道端の立て看板にひしっとしがみつく ・・・ナニ蛾?? そんなに目立つ所に止まらなくてもいいじゃない。
SSSレイドの課題の場所って、実はけっこう偶然に通りかかって見つけてしまったというケースが大半なのです。
これは案外楽しいもので、「やった見っけた!」などと子供じゃあるまいしな小躍り気分になっていたりするわけです。そこから、これ、誰か来てくれると良いねえと独りよがりになります。
このところ、そういう面白い所(自分比)を立て続けに3か所発見しており、天気の良い日は外仕事だなあとほくそえんでいるのですが、SSSレイドの出題枠は常時4件としているので、現在出題してある場所がひとつ攻略されなければ新しいものを出題できないジレンマがあります。
なかなかそううまくは運ばないのです。
暦の上では秋も終盤。実際の陽気の移り変わりにも加速度がついてきました。旧暦の時代はもう霜が降るような寒冷だったのですが、現在は昼夜の寒暖差がもたらす濃霧の朝です。
夏の間忘れていました、丁寧に暖気をしてやらないと駆動系が拗ねる、昨年から出ている症状が戻っています。水筒も炭酸水と氷から温かい緑茶に切り替わりました。
ヒトもクルマも老体です。腰の痛みはもしやヘルニアの再発ではないかと恐々としています。2013年の発症のときも東北6県縦横無尽に走っていたからねえ。この秋、いっぺんくらい杉野沢まで紅葉見物に出かけたいなと考えてもいますが、ここで動けなくなるようなリスクは回避せねばなりません。
でも、いよいよ出てきた妙高の外資リゾート開発計画も気になってしょうがない。
昭和40年代、多摩ニュータウン開発のための造成工事が始まり、森を追われようとしていた狸が一致団結して人間の横暴に対抗し、天敵である人間を研究しつつ、自らの能力としては廃れていた変化術を駆使して地域住民をあの手この手で化かし脅し、開発の阻止をもくろんだ。
というのが、故・高畑勲さんの監督によって1994年夏に公開された「平成狸合戦 ぽんぽこ」の世界観なんですが・・・
人間を化かそうとしている狸が潜む林道を走るこのエスクードハードトップ。ご周知のようにありえない風景です。多摩ニュータウン開発は1966年から2006年にかけての事業でしたから、黎明期にはジムニーだってこの世に産み落とされていません。無理くりエスクードを出せる時期を考えると、80年代末から90年代となり、1988年5月21日に開通した京王相模原線の京王多摩センター駅と南大沢駅間の延伸直後まで待たねばなりません。
そうすると狸どもは相当長い期間、人間と戦っていたことになるのですが、この妖怪大作戦の一環と思われる夜の林道シーンは、わりと早い時期に描かれていて、まあスズキの四駆に対して造詣のなかった制作陣の「やっちまった」オチなんでしょう。しかし今考えると、公開当時「おっと高畑作品にエスクードが出てるよ」と小躍りした我々の方が、実は監督に化かされていたのではないかと思わざるを得ないのです。
おかげさまで不発にならずに済んで安堵しながら、М2‐レイドの企画を終了させられます。ありがとうございます。
あらためて眺めてみると、エントリーしてくださった方々のツーリングのイメージやどこへ行こうかというアイデアに、編集する側も楽しんでこられました。次どうしようかな、108キロ規定とか←ふざけんな
月曜日ですが、秋土用のことです。今日10月20日から11月6日まで。
あーそうだよ壬戌ですよ。23日に乙丑が巡ってくるんだよ。だから前倒しで鰻重食ってお祝いするのだ!
このやろー、わかっててからかってやがるよ。
てことで、もうすっかりありがたくもない誕生日になってしまったのですが、先ほど仕事から帰宅すると霰が待ち受けていて、「お昼ご飯ごちそうするよー」と連れ出してくれて、娘にランチをおごってもらうこととなりました。霙からもお祝いのメールが入っておりまして、ありがたくねーとか言ってるわけにもいきません。
しかし笑っちゃうのはこのあとです。
「ウルトラヒーローを代表して、今日は特別に雷蔵さんにお祝いメッセージを送 らせてもらうぜ!」
って、相変わらず態度でかいんだよ。なメッセージがМ78星雲から届いておりましたよ。
なんでお前なんだよ、南夕子から送ってこないのかよ(笑)