出来心で種蒔いた〝パクチー〟 芽が出てきたので何回か使いましたが そのまま放置していたらいつの間にか花盛り。 「種がおちたらどうすんだっ 抜け!」 と、怒られまして・・・ 今朝、ゴミ出しの前に抜いて捨てました。
過去にこれくらいの実例があり、さては?と自覚したのがこのとき。そして今回、わざわざ目当てとして出かけて行ったのにこのありさま(リポート終盤)でした。しかもですよ、これが今年五回目。しかも三回は今月です、今月。つまり先日の土曜日なんて、一日に3軒立て続けで外しているんです。そのうちの一軒は、二度目も「本日貸し切り」(後で聞いたら貸し切りじゃなくて閉業だった)もはやランチ難民の呪いがかかったとしか思えない。
そして今回、のオルカ丼なんて、オルカつながりさせようと思って、13日に出したお店の記事は少しの間寝かせておいたというのに!
なんのこっちゃと思われそうな表題ですが、「交響詩篇エウレカセブン」の第一話に付けられたサブタイトルが「ブルーマンデー」。エウレカセブンもことし20周年にあたります。それを遡ると、第一話の放送日となった2005年4月17日は、日曜日でした。
って、それだけのことだよちなみにことしは木曜日だよ。
とはいえ、いわゆるSFロボットアニメーションのジャンルで作られながら、異種生命とのファーストコンタクト、相容れない人間同士の思想政治、時空超越などてんこ盛り舞台の中にあったのはボーイ・ミーツ・ガールとしてのヒロイン、エウレカとなんとなく主人公なレントンの出逢いと成長と大団円で、自分の感想では宇宙戦艦やら機動戦士やら超時空要塞なんかよりずっと琴線を揺さぶられました。続く映画の方は思いっきり歴史改変されて面喰らいましたが、続編AОもまた良かった。
涅槃へ導く者という名前を持つニルヴァーシュは、単にロボットというものでもないようですが、その玩具に関してはまあ・・・さほど関心が湧かず手を出さなかった。ところがあるとき、リサイクルショップのぬいぐるみコーナーに「居やがった」んですよ映画版に出てくる幼生が。うわー!目が合っちゃったよ(そんなわけあるかい)ってんで300円支払って連れて帰ってきたのがもう10年以上前のことです。しかし幼生とか出てきちゃった映画版、もはやロボットじゃない。
「正義も悪もいらないぜ」という触れ込みで、テレビ番組の敵役から抜擢されダークヒーローとて一本立ちした「人造人間ハカイダー」の封切り(1995年4月15日)から既に30年が過ぎました。その着想には「おぉ」と思ったんですが、結局「志」を持つか弱き者に味方してまうことでヒールとして乗り切れなかった。いやそうじゃねーだろう馬鹿シナリオ!とがっかりしたわけですが、破壊神として善も悪も見境なく殺傷する振舞いでは映画にならなかったんでしょう。
でも、それを書ききるのが脚本ですよ。このハカイダーかっこいいんですよ。かっこよさが観客の共感を持たせちゃうんですよ。それじゃダメなんですよ。と、30年もしてから毒を吐いてもしょーがないのですが。
事の始まりは昨年、鰻と餃子を同居させて生み出した「浜松丼」でした。この時漠然と「エスクード」をもじった丼物も作ってみたいなあと思いながら、何を乗っければいいのかでいろいろ考えていたことと、それらのスムーズな調達について考えていたのです。避けて通れないのは、浜松丼もそうでしたが食材のコストを度外視しなくては実現しないので、よほどの声がかからなければ一度きりの、まるぼしの献立になります。そんな状況下で、まずはご飯ものの「ESC‐Don」から。
スズキが思いのほか脂の乗りがよくて、切り身としては厚すぎでした。それに輪をかけてクジラの焼き肉用味付き肉(昔の子は学校給食で串カツとして食ってました)が、うまいけど濃厚すぎ。全体に量を読み違えました。ご飯茶碗レベルで充分です。
こういうのをやっていると「エスクード。だけでいいのか? グランドは置いとくとしても(92wユーザーさん済まぬ)、ノマドもやらねば画竜点睛を欠くのではないか?」などと余計なことを思いつき、台所と冷蔵庫を漁って追加食材を見つけ出します。「ESC‐UDon・ノマド」の完成です。丼では炙ったスズキは舞茸とともに茹でます。クジラも焼き肉用からベーコンに変更。これも脂っこいので無謀にも一度湯がいて味付け直し。高野豆腐のこうや、は見なかったことにします。
友人が遊びに来てくれていたので人身御供にしました。が、こいつは悪いやつじゃないけど遠慮もない。
「我々の齢になってこんなに脂っこい波状攻撃を丼で食うのは厳しいんじゃないか?」
「それは昨夜の丼もので実感したんで、うどんにした」
少しもほめてもらえませんでした。完食してくれただけよかったのか。これはマネしてはならない献立になってしまったようです。