埃かぶった猫バスケットを拭いていたら、ナニかを察した 猫ずは散り散りに逃げてゆき・・・とは言っても リビングの椅子の上(でん)や寝室の布団の陰(いち)では スグに捕まえられましてよ(笑)(ゆきはなは押し入れに隠れた) 今回はでんといちなので問題なく。 病院で体重測ってもらったら、いち4.66kg・でん5.32kg。 ちょっとだけでんの体重が増えていたので少し安心。 出来ればあと200gくらい戻そうねぇ。
昭和40年代、多摩ニュータウン開発のための造成工事が始まり、森を追われようとしていた狸が一致団結して人間の横暴に対抗し、天敵である人間を研究しつつ、自らの能力としては廃れていた変化術を駆使して地域住民をあの手この手で化かし脅し、開発の阻止をもくろんだ。
というのが、故・高畑勲さんの監督によって1994年夏に公開された「平成狸合戦 ぽんぽこ」の世界観なんですが・・・
人間を化かそうとしている狸が潜む林道を走るこのエスクードハードトップ。ご周知のようにありえない風景です。多摩ニュータウン開発は1966年から2006年にかけての事業でしたから、黎明期にはジムニーだってこの世に産み落とされていません。無理くりエスクードを出せる時期を考えると、80年代末から90年代となり、1988年5月21日に開通した京王相模原線の京王多摩センター駅と南大沢駅間の延伸直後まで待たねばなりません。
そうすると狸どもは相当長い期間、人間と戦っていたことになるのですが、この妖怪大作戦の一環と思われる夜の林道シーンは、わりと早い時期に描かれていて、まあスズキの四駆に対して造詣のなかった制作陣の「やっちまった」オチなんでしょう。しかし今考えると、公開当時「おっと高畑作品にエスクードが出てるよ」と小躍りした我々の方が、実は監督に化かされていたのではないかと思わざるを得ないのです。
おかげさまで不発にならずに済んで安堵しながら、М2‐レイドの企画を終了させられます。ありがとうございます。
あらためて眺めてみると、エントリーしてくださった方々のツーリングのイメージやどこへ行こうかというアイデアに、編集する側も楽しんでこられました。次どうしようかな、108キロ規定とか←ふざけんな
月曜日ですが、秋土用のことです。今日10月20日から11月6日まで。
あーそうだよ壬戌ですよ。23日に乙丑が巡ってくるんだよ。だから前倒しで鰻重食ってお祝いするのだ!
このやろー、わかっててからかってやがるよ。
てことで、もうすっかりありがたくもない誕生日になってしまったのですが、先ほど仕事から帰宅すると霰が待ち受けていて、「お昼ご飯ごちそうするよー」と連れ出してくれて、娘にランチをおごってもらうこととなりました。霙からもお祝いのメールが入っておりまして、ありがたくねーとか言ってるわけにもいきません。
しかし笑っちゃうのはこのあとです。
「ウルトラヒーローを代表して、今日は特別に雷蔵さんにお祝いメッセージを送 らせてもらうぜ!」
って、相変わらず態度でかいんだよ。なメッセージがМ78星雲から届いておりましたよ。
なんでお前なんだよ、南夕子から送ってこないのかよ(笑)
中国から朝鮮半島、台湾にも源を持つススキですが、日本列島も原産地として名を連ねている、秋の原風景が広がっています。芒の腹は銀の色、陽光を受け、やわらかく跳ね返し風に揺れる景色は、箱根の仙石原が有名です。実は天狗の森の奥地にもそれに匹敵するススキの原があって、あるんだけれどもうそこまで歩いていくのが馬鹿らしくて何十年も前の記憶しか残っていません。それだけ歳月が過ぎているから、植生自体が変わっているかもしれないですが。
月見の際に団子と一緒に飾られるススキは、それそのものが月の神の依り代だという伝えによるもので、月光を受ける姿もまた古代の人々の琴線を動かしたのでしょう。尾花と呼ばれているから気がつかなかったけれど、ススキは秋の七草のひとつでもあります。が、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗のいずれも春の七草と違って「粥に乗せられる以前に食えるものがないぞ」という、季節を愛でるものとして挙げられています。ススキ、イネ科の植物なのにねえ。
5月の末に入院して以降、かかりつけの病院が一つ増えて、そこでは毎回MRIに入れられ採決されてその後診察という日があります。先日その三回目に行ったのですが、この日からMRIは無くなって、採血量が多くなり、
「雷蔵さん、今回の検査では新しい項目が追加されまして、その結果が出るまで2時間かかるんですよ」
という看護師の説明。うっかり、何が追加項目だったのかを聞き忘れ、はてどこにどんな疑いがかかったのだろう? と考えだしたら思い当たることも当たらないこともまぜこぜになってアタマの中混乱してしまったのです。
まさか・・・「雷蔵さん、貴方はがん・・・」などと言われちっゃたらどうしよう・・・とか。
こういうときの2時間はもう長いのなんので、いろいろ思い当ろうとするんですがそれがまた混乱を増長させてしまう。もう覚悟を決めて医師に直接尋ねるしかないよと、2時間後に診察室前に行ってみればやたらと沢山の患者さんがいて、
「ただ今の診察は10月30分予約の方です」
という張り出し。僕は正午の診察予約ですから、少なくとも90分は遅くなる。待て待てまてっ、また余計なことを考えてしまうぞと思ってそれを回避すべく「ヴィンランド・サガ」の最終巻なんか読み始めるんですがまあ中身が頭に入ってくるわけがない。
でもって結局順番が回ってきたのが14時半。診察室に入ると、仏頂面の医師が電子カルテを見ながらこう言うわけです。
うわー! うわーっっっっ
・・・やめろそういう紛らわしい言い方はっ