家の前の公園にある金木犀が、暗がりでもハッキリわかる程 大量に咲いてます。 夜帰って車降りるとすんごい香る。 二週間前に一度咲いて、今年は花少ないなーと思ってたら、 あっという間に散ってしまい、気付いたら二回目は大爆裂(笑)
暦の上では秋も終盤。実際の陽気の移り変わりにも加速度がついてきました。旧暦の時代はもう霜が降るような寒冷だったのですが、現在は昼夜の寒暖差がもたらす濃霧の朝です。
夏の間忘れていました、丁寧に暖気をしてやらないと駆動系が拗ねる、昨年から出ている症状が戻っています。水筒も炭酸水と氷から温かい緑茶に切り替わりました。
ヒトもクルマも老体です。腰の痛みはもしやヘルニアの再発ではないかと恐々としています。2013年の発症のときも東北6県縦横無尽に走っていたからねえ。この秋、いっぺんくらい杉野沢まで紅葉見物に出かけたいなと考えてもいますが、ここで動けなくなるようなリスクは回避せねばなりません。
でも、いよいよ出てきた妙高の外資リゾート開発計画も気になってしょうがない。
ワクチン接種ですよー。
昭和40年代、多摩ニュータウン開発のための造成工事が始まり、森を追われようとしていた狸が一致団結して人間の横暴に対抗し、天敵である人間を研究しつつ、自らの能力としては廃れていた変化術を駆使して地域住民をあの手この手で化かし脅し、開発の阻止をもくろんだ。
というのが、故・高畑勲さんの監督によって1994年夏に公開された「平成狸合戦 ぽんぽこ」の世界観なんですが・・・
人間を化かそうとしている狸が潜む林道を走るこのエスクードハードトップ。ご周知のようにありえない風景です。多摩ニュータウン開発は1966年から2006年にかけての事業でしたから、黎明期にはジムニーだってこの世に産み落とされていません。無理くりエスクードを出せる時期を考えると、80年代末から90年代となり、1988年5月21日に開通した京王相模原線の京王多摩センター駅と南大沢駅間の延伸直後まで待たねばなりません。
そうすると狸どもは相当長い期間、人間と戦っていたことになるのですが、この妖怪大作戦の一環と思われる夜の林道シーンは、わりと早い時期に描かれていて、まあスズキの四駆に対して造詣のなかった制作陣の「やっちまった」オチなんでしょう。しかし今考えると、公開当時「おっと高畑作品にエスクードが出てるよ」と小躍りした我々の方が、実は監督に化かされていたのではないかと思わざるを得ないのです。
ポップキャンディー。
M2‐レイド閉幕します
おかげさまで不発にならずに済んで安堵しながら、М2‐レイドの企画を終了させられます。ありがとうございます。
あらためて眺めてみると、エントリーしてくださった方々のツーリングのイメージやどこへ行こうかというアイデアに、編集する側も楽しんでこられました。次どうしようかな、108キロ規定とか←ふざけんな
先生・・・素でこんな手ですが?
土用だ!
月曜日ですが、秋土用のことです。今日10月20日から11月6日まで。
「でも丑の日じゃないですよね」
あーそうだよ壬戌ですよ。23日に乙丑が巡ってくるんだよ。だから前倒しで鰻重食ってお祝いするのだ!
「何の?」
このやろー、わかっててからかってやがるよ。
てことで、もうすっかりありがたくもない誕生日になってしまったのですが、先ほど仕事から帰宅すると霰が待ち受けていて、「お昼ご飯ごちそうするよー」と連れ出してくれて、娘にランチをおごってもらうこととなりました。霙からもお祝いのメールが入っておりまして、ありがたくねーとか言ってるわけにもいきません。
しかし笑っちゃうのはこのあとです。
「ウルトラヒーローを代表して、今日は特別に雷蔵さんにお祝いメッセージを送 らせてもらうぜ!」
って、相変わらず態度でかいんだよ。なメッセージがМ78星雲から届いておりましたよ。
なんでお前なんだよ、南夕子から送ってこないのかよ(笑)
言われてみれば食えないものばかり
中国から朝鮮半島、台湾にも源を持つススキですが、日本列島も原産地として名を連ねている、秋の原風景が広がっています。芒の腹は銀の色、陽光を受け、やわらかく跳ね返し風に揺れる景色は、箱根の仙石原が有名です。実は天狗の森の奥地にもそれに匹敵するススキの原があって、あるんだけれどもうそこまで歩いていくのが馬鹿らしくて何十年も前の記憶しか残っていません。それだけ歳月が過ぎているから、植生自体が変わっているかもしれないですが。
月見の際に団子と一緒に飾られるススキは、それそのものが月の神の依り代だという伝えによるもので、月光を受ける姿もまた古代の人々の琴線を動かしたのでしょう。尾花と呼ばれているから気がつかなかったけれど、ススキは秋の七草のひとつでもあります。が、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗のいずれも春の七草と違って「粥に乗せられる以前に食えるものがないぞ」という、季節を愛でるものとして挙げられています。ススキ、イネ科の植物なのにねえ。