ほぼミディトマトで埋まった籠。 その下にピーマンが5個ほど。 で、新月サン待望の茗荷が小さいけど3個。 冷奴の薬味として頂きましたわ。
栃木県真岡市の「御菓子司紅谷三宅」さんが夏の季節ものとして作る『 ふ和ふ和水中園 』というゼリーと練り切りの和菓子が涼しげなもので、ふわふわと釣られて買い付けに行ったら、ショーケースに無かった(泣)
今になって考えると、クール便で受注とっているのだからネット買い付けすりゃよかったんですよ。冷蔵物をショーケースには置いておかないだろうし。でもよく見りゃ在庫切れ(涙)
仕方がない! 納涼といえばお化け大会とか肝試しとか(盆踊りや花火大会が思い浮かばんのか俺)。ってんで、ショーケースの中からこっちをじーっと見上げている妖怪三種類のうち、妖狐を除き←「ひとり二個まで」と雫さんに言われてしまった。ぬりかべと猫又を買い求めました。素晴らしい! 水木しげる版や忍者戦隊カクレンジャー版とはまた異なる、新しいセンスのぬりかべです。妖狐もなかなか愛嬌あったんですが、縁があればまた出くわすでしょう。
猫又については、癒しの練り切り『 ねこたま 』菓子器付き9種にいるじゃん(菓子器が秋田杉なのですごい値段)と思いましたがよーく見たらこれはただの黒猫で、猫又はきちんと尻尾が割れて二つつけられておりました。三宅正晃店主、ぬかりないなあ。しかしこいつら、癒し系ではないのか癒しの練り切り月ごとのラインナップに載っていない。妖怪だけに人知れず出ている? お店の公式Xでもぬりかべが見切れている(その写真のメインだった加藤さんのシャチを買いそこなったのが痛い)
だって蒸し暑いんですよ。台風通過して仕事場は冷房効いていてもいったん外へ出ようものなら、日陰も木陰もない!(雨ですが) 逃げたい。北関東の山の方に仕事はないかと営業を脅したら沼田か渋川と言われ「なんで暑いところしかないんだこのやろーっ」と両方引き受け、脱出です。以下つまんないので略。さっさと仕事をこなして国道17号で標高を上げていきます。三国峠のトンネル手前あたりで1000ḿくらいになり、さすがに涼しくなります。
よく考えたら沼田から日光へ向かった方が合理的に帰路につけたのですが、渋川で余計なことを耳にしてしまったのが運のつき。それがこのオブジェ、クロソイド曲線の碑です。旧三国街道の改良時、急カーブの連続を緩和するためにコーナーの前後に緩い曲線を加えて道路設計したという、日本初の事例だとか。クロソイド計算式によってコーナーごとの曲線は異なるそうです。ベンチやテーブルがあると聞いたので涼めるかなーと思ったのに、草に埋もれてました。道路管理者、なんとかしろよ。
いわき市立美術館で開催されている企画展「日本の巨大ロボットの群像」を観てきました。さもありなんな話、来場者は大半が僕と同世代か少し上とみられる人たちです。巨大の原点が特撮版の鉄人28号で、アニメモノクロ版鉄人やマジンガーZで育ったみんな初老です。設定寸大の展示も多々ありますが立体物でなく、パネルイラストというのが各地を転戦できる知恵だなあと思わされました。それだって制作コストはかかっているわけですが、ダンバインくらい造形物でやっといてほしかった。
そんな愚痴を言うほど巨大ロボ番組とともに歩んできたのが、実は空恐ろしいことだったのだとあらためて実感したのは、それらのヒーローメカニックがほぼ、兵器であるという世界観に何のためらいも持たずにテレビにかじりつき映画館に出かけ、玩具や模型を買い求めてきた現実でした。
「ロケットパンチなんて現実に可能なテクノロジーであるわけがない」と、たいていの人々はその絵空事に興味を失い、まともな大人になっていったと想像しますが、鉄人28号が表現しているように、あんなもの作らせる需要と資金源を考えたら、軍事用でしかないのは当然の設定で、気の狂った(おいおい)科学者が気まぐれと戯れで作っちゃったケースはかなり稀。そういうものがあったとしても、巨大ロボの大半がそれぞれの世界観に用意された「敵と戦うマシン」なのです。
戦う兵器であるからには敵味方と巻き込まれる大衆に多大な犠牲が出る。怪我じゃすまないうえに下手すりゃ世界が滅びるところまで、兵器の殺傷力とそれについて回る因果の応報を、なぜああも繰り返し見ていてもろ手を挙げて来週を楽しみにしてきたのか。蹂躙されて黙っているかと、完璧に刷り込みをされていたのです。
空想科学の世界に戦争を持ち込んだ原作者もマーチャンダイジングして商売に結び付けた連中も、すべからく戦後の昭和の子供を陶酔させた意味ではすごい牽引力だと思うのですが、こんな世界、本当にバンドックが滅ぼしに現れても仕方ないよなあという思いを確認させられる企画展でした。まあ勝手に観に行って勝手に後味の悪い結論導いてる自分もどうなんだよという話です。
初代で最終型のコンバーチブルに掲げられていたプライスボードは48万円。エスクードの知名度も人気も、2006年の頃なんてそんなもんだったのです。
しかもこの個体はさらに3年ほど遡って、別の中古車販売店にてさらに安い値段で出ていたのを記憶しています。当時からコンバーチブルは希少モデルに属していたから、触手働かなかったのが奇跡でした。
なぜこれに手を出さなかったのかというと、この販売店に、乗り出し17万円で購入した初代2型のコンバーチブルを見せびらかしに出かけた時のことだったからでした。
得てしてそういうタイミングで出くわすんですよねえ。もっとも、うちのぷらすBLUEの本体価格6万5000円という値段は、相場破壊もいいところでしたが。