Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

By Your Side

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スズキが「Sマーク」のデザインをリファインするのは22年ぶりだそうで、2003年以来の改革ということになります。あー・・・リファイン前のマークは三代目エスクードから使われているので、それよりも前の登場だったとはすっかり忘れています。

今回のデザインは従来のSのアウトラインを継承させ、デジタル時代に適応したフラットなものとし、環境負荷低減目標を表現するためこれまでのクロームメッキを高輝度シルバー塗装に変更したとか。

Sマークの基本形はずっと以前に使われていたもので、公募により学生の提案がベースとなっていました。これが一度、何を浮かれてんだかというポップなデザインに改められたことがあり、こともあろうに初代エスクードや二代目エスクードの時代に、それが採用されました。あくまで私見ですが、このコロコロした図案、初代エスクードに関してはそれ以前、以降のどのマークも似合わなくて、これじゃないとしっくりこないのです(私見ですからね)。

二代目においてはさらに異なるデザインがグランドエスクードに使われましたが、石岡市のマークを見るとなんとなく似ているのが不思議ですが、それはローカルな話題なので深入りしてはなりません。2025年版は創業以来貫いている「お客様の立場になって」の想いと、未来に向けた新たな可能性を込めたとありますが、ということは、歴代どのマークもそうだったんじゃないの? とも感じられ、ことさらこういうところで顧客満足度の話を持ってこなくともいいではないかと思うわけです。

2 Responses

各社そろってエンブレムのフラットデザイン化に舵を切った理由としては、
私は六価クロム規制がきっかけだと思っています。
三価クロムでは同じような色が出ないので、いっそデザインごと変えてしまえと。
いまのメッキ部品は入手できるうちに入手しておかないと、
フタル酸エステルの規制でゴム部品が壊滅した時のようなことが、
再び起こるのではないかと思っています。

  • そういう背景が透けて見えてくるんですね。
    61Wの場合はエンブレムにメッキは必要ないけど、ラジエターグリルがあれですよねえ。

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