」と評される『BOGUE』は、ラテンアメリカと、それ以外の世界16カ国でリリースされている、28年の歴史を持つ書籍ですが、この雑誌の表紙を飾るというステータスもまた、想像以上の影響力を持つと思われます。

しかしこの青坊主頭(おい)、どこかで見たような気がするなあと思ったら、なんと先日、尾道のカフェで現物を拝見した、あの完全変形グランゼルではありませんか!

 

「トランスフォーマーは宇宙から来たテクノロジーだし、サイバロイドもまたダダ星の科学がもたらしたものだが、この世界初のビークル・ヒューマノイドは、地球の技術によって再現された。そして復活したグランゼルには、戦士でも戦車でもない、まさに雄大なる天使として、世界平和を提唱するヒロシマの技術者の願いが込められている。この姿はサナギから蝶へと変化する過程の、かつて戦車だったものの新たな鼓動なのである」

とか書かれているのでしょうか。

書かれていたら嬉しいなあ。

ちなみに日本版最新号は7月28日に発売されていますけど、もちろんこういう表紙ではありません。そのことを念のために書き記しておきます。

かもすぞ~

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ドラマ版もやしもんを一家で見ながら盛り上がってしまい(アニメ版で既にできあがっている一家です)、土曜日に水戸へ出かけた霰がおみやげに買ってきてくれました。

「なんでC.トリコイデス? (紫の方)。A.オリゼーはー?」

と言ったら霰のやろー

「C.トリコイデスって、(フォンブレイバーの)ゼロワンに似てるからー」

と、きやがった。いや、でも、黒カビっすよこいつ・・・

「だからP.クリソゲヌム(青カビ)もいっしょについてるんじゃないかなあ」

解説によると、C.トリコイデスとは体内に入って悪さをし始めると何をしでかすかわからない、怖い謎の菌。P.クリソゲヌムは、ペニシリンのもとで有名なあれですね。

前夜祭の日

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1966年の7月10日、TBS放送において「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」なる番組が放送され、事実上のウルトラマン出演第1号番組が世に送り出されました。

前日の9日午後に開かれた、杉並公会堂でのイベントの模様が主たる内容だったそうですが、視聴率は30%に迫る勢いで、(全番組のウルトラQが一回早く終了となり、10日放送分の穴が空くため)急遽番組を作ることとなった現場の労はねぎらわれ、翌週17日に放送開始となる「ウルトラ作戦第1号」のカンパケフィルムも、特番によって納期が間に合うという波乱の幕開けを迎えます。

この特番には円谷英二さんも出演していたそうですが、特撮映像の撮り方に関して「そうとはわからずにやってのけるのが特撮」というのが持論だった円谷さんにしては、40mの巨人であるはずのウルトラマンの「着ぐるみ」や、未知の生命体である怪獣、宇宙人(の着ぐるみ)を、よく公会堂の舞台の上に並べさせ、それらと一緒に舞台に立ったものだなあと、今になって思うのです。本当ならば、その姿が動く様は(雑誌の写真は動かないから情報を制約できる)、テレビで颯爽と見せたかったのではないかと。ラッシュ・フィルムの段階では、特撮映像を担当の編集助手以外には見せなかったという人ですから。その反面、気前のいい人でもあったというし(けち説もあるらしいけど)、自社と放送局のピンチという事象に際して、堅いことを言う人ではなかったのでしょう。

ウルトラ作戦第1号は、確かリアルタイムで、当時流山市に住んでいたいとこの家で見た記憶がありますが、前夜祭特番というのは、そのエピソードを知るまで知りませんでした。杉並公会堂にはどんな人々が行っていたのかを考えると、まずもって僕よりもずっと・・・いや、いくらか年上の世代のような気がしますが、おおむねポスト団塊世代の後ろの方から、同世代には引っかからなかった次のジェネレーション(ということは、団塊やポストの人々も、引率的な立場で見に行っているのか)なのでしょう。しかし、前夜祭の話はともかく、こういった世代の人たちから、ウルトラマンをはじめとする特撮テレビ番組の時代を、聞いたことがないなあ。

やっぱり大人になり、決別するという時間の速度が速かった時代なんでしょうか。

OOO まるで伏せ字だ

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東映まんが祭りのサービス復活よろしく、仮面ライダーWのお披露目も仮面ライダーディケイドの劇場映画によってでしたが、次に来る新しいライダーもまた、Wの映画の中で初登場するようです。

その名も「仮面ライダーOOO」・・・おい、伏せ字なのか今度のライダーは! と思わず言っちゃいましたよ。これで「オーズ」と読ませるらしいですが、いくらスポンサーが一緒だからって、何も最近のガンダムみたいなタイトルにしなくても良いじゃないか?とも

オーズ(OOO)の特徴は、この体に描かれている文様にあるらしく、ベルトのバックルにそれぞれの力を秘めたメダルを装填してコンボさせる。このオーズの場合、首から上(視力? 頭脳じゃないよね)が鷹、上半身(腕力?)が虎、下半身(脚力?)がバッタの能力で、「タトバ」(まんまじゃねーか。これはトライフォームとも言われているらしいですが)と呼ばれるそうです。

な・・・何もひねりがない。と一瞬思ったけれど、オーズの表記をOOOというアルファベットにして伏せ字のようにも見せるという発想は、なかなか幅が広い。動植物や昆虫、あるいは四大元素や陰陽五行と、組み合わせるキーワードの頭文字はほぼ無限と言っていいし、それで繰り出すコンボの数が次々と商品化されたらえらいことになります。

そしてこの伏せ字スロットは、3つの表音文字で読ませる名前を持った子供にとっては、自分の名前を当てはめることが出来るという、隠れた能力を有しています。たとえば「蟻の嗅覚」「ライオンの腕力(腕なのか?)」「レイヨウの脚力」でア・ラ・レコンボ。「木菟の聴覚」「ゾウの腕力(だから腕力なのか?)」「レオンベルガーの脚力」でミ・ゾ・レコンボなど。

しかしそれは罪だ。「シンゲツくん」や「ライゾウくん」のような3文字以外の名前や「レイ“ん”さん」のように“ん”が入っていたらアウト。指をくわえてみているしかありません。ここは少なくとも後半のパワーアップで、7文字や8文字まで対応したり、ん対策も施して欲しいところです。でもこのデザイン、Wの「半分こ怪人」に比べるとずいぶんオーソドックスにまとまりましたね。もっとも、Wはその顔立ちだけはまあまあ仮面ライダー然としていた。オーズも響鬼やディケイドに比べたらまだ仮面ライダーっぽいですが、企画力とデザイン力がこれだけ展開できるようになったのだから、ライダーからの決別をそろそろやらないと、いずれ東映はだめになっちゃうような気がします。

せっかく作ったのに・・・

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 「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE対戦2010」をだらだらと見ていたら、つい居眠りをしてしまって、肝心の“ビギンズナイト”の展開をすっかり見逃し。

気が付けばWが“サイクロン・サイクロン”“ジョーカー・ジョーカー”に、ファイナルフォームライドしてしまっている。本作のスペシャルゲストは鳴海荘吉こと仮面ライダースカルだが、変身と体術と武器以外に、最後の最後でオートバイが出てきやがった。というのが、この映画を観に行ったときの顛末でしたが、いつのまにかDVDが出ていたので見直しました。

仮面ライダースカルとやらは劇中の98%、バイクとは無関係で、最後にちょこっと、スカルのスーツを身にまとった荘吉役の吉川晃司氏が、本人曰く「役得」で出てくるときに、彼の脇に置いてあるだけ(それに乗っていずこかへ去っていく)であったことが確認できました(いまさらか)

あとで聞けば、この色違いの真っ黒なハードボイルダーは、仮面ライダーWが使用しているバイクをCGで化粧直ししているだけだという。はぁー・・・昔のオプチカル合成なんて、どこの技術だったんだと言うほどの現代特撮に、寝ぼけていたとはいえ映画館ではだまされました。それでも一瞬、このようなプロップを出しているところに、好感は持っておりましたんで、

「そもそもまともなミニチェアとしてのハードボイルダー自体、商品化されていない(本年2月時点)のだから、こんなもんが商品化されるはずがない」

と判断して、まともな出来ではないハードボイルダーのフックトイを買ってきて、Wのモールドを削ってSに仕立て直し、銀のモールドを赤に塗り替え、緑色の車体後部も黒く統一して、これを作り上げたのですが、このバイクの名前がわからない。Wの主人公である2人の若者がWに変身する力を得たとき、鳴海荘吉は既に絶命しているので、あとから奪取したことになっているはずのハードボイルダーと同型であっても、ハードボイルダーという名前自体をWの若者たちが名付けているから、このバイクが「スカル専用ハードボイルダー」と呼ばれているのは変だろうと。

しばらく腕組みしながら(するなよ)、ハードボイルドに対して、若者たち、左翔太郎とフィリップがハーフボイルドなどとも揶揄されているところから、卵料理に持っていくべきと考え、固ゆで以上の卵をどうすれば持ち込めるかをまた考え、持ってきたのがスコッチエッグでした。「魂を焦がすほどの熱さ」というイメージを与えて、スコッチの部分は語尾をいじって、soul-scorcerと名付けてみたのですが、このたびめでたく、スケールモデル並みの造形でハードボイルダーが発売されることとなり、その一部を塗り替えたものが通販限定で「スカルボイルダー」という名称でこの秋に発売されるのだとか。

・・・もう少し、名前くらいはひねったらどうなんだよー。というより、無いものは作るってぇ楽しみをたやすく壊さないでくれってばー・・・

ウルトラ警備隊西へ(違う)

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まだ東名も名神も全通していない1967年、「ウルトラセブン」初の関西ロケが神戸を中心に敢行され、翌年の1月に番組初の前後編ものとして放映されました。

番組の上では出てきて当然ながら、ウルトラホークもポインターも、ハイドランジャーにも出番があり、特にポインターは神戸港や芦屋の市役所といった実景とからむだけに、リアルな情景をもって荒唐無稽な展開をカバーしてくれます(ウルトラホークやハイドランジャーの実景との絡ませ方も悪くなかった回です。まあペダン星人のスーパーロボットが目立ちすぎなんだけど)

そう、クライスラー・インペリアルを改造、架装して作られたポインターはスーパービークルどころかエンスト常習犯の「手で押し出してでも撮影する」すさまじいプロップだったのですが、ちゃんと現地に持って行っていた。いや、持っていったのではなく、自走でたどり着いていたのだとか。撮影や撮影の合間に、当時の神戸の子供たちがその姿を目撃できたかどうか、それは知るよしもありませんが、もしも実物を見ることができていたら、そりゃあ驚き、喜んだことでしょう。

という記憶のままに、こちらも実に久しぶりに、の「BLUEらすかる西へ」でして、3年前の京都以来。今回は広島県の世羅町まで出かけます。そういうことならキングジョーとセブンが戦った神戸港だとか、ベロクロンの襲来に続いて初のウルトラ兄弟飛来地である福山市を経由せねばなるまいと、ほんとにダートラを見に行く気があるのかというノリで移動しています。

「レッドバロンを改修改良した浜松にも立ち寄って下さい」

「姫路城では変身忍者嵐が、自分の偽物と戦ったよ」

・・・ちゃんとたどり着けるんだろうか?

職人との再会へ

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宇宙鉄人 サイバロイド・グランゼル。と言われて、これを見た方が(知っていなければ意味がないんだけれど)どんな印象を受けることか。

「顔はわかるけど、形がぜんぜん違うでしょう。グランゼルはこんなに細くない」

ごもっともだと思います。が、たぶんそう言われたとしても、最小限の「線」と「面」で、現代風にアレンジしていっても、ごちゃごちゃさせないというイマジネーションは大事なことだとも思うのです。スーツアクターが中に入ることを前提としない、着ぐるみではないという最大のメリットも、この造形は遺憾なく取り入れていると感じさせます。

なぜ最低限の「線」と「面」かといえば、このグランゼルは、番組の設定に従い、「グランカー」への変形を、一部パーツの差し替えによって可能とした造りだからなのです。一部ということは、それ以外の部分にはポージングも含めた可動機構が備わっているというわけで、おそらく、知る限りにおいて、差し替え式完全変形グランゼルは、これが世界初(おおげさ?)の造形であると思われます。

比較対象としての、キャラウィールでリリースされたグランカー

これを作った早瀬五郎さんとは、お互いの友人が立ち上げているサイトにおいて、セブンイレブンが猛威をふるった「仮面ライダーボトルキャップコレクション」の「ダブったライダーの改造によるオリジナル作成」で知り合いました。とりあえず雰囲気が似ていればそれでいいやという僕の作例に対して、五郎さんの作例はオリジナルの持ち味を保ちながら、他の誰にもない全く違った印象をにじみ出させる(ボトルキャップサイズが、だよ?)作り方をしており、ライダーよりも敵改造人間の表情の方が生き生きとしている。

後に一度、東京で会うこととなり、そのとき見せていただいた十面鬼(仮面ライダーアマゾン)の出来映えには息を呑んだものです。

今回、世羅に出かけることを告げたところ、造船所のある街から、我々が途中立ち寄りする尾道まで、こちらの立ち寄り時間はほんのわずかなスケジュールにもかかわらず、このグランゼルや十面鬼などを携えて出てきてくれるという。JXCDのエスクードこそメインイベントながら、個人の旅の目的としては、次点にするのが申し訳ないくらい、楽しみな再会なのです。

ところで五郎さん、仕事もこんな手先の細やかな職人なのかと思えば、実は勤めは事務方らしく、ごく普通の勤め人として社会にとけ込んでいます(そんな言い方していいのか?) 本人は「雑兵とマジョリティ」なるブログを書いていますが、それって世を忍ぶ仮の姿で、どうみてもマイノリティじゃないのかと思うのです。そのあたり、尾道に同行して下さる仲間たちがどのように感じるか、大いに関心があります。

 

スカルリーダーは黄色か赤か

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今思えばあほだ(中身自作)

いまさら超時空要塞マクロスの、またしてもの話ですが、2010年5月あたりだとまだ第一次宇宙大戦が終結したばかりで、地球大気浄化の真っ最中で、新統合政府が樹立された頃なんですね。マクロス年表を見てみると、これらはテレビ版がベースのようにも見える。すると、一条輝はロイ・フォッカーが使っていたスカル1をそのまま譲り受けていて、パーソナルカラーも黒とイエローのストライプと解釈したくなります。

一条輝のパーソナルカラーは、バーミリオン小隊の名のように黒と赤のストライプで、それは劇場版におけるスカル11(A型)と、スカル1(S型)で、どちらが良いかというと・・・甲乙付けがたい。

 

スカル大隊の隊長機は、劇場版では上映時間の関係もあってころころ変わってしまうだけに、バーミリオンストライプの一条機が似つかわしくないとは思わないけれど、隊長機という重みまでは感じない(前任者のマックス機も同様)

わざわざ「スペシャル」とまでサブネームの付いていたフォッカー機を譲り受けたからこそ、あとを継ぐ者の背負ったナンバーという演出が、テレビシリーズの良さでした。劇場版では間にマクシミリアン・ジーナスが入ってくるため、世襲制ではなく「隊長に支給された機体」という別の見え方が活きてくるのでしょう。

どっちに転んでも、ロイ・フォッカー少佐は戦死してしまうのですが、スカル大隊が後に新統合宇宙軍ではなく、民間軍事プロバイダーにおいて小隊コードとして使用されるようになったとは、「フロンティア」を見るまでは知りませんでした。お約束とはいえ、50年後のロイ・フォッカーそのものというオズマ・リー隊長は、初代をトレースしそうでしない、死亡フラグをことごとく粉砕する化け物豪傑ですが、軍属時代にスカル1を名乗るにあたっては、ロイ・フォッカーを意識はしたのでしょうか。