一月早々に私がコロナにかかって、翌々週新月サンが発熱したので スキーに行けるワケもなく・・・ センセイの予定と合ったので追いかけて雪山(笑) センセイが、受けてきた講習の最新情報投入してのレッスン。 おー、最近コケないわ私!(とか言ってたら、最後にすっころんだ)
暦の上で季節を四等分する夏至、冬至、春分、秋分を「四至(しし)」と呼び、それらの中間点が「四立(しりゅう)」とされています。冬至と春分の間に来るのが立春。古来ここから一年が始まるとされていて、一年の運気を方向づける重要な日だとも云われているのですが、案外、前日の「節分」にたいていの風物を持って行かれて知らないことが多いような気がします。元日もそうなんですけど、運を流さないよう風呂入っちゃいけないとか。
縁起物の食材もあるようで、豆腐を食うなら醤油などかけずに白いまま塩をかける。邪気を払うならその力を持つ小豆を使った大福。立春の朝に作られた生菓子と、正月7日目の七草粥や節分の福豆に連なって「長寿と繁栄を」(そりゃバルカン人の言葉だ)祈念する風習があるようです。
てことは、春めいた旬の食材ならそれもいいじゃん。と、寒ブリを食いたくなるこのアバウトな考え。寒ブリ漁のピークは立春の頃まででちょうど旬ですもん。煮魚は好まないので刺身か塩焼きが僕の好物です。ただ、漢字で記す鰤というのは師走によく獲れるので魚に師なんだそうです。暮れのうちに食っていてもよかったのかー。
しかし呑気なことも言っていられなくて、ブリに関して漁獲量の枠が定められ4月から実施されることで、獲りすぎが戒められると。海洋環境が変化しているってことなんでしょう。クロマグロもそうやって水産資源として管理されてきたから、当面は影響軽微なブリも長期的には漁獲高の維持が課題になるのは避けられないようです。水産庁によると今後は鰆も検討対象になるとか。
「なんでそんな日に新年会なんか設営するのっ」雫さんがお怒りなのは、この日の節分行事で裏山山頂の神社に朝から手伝いに出なくてはならないからです。その山頂を眺められるごく近くでつくばーど®in天狗の森04が開かれるわけです。いやその、ことしの節分が2月2日だってことをうっかり忘れてましたよ。
こっちも大損失で、娘らもいないからうちのエスクードを2台(幌車は霙ごといない)持って行って頭数にしようという目論見が水の泡です。そのうえ「豚汁と塩むすび食べたい!」という雫さんの要請も出る始末で、プレイベントのように昨日、一足先に食ってきましたよ。週末限定チーズケーキは現在、紅はるかを使ったスイートポテト風味だそうです。残念ながら厨房が小さいので、きんぴらキーマカレーはメニューから消えました。
転んでもただでは起きない夫婦なもんで、水泡に帰した我が家のエスクード2台体制もやってしまえと、これ見よがしな場所に並べてお店に行っていたのですが、色と言いマーキングと言い傍から見たらどこかの営業車にしかとらえられないんじゃないかの風景。それでも同じクルマが2台あるという異質な眺めに、遠巻きに見ていると覗き込んでいく人もけっこういました。というわけで、月遅れ新年会の本戦は本日10時からです。参加者少ないのよ遊びに来てよー。
さて先ほどお開きとなりまして基地に戻ってきましたが、雪になるとの天気予報に期待していたのに霙までで積もることなく、しかしさすがにFORESTHOUSEも常連が少し来ていただけで来客数はほとんど伸びず。20人前とっといてと頼んだ手前、豚汁の売れ行きに影響を出してしまいました(焦)
当日の様子はこちら。
二次塗装の乾燥をやっている間に、いろいろ失敗の記録をあげてみます。まず実際のクルマ用のマスキングテープが失敗。粘着力が強すぎて剥がれません(どうすんだよこれ)。ひょっとするとこのテープの糊に悪さをされてツートンカラーの金の部分、ミニカー塗装のままの方が剥離してしまう懸念が出ました。次にタイヤとホイールを某トヨタの四駆から剥ぎ取ろうとしたのですが、サイズが大きく「これはいいぞ」と思ったのにエスクードのホイールハウスにおさまらない。
ホイールのスポーク形状を変えようと製品のスリットにパテ埋めを始めていましたが断念。この作業でエスクードも車体をバラしましたがなんと、ガソリンタンクが成型されていない! てことで作ろうと考えていたタンクガードもやる気が失せております。ハイストーリーのミニカーは決して台座から外して下部を見てはなりません。ついでに言うと前後のサスペンションも作られていません。隙間が無くて新造も困難です。前回、塗装のクオリティを褒めたのに―。
某トヨタ車から剥ぎ取れ流用可能なのはルーフレールのみ。この二本でパーツ代換算8900円という贅沢品です。が、この細さ。上に載せる予定だったルーフラックもレールの強度を考えたらまず無理。これで某タミヤの1/35ミリタリー車はほぼ使い道が無くなりました。まあいいや、適度な大きさの「剣先スコップ」がパーツとして取り出せるから。
というわけで「ほぼ」週刊なので今回は1日前倒しました。明日は節分です。ことしは節分も前倒しな暦なのです。暦の運行も案外「ほぼ」なんですよ。あっ、今回と次回は、ほぼ中身のない記事が続きます。いーんです、購読料は発生しないんですから(なんかあの手の商品に喧嘩売っているなあ)
年越し蕎麦のことではないのです。勉強してみたら江戸時代に始まった風習で、「月の終わりに縁起担ぎで食う蕎麦のことを晦日蕎麦」と呼ぶそうで、1月31日なんて月間そのものが「晦日正月」とも云われているとか。文明開化のあおりなのか年がら年中食ってるじゃないかなのか、明治になって廃れたらしいですが、蕎麦のごとく細くても長く続く一生を祈願するとか、蕎麦の歯切れ良さにあやかって悪縁を断ち切るという趣向は12月31日の年越し蕎麦と変わりません。
蕎麦というと、江戸時代ではポピュラーな食い物だと思えるし、そこにわざわざ「月末の区切り」という粋なゲン担ぎを練り込みちょっと特別な愉しみを味わっていた昔の人はなかなかの文化人だと感じます。年越し入院で大晦日は病院食でもかけそば(蕎麦とつゆを別々に配膳する配慮が良かったですよ)は食えましたが、年が明けてからまだ行きつけの蕎麦屋に出かけていないので、本日の夕飯は天ざるにします。
晦日正月には、松の内に立ち寄れなかった年始相手を訪ねるという地方もあるそうで、ちょうどいいのです。はい? ジムニーのロング発表された? そんなの後回しですよ。
「出すぎた杭は打たれない」と言ったのは松下幸之助さんでした。中途半端で批判を恐れていては良い結果は得られない、信念をもって事に当たれという教えだったのですが、世の中そんなに甘くない。それをやり過ぎと解釈され邪魔だと疎まれれば、場の空気やらコスト論やらで潰されてしまうのが社会の構造になってしまいました。「仮面ライダークウガ」と「仮面ライダー響鬼」は、どちらも批判が無かったわけではありませんが2000年以降の仮面ライダーとして秀作でした。
しかしどちらも上記のような楽屋裏の騒動の末に、前者では警戒視線が生まれ、後者で遂に路線変更とプロデューサー更迭の顛末となりました。25年前のクウガは「仮面ライダーでなくてはならなかった」、20年前の響鬼は「仮面ライダーから脱したかった」という宿縁を背負い、それぞれが平成時代の新機軸を産み落としたけれど、内情として伝わるものには後味の悪さが残ります。そしてこの二作のようなライダーを超えてくるものもない。本日は両者の第一話の日です。
話がジムニーですからまあ無責任にもほどがあるようなことしか書きませんが、ジムニーノマドとやらは「シエラ比60万円プラスらしいです」と、Cyber‐Kさんが教えてくれました。これは本体価格のことでしょうから、登録など諸経費を加えた、4ATの乗り出し価格は値引きを0と考えた場合、300万円をちょっと出るくらいでしょうか。勘違いしてはならないこととして、ジムニーと言えども車格は1500ccの小型車だということで、当節そんな価格帯なのねと思わされます。
36年前に1600ショートの限定車を買ったとき、エスクード・ヘリーハンセンリミテッド(5MT)の乗り出し価格が265万円でした。その後93年にGリミテッドノマド(4AT)を買い足したら243万円、さらにヘリーハンセンを下取りにして手に入れたカタログモデルのV6ハードトップ(オプションてんこ盛り4AT)の乗り出しが250万円。そうかそのあたりが利益回収できる範疇かと勘繰ったものです。
ジムニーノマドとやらの割高感は否めませんが、89年から95年にかけての経済情勢や物価変動を比較して考えると、今では小型車版ジムニーも300万の壁を背負うんですね。それだけ立派になったんだと思えば文句の言いようもないでしょう。エスクードのノマドだって、出てきたときには内装がチープだの質感が安っぽいだのと散々な言われ方をしてましたから。
ノマドはノマドの再来となりえるのか。エスクードの方は前世紀に無くなっちゃいましたから、ここを比べても意味がありません。そうだと思える人にのみ遊牧民は戻ってくるものとイメージしています。
どうせうちのエスクードは「5ドア」で「ノマド」のサブネーム剥奪されてるもん(笑)