二度目が来る親父の一番長い日
確信はないけど目がおかしいわけでもなさそう
「頭文字D Final stage」の配信を観ていて、ほんの一瞬のシーンにくぎ付けになったんですよ。以前、11系ノマドが登場したこともありますから、二度目があっても不思議はないんだけれど←いや番組が番組だけに不思議すぎるだろう
相変わらず背景上の置物ではありますが、Bピラー黒くないけどこのカタチはよそのメーカーのどの四駆でもないように思えます。うーむ、5ドアで描いてくれていたら61Wでは?って書けたんだよなあ。ちなみに最終話の場面です。
「巣立ったかな」で書いた内容は7月の終わりの出来事で、そのあと台風がかすめて鈴鹿でバトルホークが40年ぶりに走った(走ってねーよ)早朝、我が家は盆に備えて墓掃除に赴くのですが、家族が出てくるのを待っていたら
「後ろー、うしろーっ!」
と、雫さんが玄関を施錠しながら言うのです。
何を言われたのかはすぐにわかったので、彼女のスマホで撮影したあと、一度戻って一眼レフをとって来てもらって、僕が撮りなおしたのが下の写真です。
アオバズクは夜明けの1時間前後と日没後1時間くらいが活発に活動するそうですから、なるほど午前5時ならそこにいますよね。
普段は、日中この場所には親鳥が巣の監視を兼ねて狩場としてとまっているのですが、おなか周りの羽毛のモフモフ感と、模様の出ていない様子。これはおそらく雛が成長してきた姿です(抱卵を終えた母鳥かもしれないけれど)
これだけ、もちろんそっと動いてますが撮影まで時間がかかっているのに、微動だにしない。警戒心が薄いから雛ではないかと。
なにしろこのあと小一時間、墓掃除をやって帰ってきてもまだそこにいるくらい、のほほんとしています。アオバズクは聴覚より視覚で周囲の情報を得るので、ヒトの形をまだ覚えきれていないのかも。
親鳥はこの通りシャープな模様が特徴。雛よりも一回り大きいです。さて一般的には卵を2~5個産むはずのアオバズクですが、他の雛は無事に育っているのかどうか。
すると午後になって、「玄関前の梅の木に来ているー」と雫さんが発見。だけどお腹のモフモフがいくらか模様を見せているではありませんか。
あーこれ、朝観察したやつとは別の個体だ。二羽目です。わずか3mほどの目と鼻の先で、「なんだおまえ?」といった目つきで、枝からは動かず首だけでこちらの動きを追いかけてきます。一羽目よりもさらに小さい。
一羽目と同じ木には親鳥もいたのですが、経験値を積んでいるのでこちらに気がつくとすぐに後方の森の中に飛び去ってしまいました。
ところがこのとき一羽目はまだ上の木の枝にいて、まったく飛ぼうとしません。いいよいいよ、好きなだけいていいからさ。
すったもんだ(飼い主が一人空回った・・・)
フィガロの昨今028
そんな折、こんな記事を見つけて「いずこも同じようなものか」と。この人のフィガロとの出会いから入手への経緯がもうほとんど同じじゃん(いばらの道は霙の方が筋金入りですが)。ひとつ異なるのはフィガロはすでに「元カノ」で、「今カノ」は三代目フィアット500だってところがなるほどなあ、です。そういやキャンバストップな500なら、近所にいますなあ。
しかしあきらめの悪さは親譲りで僕にもいくらか責任があるかもしれませんが、どうすべきなのかの答えを出さない煮え切らなさは良くないです。
なんとしても直してくれと、言ってあげないと主治医も困っているんじゃないかと思うし、言ったおかげでBLUEらすかるのエアコンは直りましたもん。一方でダメならだめで、という決断も必要ですよ。
どうせ残暑だけど本日立秋
それなのになんでこんな暑苦しい詰襟なんて、と思ってくれる人がいらしたら、よくぞ気に留めてくれました。
「究極超人あーる」の連載が始まったのが、1985年8月7日(水曜日)発売の少年サンデー誌上の出来事だったのです。七つの威力ぷらす大幅な能力には武器らしいものもありますが、ほとんど戦わない、アシモフ三原則がちゃんと書き込まれているらしいロボットアンドロイドの登場です。
ただし物語はその前年から始まっているようで、一級下の後輩が光画部に入部してくるのが1985年でした。そのため、R・田中一郎君が転入する夏休み前の春風高校は1984年ということになるはずです。約2年ほどの連載で完結したと思いきや、何度も読み切りやら前後編やらで2021年まで、この連中は活躍しており、今年ついに40年目を迎えてしまいます。それでまだ20世紀やっているんだからうらやましくてしょーがないぜ。
オルカの呼び声
シャチが好きです。地球上にあって、あれほど機能美に優れた色と姿、そして高い知能を宿した生き物は、他に無いのではないか? あれこそ、地球の海が育んだ芸術であろうと思いを馳せながら、未だ、水族館に生きるそれしか目にしたことはありません。いつも思い浮かべる光景は、月光にきらめくダークブルーの海原と、月の輝きによって彩られるもう一つのダークブルーの夜空との間を、黒々とした鋭角的な背鰭が、シルエットとなってゆったりと進んでいく姿です。
その、空と海が出逢う空間の、闇とは異なる色あいのダークブルーが、現在所有しているV6-2000ccのエスクードです。サイドパネルには、波しぶきのつもりで、見栄っ張りのグラフィックを描き、1号車のヘリー・ハンセンとのつながりを持とうと考えました。
などと、若いころはシャチに憧れていたわけです。こと霰が生まれるまでは某アライグマなんとかなんていう動物など眼中にもありませんでした。本当はオルカではなく昔呼ばれていた「グランパス」の方が気に入っていたのですが、オルカは学名の一部でもありここは迎合するしかない。だから大洗町に「ていしょく屋オルカ」なんて店ができれば飛びついたように、鴨川市の「オルカ丼」にも食いついたのですが、一回目は失敗でした。
あれから四カ月、再び外房へ赴く機会に恵まれ、今度こそと立ち寄りましたよ。しかしその道中、サザエの殻を模した最中と、クジラをモチーフにした茶まんの和菓子屋が臨時休業といういやーな予感も。気を取り直して一路「いしかわ」へ向かうと、今回は暖簾がかかっていました。席に付くなり「オルカ丼と、刺身の盛り合わせ! あっ、だけどオルカ丼のご飯は半分にして」と注文。なぜ天丼がオルカ丼なの?と尋ねたところ、
「オルカ鴨川FCという女子サッカークラブがあるんですよ。そのチームを応援してまして」という、なるほどそういう持って来方だったのかと得心。でもなんとなく、大きな海老天のそそり立つ様子はシャチの尾ひれをモチーフにしているのかもしれません。天丼のつゆは好きな分量をかける仕組みで、好みの味付けで美味しくいただきましたが、今回軍配が上がったのは素材の新鮮さで攻めてきた刺身盛り合わせでした。これ一人では食いきれねー(否、完食しましたよ)