二階から降りてきたら、階段下に三匹集合。 なんちゃって冷風機にはゆき。 ・・・さっきはでんが涼んでなかった???
いい気になってオープンで走っていたら、先日書いたハカイダーの二の舞になります。最低限、ビキニトップは必要です。そんな、蒸し暑いばかりで風も吹かない日を、夏の土用においては「土用凪」と呼ぶのですが、土用には鰻やら凪やらの他に覚えておいた方が良い風習に「間日」というのがあります。
土用という期間は土を支配する土公神(どくじん)が睨みを利かせる時期で、その期間中に井戸を掘ったり基礎工事したりといった仕事をしてはならない、祟られる恐れがあるのです。だけど一年を通したら土用は季節の変わり目ごとに18日ずつある。そりゃ全部休んでたら仕事にならないぞと、人が神様を欺いてしまう習わしが「間日」にあたり、人の方で勝手に「間日には土公神が土地を離れるからその間にやることやってしまえ」と取り決めたのです。
季節の土用ごとに間日の日数もまちまちですが、夏土用では「卯、辰、申の日」などが当てはめられていて、今年はすでに今月21、22日がそれに該当。あとは本日、8月2、3日のそれぞれが、土を動かしても祟られないとされています。実は土用には転職、就職、結婚、結納、開業、開店、新居購入といった新しいことも避けなさいよと云われているくらいなので、あながち間日の方便もばかにはできないということです。
逆に間日に限らずやってもいいぞという縁起ものな行動は温泉に入る、体操する、恵方参りする、吉方位で飲食する、虫干しする・・・などだそうで、幌車の車内も風通し良くして虫干しするかとビキニトップに換装しようとしたら「せっかく直したエアコンが効かなくなるからやめてください!」と、雫さんに阻止されています。
・・・乗らなきゃいいのにー(てことで挿絵だけ加工)
М2-レイドひとまず好スタート
100キロ走ったところで美味しいものも探せというルールはちょっとハードル上げすぎたかなあと思っていましたが、案外走れば見つかるものだと感心しております。僕自身のものは呼び水にすぎませんけど、霙、青影さん、かわねこさんは自ら目的地を見出しているので、М2-レイドはひとまず好スタートを切ることができました。なんといっても前回はスズキエスクードの周年企画で、今回は極めて思いつきですから、動機が不純(こらこら)
行って帰ってきて最低約200キロという道のりは、決して楽ではないと思います。しかもこの炎天下。かわねこさんのところも外気温40℃に迫る夏だそうです(М2-レイド出走の日はそこまで上がっていなかったようですが)。でも、自分の車やバイクをからめた風景を撮るのにも、もってこいの季節です。
「書を捨てよ町へ出よう」と、寺山修司さんは言われましたが、別に書物もSNSも持ち歩いて構わないから、どこかへ出かけてみてほしいと考えています。当節はやらないかもしれないとしても、その日そこで出逢う風景は独り占めのできる景色なのです。
あの日のボルドールから40年 前編
オートバイ世界耐久選手権のボルドール大会は9月ごろの開催ですが、それをなんでまたこんな時に持ち出すのかといえば、40年前の同大会24時間耐久レースで、チーム・バトルホークが優勝を遂げ最終回を迎えた「ふたり鷹」の完結が掲載された号(少年サンデー1985年7月24日号)に因んでのことです。同連載は1981年に始まっていて、第一話が沢渡鷹、17歳の秋とされているので、沢渡君も東条君も昨年還暦くらいだったんですね。
ということは。で、沢渡鷹と嫁のパトリシアだったら85年の結婚から耐久レースを転戦しながらも、時々子づくりもこなして、少なくても3人や4人の子供がいるのではないかと考えてしまったからもう止まらない(笑)
どちらの家系も女傑の血筋に思えるので、鷹とーちゃんの遺伝子はぼろ負けして、娘3人で頭抱えてるうちに還暦になったとベースを作りまして、それでも美容師見習の長女、バイクショップバリバリでアルバイトしている半ニートの次女、現役JKの三女ときて、この子らがプライベーターとして鈴鹿耐久・・・まあ4時間でいいか(ここ、問題発言。後編で説明)・・・に出るぞと、車庫から古~いバイクを見つけ出して、東条のおじさまなんかをプロデューサーに仕立てて、とーちゃんとりあえず監督、というのをですね。
後編でそれを・・・書ききるほど暇でもないので手短にまとめますわ。
やっぱりカレーライスの男
3時過ぎに30分ばかり炎天下に並んで着席したら小一時間待たされました(絶対店員少な過ぎてオペレーション回ってない)
で、豚汁出来るかと聞いたら(メニューに無かった)仕込み中だと。
ニューミサ的には味噌ラーメンなんでしょうけどさほど腹も減っていなかったので。
手作りでしょうけどちゃんと玉ねぎが使ってあリました。
妙高からあちこちまわって帰宅したのが20日の21時頃で、その間、ケータイもPCアドレスへのメール着信も見ていなかったら、おいたマンさんたちは「抜けられそうなので小谷で解散します」(なんだとーっ。しくじったぜっ)という着信と、SIDEKICKさんからの「ニューミサでカレー食いました」の受信がありました。
ニューミサというのは妙高や上越で人気の家族向け食堂で、もとは自動車教習所専属の店だったものが店舗を増やして「ニュー」も付加され、彼が言うように混んでるときはほんとに並ぶのを覚悟なんですが、20年以上通って(僕だけね)縁切りしようと決めた別の店よりも、好感度は高いのです。
SIDEKICKさんもここで豚汁か豚汁ラーメンを食いたかったのでしょう。残念ながら仕込み中だったそうで、頼んでいるのがカレーライスだというところがいかにもカレーの男です。
ちょっとチクっとするだけよー
大暑の対処が成されていなかったのでは
梅雨明けして日照時間が長くなっているから、そこらじゅうに設置された太陽光発電所はフル稼働しているんだろうと思ったら、一所懸命稼働してはいますが外気温が高すぎて、集光・発電用パネルの効率がガタ落ちしてしまう時期なのだそうです。25℃を理想とするパネルの素子は、気温1℃の上昇ごとに0.5%ずつ効率が下がるといわれているので、当たり前に10℃も上がってしまう近年の夏場はえらいことになっています。
そうだったのか。キカイダー01をやっつけるんだったら大暑の頃が良いと、なぜハカイダー(ここではギル教授の脳を収めた方)は気づかなかったんだろう。という考えも浅はかでした。定期的な血液交換も必要な、酸素や滋養補給と冷却効果を求められるハカイダーの脳なんか、あんな透明カバーの中にあるんだから、夏場なんて全般、日射病の危機に晒されているし、全身黒ずくめですから体温調節に不具合が出て熱中症も引き起こしかねないのでした。