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  ~懲りない傾向~

南房漂流 前編

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東京と館山(の手前まで)が高速道路でつながって久しいですが、外房はまだまだ遠いです。これまでよく日帰りで仕事に出ていたよなあと自分に感心しつつ、今回は勝浦と鴨川で仕事をして、和田町経由で館山の老舗旅館泊です。宿泊費が二食付きでも安いことから、僕のような出張と長期滞在のビジネスマンで満室ですが、予約のタイミングが良かったためか風呂、トイレ付きの部屋に案内してもらえました。あー、暖房いらねーほど暖かいぜ外房。

宿泊した幸田旅館は創業百十年だそうで、老舗であることは間違いない、普通の和風旅館。改築された今の建物も相当な年期の入りようです。館山なんてリゾート観光の街だから泊ると高いという先入観があったので、選択肢が広がりましたが、向こう一か月予約いっぱいだとか。コロナ禍でなかったら舟形の大浴場でのんびりしたかったけれど、内風呂につかって晩飯に臨みます。翌日は築九十八年という木造の女学校を見学に参ります。

猿の軍団

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夜な夜な徘徊しているわけではありません。仕事に出かける途中です。とあるバイパスの拡幅工事現場で、毎夜、この約200体はあるであろう猿の軍団に立ち塞がられるのです(塞がってないけど)

何がこわいかって、赤、赤、緑の順序で点滅するLED表示灯付きの軍団なんですが、そのパターンが「えい、えい、おー」のリズムでやんの。

騎虎の勢い

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一昨年の大晦日に家内の実母が無くなり、昨年3月には僕の親父が逝去しました。親父の喪はもう少し続きますが、親父だからもういいや、で、本年は年賀の戯言を書かせていただきます。

その昨年、半年にわたってTD61WのV6エンジンをオーバーホールに費やし、下半期はほとんどこれに乗ることがありませんでした。エンジンを預ける際、やれることはすべてやってほしいと依頼し、まさか半年もかかるとは思いもよらず、その後はもう「乗り掛かった舟」の心境で待つこととなりました。英語圏では「船は海に出たら進むか沈むかだぜ」と云うらしいですが、勢いで敢行したオーバーホールは部品ストックの枯渇(メーカーが保管コストを削減するため部品を放出してしまった)に阻まれ、待てど暮らせど車が戻ってこない日々が続くのでした。

この故事、『隋書・独孤皇后伝』によれば「大事すでに然り。騎獣の勢い、必ず下ることを得ず」とのお言葉で、「ここ一番のときですからねー。虎の背なんかに乗って勢いよく走り出ちゃったんだから、振り落とされたら食われて命はありませんよ。そんなわけでもう下りることはできないんで、努力して下さいねっ」とのこと。努力してねと諭されるだけで振り落とされずに済むなら世話ねーよ、です。

かくしてBLUEらすかるは、車検切れ直前に2500ccの6気筒に火が入り、無事に息を吹き返しました。なんだかどこかのヒーローが絶体絶命の淵からパワーアップして蘇るあれみたいです。オーバーホールしただけなので、パワーアップなんかしてませんけど。とはいえ、おそらく現存する同型エスクードのいずれの個体よりも、エンジンと、新調した足回りだけは優位に立っています。フレームと車体の方は、ディーラーに見捨てられたくらいに満身創痍ですが。

さてこの個体、現在820000キロ。騎虎の勢いで走り出したら、もう力尽きるまで往くしかありません。何処へかって、オドメータを一周させることですよねやっぱり。

Feliz aninovo 2022

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まるぼしのきよしこのよる

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先日、コムロさんが昔のエスクードの広告についてつぶやいていたのを切り取ってきています。ちょうど彼らと知り合った頃のお話ですが(彼らというのはコムロ夫妻のこと)、「このビジュアルを再現しよう」と持ちかけ、当時は隣町だった場所に開店した、いわゆるショッピングモールの黎明期な店舗の夜景を背景に撮影を計画したことがあります。残念ながら奥方の仕事が超多忙で、コムロさんの仕事も多忙で(奥方に叱られるから格差付けてます)、これは実現しませんでした。

今やそのショッピングモールが閉店して更地になってしまい、別のキーテナントで再開するのにあと2年ほどかかるらしく、うん10年越しの懸案はお蔵入りです。ただ彼らってそれだけ歳月過ぎていても、こういう構図と夜景背景だと、まだまだ若夫婦に写せるんだけどね(ああっ、叱られるっ)

初代の頃のカタログ写真は、合成ではなく実景で撮ったものが多く、それを模倣したりそれ以上の写真を撮りたくてあちこち走り回っていました。しかも機材が銀塩写真のカメラ。失敗しているかどうか、その場ではわからないリスクを背負ってました。

波の山並み

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真岡インターを過ぎたあたりから、手前の稜線の向こうにちらほらと見えている二つの峰があります。北関東道を栃木から茨城に向かって走っていて、青天の昼間だったらほぼ間違いなくこれは眺められます。

あー、この話の展開の前に、これってかなーり下らないオチですんで、あらかじめ謝っておきます。すみません。

北関東道は、他の高速道路同様、ハイウエイヒプノシス(居眠り)対策で適度に右へ左へとゆるくうねっています。

そのため、ちょっと進むだけで眼前の風景も当然変わるのですが、手前の山並みの切れ目まで軸線が変わると、このとき真正面に入ってくる山容がさっきと異なる。このような風景の変化は、常磐道側では見られません。

タネをあかせば「すみません」なオチで、前者は加波山(左手)、後者が筑波山(右手)。特に加波山が筑波山っぽいシルエットに見えるのが北関東道側からの特徴で、思いっきり関東以遠から来た人にはどちらがどちらかわからないことがあります(そもそも他所の地方の人には山の名前がわかんないか)

少なくとも石岡側の地域が生活圏の僕なんかは、けっこう似ているなあと感心してしまうのです。

黄金の大勝負!・・・???

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夕刻の首都高で三郷に向かって移動中、妙にたくさんのごみ運搬車と出会いまして。何を思ったかと言えば、コンテナの中に「電波発信機を取り付けた偽の小判」が混入しているんじゃないかと。

今やあの埋め立て地は、新ウルトラマンとゴキネズラの戦いを経ながらも、臨海副都心の一角になっちゃってます。

そう言えば今日って「十三代五ヱ門登場」放送から五十年ですよ。初代の大塚周夫さんも二代目の井上真樹夫さんも鬼籍に入ってしまいましたが、三代目の浪川大輔さんが二代目踏襲型の五ヱ門として活躍中。先だって次元大介役が交代して、ルパン三世の声優陣もすべて入れ替わりました。番組じゃ今なお現役で走っている410ブルーバードの白黒パトカーなんて、現代ではもう見かけることも無くなりましたねえ。

 

 

撤退の図

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路地一本、GPS的には誤差の範疇ですが、補正機能働かないのかよ。

というわけで行き止まられたのでその場ターンして撤退。

目の毒なものまで写り込んでいるし・・・

いつも車窓に筑波

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「関宿(現野田市)から下総大橋で利根川を渡り旧岩井市から・・・」

と、新月さんに助言をいただいて、まあだいたいその通りになったんですが、意図したつもりはないのに、またもや国道沿いのとある会社の地点は知らぬ間に別の街道で通過しておりました。時間はかかるものの、これらのルートは茨城県南西部経由でさいたま市と行き来するのに便利で、ちょっと病みつきになりそうです。

無料開放され料金所の跡形もなくなったた下総利根橋を渡るのは初めてです。先週は江戸川の野田橋で富士山夕景前の稜線を眺められましたが、帰路はやっぱり筑波山が出迎えてくれるところが魅力なのです。関東平野の移動ですから、だいたい何処を通っても筑波山の稜線は確認できるけどね。何処から見てもほぼ同じ円錐形の富士山と異なり(もちろん全く同じて背は無いのですが)、筑波山は渡る橋の位置によって稜線が少しずつ変化します。そこがまた面白い。

今回はさいたま市、つくば市と仕事先をつないでいるので、時間と移動の無駄は無い(はず)。基地近くまで帰ってくると、とっぷりと日も暮れます。

石岡や小美玉あたりじゃ、筑波の峰は重なって、きりっとした稜線になってしまいます。そしてつくばーど基地からは筑波山は見えませぬ。

 

 

窓の外からハッカの香り

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大宮の仕事先から帰ろうとしたら外環も首都高も渋滞で、特に三郷線なんか20キロ近く混んでいると聞かされ、ラジオの情報に従い岩槻に出ることにしました。が、岩槻から柏までもまあ混んでいないわけがなく、「自宅ボタン」を押したところで迂回ルートを教えはしないだろうナビなんか電源落として、自分の地の利の記憶を頼りに、越谷と松伏を経由して野田へ向かうことにしました。そのルートが正解かどうかはともかくです。

昨日はなかなかの温かい日和で、窓を開けていても平気なくらい快適な移動でしたが、松伏のある区間において数十秒、ハッカの香りが漂っていました。なんだろうなー、草刈りの時期に沿道からハーブの香りがすることはあるけれど、明確にハッカの香りって初めてです。

なにを寝とぼけたことをと思われるかもしれませんが、真夜中、江戸橋ジャンクションにさしかかるとき、時折、かけそばのそばつゆの香りがしますよ。土用の丑の日が明ける夜中に、6号国道の土浦バイパスを流してごらんなさい。かば焼きの香りがします。ただしこれは曇天や気温・湿度、風の無いといった条件が重ならないとだめですが。

いや、ほんとだってば。

だから、ハッカの香りは昨日の気温と陽射しの中では心地よい一瞬でした。帰宅して地図を眺めてみると、ウレタン加工の会社があったので、そこの薬剤か何かの香りかもしれません。

渋滞に突入するなら時間かかっても回り道でいいやで、野田から常総ニュータウンの北に出て、そこまで来たら谷和原インターがすぐ近くだというのにそのまま北上して谷田部のインターも無視して、結局100キロちょっと、下道で帰ったら4時間走ってました。野田橋の袂の工事と信号待ちで、ほぼ最後の最後で混んでいたけれど、富士山見物もできたし、よしとします(その4時間、仕事してねーぞ)。あ・・・16号沿いのとある会社の前は迂回で避けちまったよ。