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  ~懲りない傾向~

お得のグルメ 日没までの腹ふさぎに大洗でくずきり

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小事飯とか腹ふさぎとか言ったら失礼な話になりますが、くずきりだったらそれくらいのボリュームでちょうどいい・・・と思ったら大間違いでした。うーん・・・それほどに自分の胃袋は小さくなってきたのかと愕然とする一方、大洗町ではすでに半世紀の歩みを持っていて、今の古民家に移ってからでも30年くらいになる「甘味処 燦燦」のくずきりは、ずしんと来るのです。甘いものはそれだけでお腹にたまる感覚だとも言われているし。

磯浜の松林の中にたたずむ店舗からは、観光地の喧騒も潮騒も聞こえてこなくて、店内には有線放送もラジオ番組も流れていない。開店して間もなくのわずかな時間ならば、店主のおばちゃんと雑談できるけれど、他のお客もすぐにやって来て満席になっていくので、おしゃべりはほどほどでひっこめないといけないほどに静かで居心地の良さが評判ですが、本当はユーモアたっぷりのおばちゃんとの対話が楽しいのです。

来店する人々のほぼ全員、くずきりを注文する。午後1時の開店だからお昼ご飯あとと思われますが、くずきりだけ? 俺、その甘さと拮抗させるコーヒーも頼んじゃうんだけど邪道? などと逡巡しているうちにまたもや来客で「くずきり」。老若男女ほぼ「くずきりください」。いやー、ここのは平凡なコーヒーだけど、組み合わせ良いんだよー? なのですが、通はそっちには行かずに本格的に立てられる抹茶を注文するのかもしれません。そうこうしているうちに日没で閉店の時間が来ます。