新月サンの厄払いに某大師さまへ。 申込済ませて中に入ったら、待ちスペースの2番目。 あっちゃー・・・前の組始まったばっかじゃん。 と、超風通し良い待合でぷるぷるしてました。 あ、SSの梵鐘は健在でしたが、行った時は駐車場に 車入れさせてなかったのでエントリーの写真撮れませんでした。
大四畳半深淵宇宙へ
松本零士さんの訃報はNHKが流したニュース速報で知りましたが、そうか速報扱いされるほどに昭和の漫画家として大きな存在になっていたのかと思わされました。
僕は最初に出会ったのが「光速エスパー」。さらに「男おいどん」を読んでいたのが小学生の頃で、松本さんの作風(エスパー)にはどこか手塚タッチを残しながらも他者の画には全くない斬新さがありました。あの近未来のメーター類と、四畳半の縞パンツとサルマタケが同一人物の画ですもん。
中学生の頃連れていかれた香港の街なかで、スカラベの甲羅が開いて文字盤が出てくる懐中時計を見つけたとき、それが後に銀河鉄道999などに描かれるペンダントロケットと同じモチーフ(腹に髑髏は刻まれていませんでしたが)だとは知らずに購入して、2つのアイテムが結び付いたときには僕の時計の甲羅の方が壊れてしまっていて気落ちしたものです。
高校時代には友人とミステリートレイン999に乗ろうぜと画策したものの、受験対策サマースクールで上野駅どころか長野の山奥に隔離され、ラジオ番組で行方を追いかけることしかできませんでした。受験を何とか乗り越え、大学に通うとき、今じゃそんな学生居ないだろうけどわざわざ四畳半でトイレなんか共用という下宿を探して「これが『男おいどん』『ワダチ』の世界」と悦に入りながら、「確かに女の子は呼べねえ」と苦笑するのでした。
サルマタケは発生しませんでしたが。
同年同日生まれの石ノ森章太郎さんとともに、四畳半(石ノ森さんの部屋は三畳だっけ?)どころか無限大の空想科学世界をもたらしたという意味で、はたまた広げた風呂敷を二人とも畳むのが下手という愛嬌も含めて、いつか来る日が数日前だったのかと残念でなりません。ご冥福をお祈りします。
さすがに融けはしないけど・・・
つちのしょううるおいおこる
どうだっていいんだけどさ
何を今さら「軽規格じゃないよ」などと言い出すのかよくわかりませんが、いいかどうかを決めるのは雑誌の記事ではないし、書き手の主観でもない。欲しがられている事実は事実なのですから。ホイルベースが伸びてクロカン性能が落ちる。それのどこが今の市場のニーズをスポイルするのかを考えると、このモデルでぶっこわれるまでクロカンをやろうってユーザーはそれこそ少数派でしょう。ほぼ大方のニーズはこんな感じの四駆っぽいのに乗りたい。それだけです。
軽規格ではない排気量にもかかわらず、室内寸法は軽規格の延長というハンデを背負うジムニー5ドアには、エスクードノマドの再来にはなりえないという宿縁も押し付けられるのです。ノマドが広かったかというと、室内幅に関してはまあまあ程度でしたから、それよりも数値が小さかったら窮屈さを楽しむしかないでしょう。わかりきったことをわざわざ取り立ててもニーズの高騰には水もさせません。それよりジムニー5ドアって1500ccですが、そこまで言っておきながら「普通車」って書いちゃうの?
浜松の会社には、既に何台かの5ドアが納品されているとかいないとか。メーカーだって国内投入の場合何がハンデになるのかの検証はするはずです。ただそこは安全基準や環境基準に重きを置くのだと思われます。いま感じることは、80年代半ばに次期ジムニーという企画が立ち上げられ、ジムニーの次に乗りたくなる車が模索され、当時のジムニーは現状維持されてエスクードが誕生した。そこから35年して繰り出される5ドアは、ある意味ジムニーの次に乗りたくなる次期モデルに、ようやくたどり着いたのかもしれません。
だからなんてすけど、誰が描いてもこうなっちゃう新型ジムニーのいで立ちこそが、逆に哀しいんじゃないか・・・
暖かいのはいいのだが・・・
キングの二皿
ちょっと寝不足気味で家内に運転してもらい、前橋市にある大学まで打ち合わせに出かけ、昼飯をどうしようかと考える帰路のこと。「ボンジョルノ」とナビゲーションに打ち込んだら思いっきりたくさんの店舗が出てきて、しかもこの本店は前橋市説と高崎市説があることを知るのですが、結局は以前立ち寄った高崎市内のどう見てもイタリアンレストランには見えないあの店舗に向かうこととなりました。
昨年の大会ではタイトルを逃したそうですが、二度にわたってキング・オブ・パスタを獲得した同店は、開店と同時に満席になってしまう人気店のようで、パスタのボリュームと同時にサラダバー、ドリンクバー、ピッツァバーなどの食べ放題飲み放題サービスも効果を表しているようです。三年前のとき、2人で三皿注文したら好奇の目で見られた気がしたのは、なんでそれらを使わないんだ?という意味だったようです。
前回、ろくに料理の名前も覚えずに食っていましたが、ハーブで育てた地ポークの・・・というのが2009年度のキング・オブ・パスタ。カッチャジョーネのトマトソースです。いわゆるカチャトーラのことでしょうか、トマトはこれ専用に栽培しているというなんとか言う(覚えられねー)種だとか。玉ねぎのうま味も滲み出てきて、ソースそのものが美味しいうえ、ごろごろと載っている肉も柔らかくてうまい。
2017年度の受賞という、やはりカッチャジョーネのクリームポルチーニ。なんでカッチャジョーネの名がつくんだ?と思ったら、猟師がジビエ肉を入れて作るものがカッチャジョーネと呼ばれているのだそうで、こちらはクリームスープ仕立てです。ここで失敗したのは、サラダバーを頼めば赤と白と緑でイタリアンカラーを完成できたのに。しかしこの量を食ってドリンクバーとサラダバーとピッツァバーほおばる周囲のお客の胃袋はただ者ではない・・・
謎の「34人、かな」
最近オンエアが始まった電子決済サービスの、オダギリジョーさんの新CМに、あの藤岡弘、さんが「フジオカシェンパイ」として登場してきたことが話題になっているようです。なぜってそりゃもう、どちらも「仮面ライダー」の代表的演者ですから。この二人の共演とともに、藤岡さんのセリフ(ロングバージョンの方)も話題の素材を含んでおり、「ОB会」「34人、かな」という言葉が「仮面ライダー作品数」に符合していると、インターネット上で持ち切りになっています。
が、ちょっと待て。
テレビ番組と一部映画の数で言えば、仮面ライダー作品は確かに34。しかし、平成シリーズから各番組で複数のライダーキャラクターを登場させているものの、さすがにそれ全てを招くわけにいかないってことで数を絞ってのことと思われますが、その論理だと「一文字隼人」「結城丈二」もオミットされてしまう。いみじくも「栄光の10人」と呼ばれる仮面ライダーのなかの2人を外すことはできないはずです。
すると、少なくとも36になってしまう。
この数合わせ、いくつかのハードルを蹴倒さなくてはなりません。
まずオダギリジョーさんは「呑み処おやっさん、」の主人なのでОB会を招く側として除外です。さらにBLACKとBLACK‐RXの「南光太郎」は演者も同一人物なので、ここもまとめられます。演者は異なりますが、「仮面ライダーTHE FIRST NEXT」に出てくる本郷猛、一文字隼人、風見志郎の3人は設定上同じ登場人物なので、これも吸収します(東映としては別格扱いだそうで、ノーカウントでも可)。
これで一見、数は合います。けれども、今現役でやっている「仮面ライダーギーツ」はОB会のメンバーとしてカウントしていいのか? まあまあたぶん、仮面ライダー世界のヒエラルキーを教え込むという名目で、慰労も兼ねて呼びつけちゃうのでしょう。
それでももう1人、残されたハードルがあるのです。「仮面ライダーG」こと「吾郎」という存在が立ちふさがります。とりあえず東映側の見解は「仮面ライダーTHE FIRST NEXT」同様に別格扱いとのことなので、見なかったことにしてもよさそうです。
と安心しかかっているときに「スーパーヒーロー大戦GP仮面ライダー3号」の「黒井響一郞」を忘れていることに気づいてしまいました。この人の扱いどうすればいいんだ? やっぱりギーツは呼ばなくていいか? 「3号」にひっついてのこのこと出てきやがった「仮面ライダー4号」なんていうのも居るんですが、そもそも敵だし素体の人間出てこないような奴は勘定しません。
藤岡さんがこの数合わせを予見するかのように「34人、かな」と、セリフを溜めているところは絶妙です。ただしほんとに仮面ライダーОB会かどうかはまったくわかりませんが。







