昨年、公私ともにろくでもない1年だったのは、元旦に入院していて毎年参拝している裏山の神社で祈祷お祓いを受けていなかったからではないだろうかと、正月休みの最終日に出かけてきました。昨年の初詣では雫さんと霙が代参してくれていたのですが、やはり自分で行かないとご利益にはあずかれないのだと、ちょっと考えればわかりきった話です。三が日を過ぎると参拝者はほぼはけてしまって、午前9時に参拝したら祈祷依頼の一番乗りでした。さてこれで今年はいくらかマシになるかな。
困ったときのあれではないんですよ
我が名はテオマチャ 010
霙が年末勤務シフトの間隙を縫って弾丸帰省しクロスビーを回収していったことには理由があったそうです。
「なぜか職場でマイカー乗り換えブームが沸き上がっていて、まさかそこにワタシが巻き込まれるとは思わなかったですよ。古いクルマでのんびりと走ろうとしてましたからねー」
そのブームの中でもホンダのSUVに乗り始めた上司がとにかく自慢話を繰り広げるのだけれど、そういう快適装備はみんなついてるなあと思うと、新車の話は切り出しにくいのだとか。
「ワタシが新車買っちゃったことで、後輩ちゃんが『私も新車買いたいなー』とか言い出して、何に乗りたいかの幅振りが広すぎてクルマ選びを指南してというので・・・」
我が家のおちびさんだった彼女も、後輩ちゃんに慕われる世代になっているんですね。そりゃあ見せてやりたくなるよねえ。しかし霙、話に出てくるクルマ好き上司の「見せろ乗せろ運転させろ」攻勢がおそろしいとぼやいてました。スタッドレスタイヤにしたためホイールのみクロスビーオリジナルでないまま見せるのも気が進まないそうです。とりあえず1000キロ走ったらオイル交換しとけと言ったら、「1月末にいっぺん帰省しますけどそんなに走ってないよねえ」てなことでした。
本年もよろしくお願いいたします。
丑三つ時に蕎麦が食いたくなっての夜遊び
午前1時過ぎに目が覚めたら珍しく空腹で、ついでに寒い。これは買い置きのカップ麺を食いたくなるのだけれど、いや、今の胃袋は海老天蕎麦を食いたがっているという悪魔の囁きが脳髄狭しと駆け巡りました。雫さんも起きてテレビを見ていたので声をかけたら
「そんなこと言って、高速ループに連れていく目論みならぱいやだわよ」
なんか疑われてるよ。近場に終夜営業の蕎麦屋なんかないから、自動的に高速道路のサービスエリアになるんだけれど、それこそ近場のサービスエリアでいいんだってば。という流れで、高速道路外側の駐車場からサービスエリアに徒歩で入って、丑三つ時に高齢夫婦で蕎麦とうどん食っているの図。
夜食というか、もうこれが朝飯でいいや。で、このあと明るくなってから初詣です。
El largo camino a la luna
元日の朝、ぷらすBLUEことTA01R、エスクードコンバーチブルの積算走行距離が340000キロを越えました。あと44400キロを走れれば、この個体も月軌道に到達する計算ですが、僕の所有となって20年め。年式で考えたらそれこそ35年前の四駆です。これまでのBLUEらすかるのような使い方はしていませんから、走れるとしても何年かかることか。その頃になったらかなりのロートルエスクードになっていそう。
長いこと霙が代車として使っていたため、毎日動かされていたのが功を奏し、エンジンも駆動系も調子を崩していません。今回の距離に至る10000キロ分は、霙の運用でした。基地に戻ってきたことから毎日動かすというわけにはいかなくなるので、コンディションの維持方法を見直す必要があります。しかし霙の奴め、運転席のサンバイザー固定ラッチを壊しやがって、運転中にバイザーが落ちてくるという困った状態。こんなもん、他のクルマから外して付け直しとけよと今度言ってやる。
ふと気がつけば、BLUEらすかることТD61Wは「30年前のクルマ」になってしまいました。BLUEらすかるΩことТD61Wも、いくらか新しいけれど「29年前のクルマ」です。この2台の交替が、ついにこの冬に待ち受けています。春風高校光画部の天野小夜子部長はドラマCDにおいて「老いては名馬も駄馬にも劣る」などと言ってますが、年経た馬は路を忘れず、経験を積んだ者は判断を誤らない、との例えもあります。らすかるのあとを継ぐΩは、きっと老馬の智をも受け継いでいくものと信じております。
ただ、この故事の由来である春秋時代の斉の第16代君主・桓公(かんこう)は、散々苦労して偉くなったものの、その後は傍若無人も相まってろくな最期を迎えてもいないという、そっちは見習わんほうがいいなあと思わされる人物。もっとも、道に迷った彼に馬を放ち帰路を導かせたのは宰相の管仲の方ですから、老いたる馬ならぬ老いてきた自分の経験値は、少しくらいはあてにしてもいいだろうと日和るのであります。
12年前の午年の正月、「塞翁が馬」について書いています。その頃、BLUEらすかるはまだ50万キロで月から地球への帰還途上でした。いろいろ皮算用をして2025年末に100万キロをもって退役というシナリオをその後描くわけですが、そうは問屋が卸さなかった昨年のラストステイン。100万キロまでまだ約4000キロを残しています。まさしく塞翁が馬なお話ですが、これほど付き合えたエスクードですから、少しでも長く路を示してくれたらありがたいことです。





