Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

55年前の未来

55年前の未来 はコメントを受け付けていません

55年前、未来があった・・・ 55年前、未来が変わった・・・

「突然何言ってんの。あたしたちそんな昔には居ませんでしたよ」

「ちゃぶ台挟んでメトロン星人と会ったのは12年前でしかありませんよ」

 

とーちゃんにとっては55年前なんだよっ

「挿絵の置き方が紛らわしいのよ」

「これっておじいちゃんが撮った写真ですか。モノクロって加工無しですよね」

 

変わっちゃった未来では、なんでか娘らがピット星人になっとる

「ピット星人の『小悪魔スカッシュ』飲んだだけっ」

「そういえばたまたま服の色味がおんなじでしたねー」

こんな未来で良かったのかなあ・・・

うちは仏教なんですけどね

うちは仏教なんですけどね はコメントを受け付けていません

それじゃあ敬虔な仏教徒なのかと問われると、そうでもないよなーと思うくらいの無宗教です。若い頃にはクリスマス時期になると浮かれていましたが、子供が一人前になっちゃった今ではクリスマスイブはふて寝の1日。ツリー飾りなんてやらなくなったものの、リースは持ち出しているところがまあいい加減な男です。ただ、リースそのものは古代ローマの文化で、本来は冠。キリスト教もあとからこれを取り込んでいるのです。

極夜と白夜の狭間で

極夜と白夜の狭間で はコメントを受け付けていません

冬至まで柚子湯を待たない不謹慎野郎です。実際の冬至は本日です。子供の頃は目の粗い布で作った巾着に柚子を入れて、実が飛び散らないようにしていたのに、巾着ごと中身をつぶして強制的に香りをたてるという悪さをしてましたね。

北極では太陽の無い極夜の日、南極は逆に白夜の頃。中緯度でも昼間の時間が10時間を下回る日。今日もさっさと帰宅して風呂に入ります。

盛者必衰

盛者必衰 はコメントを受け付けていません

この数年、神事だけにとどめてコロナ感染対策を続けてきたあの悪態祭が、今年からフル規格で再開されるようです。一般参加者がどのくらい戻ってくるかは蓋を開けてみないとわかりませんが、かなりの密になるし祭事側に対して唾を飛ばすがごとくの悪態をつきまくる行事だし、争って供物を勝ち取る荒っぽい祭りなので、「どうなんだっぺなー」と近所の古老たちは噂話に花を咲かせていました(もうそんなことで呼び止めるなよ)

悪態祭も一度は絶えた秘祭でした。つい先日、奥州市の黒石寺が主催する蘇民祭が、高齢化と後継者不足で継続できぬと、千年伝えてきた奇祭の継続を断念せざるを得なくなったことを思うと、半分観光化させても「続けていくだけえらいんですよー」と古老たちに答えるのです。しかしここも高齢化は進行しており、後継者問題はいずれ壁となる。「先輩手伝ってくださいよ」と神主たちに言われるのですが、君らより俺の方が年寄なんだってば。

火星軌道の遺産

火星軌道の遺産 はコメントを受け付けていません

20年前の12月9日、宇宙航空研究開発機構は火星探査機のぞみの火星への衝突回避を余儀なくされ、軌道変更を命令して探査ミッションを諦めることとなりました。殺菌・滅菌処理されていない機器を地球外天体に持ち込んではならないという国際ルールに対して、推力や通信トラブルの相次いだのぞみは、衝突可能性基準を1%未満とすべき軌道制御が僅かの差でできなかったことに起因し、この日運用停止となっています。

のぞみはその後、火星軌道に近い太陽周回軌道に留まっています。のぞみの経験を活かしたはやぶさ二機の小惑星探査はそれぞれ成功をおさめ、さらにこの成果に基づく技術で2026年にも新たな探査機を火星に向けて飛ばす計画が進んでいます。のぞみ、はやぶさ二機のミッションを融合した火星周回探査と、衛星フォボスへの着床・サンプル採取などがMMX(Martian Moons eXploration)に対して、のぞみは大きな遺産として再評価しても良いかもしれません。

そらさむくふゆとなる

そらさむくふゆとなる はコメントを受け付けていません

閉塞成冬、まだ関東平野に雪は来ていませんが、大雪の候です。ようやく冬の装いが落ち着いてきました。よもやここまで来て夏日が来るなんてことになったらぞっとします。そのためにも天地の「気」の対流には一区切りつけてもらい、閉塞となっていただきたい。だけど「大気」の対流には留まってもらっちゃ困るので、木枯らしに吹かれても文句は言わないことにします。まだまだあちこち駆け回らねばならないし。

本日あたりは快晴ならば太陽に続いて月が空に上がってくる頃。真冬の快晴の空の色は、昔乗った1989年式ヘリーハンセン・リミテッドの車体色に用いられていました。次に選んだのは真夜中の空で、今はたぶん夏の空の青なのだと思いますが、JA71に使われていたインビエルノ(古代スペイン語圏の冬の意)ブルー・メタリックをエスクードに流用した89年のヘリーハンセンリ・ミテッドは、代々続いた同系限定車の中でも最高傑作の色合いです。

 

だぶるの夢幻劇

だぶるの夢幻劇 はコメントを受け付けていません

しばらくファミレスに出かける機会が無かったので間が空きましたが、再開したらば幸先よしで、マスカットとオレンジの登場です。全六種類のうち四種までがそろいましたよ。

これで今後の確率はいつものように締め上げられるのですが、あとはレモンとストロベリー・リリーを残すのみです。

です・・・が!

なんとこの間、単身赴任中の霙が勤務地近傍の店舗に通っていてくれて、彼女としては高確率の三種類そろえで持ち帰ってくれておりました。

すまんっ、ぜんぶだぶらせてしまってるわ・・・

きたかぜこのはをはらう

きたかぜこのはをはらう はコメントを受け付けていません

小雪も中盤、朔風払葉の候。という割には方位計は北を指していませんが、里へ下りると丑三つ時の外気温に関しては北風と寒気の季節になっています。厳密なことを言うと、東京はつくばーど基地よりも西にあるんです。そこへ行くのになんで南東向いてるんだうちのクルマは。その東京都心はまだここまで冷え込んではいません。今週金曜日にはもう12月。師でもないのに、というより師ではないから走り回らされるんですよ、たぶん。

小雪の頃となりました

小雪の頃となりました はコメントを受け付けていません

「小雪」は今年の場合、昨日が「入り」でした。来月の6日くらいまでを「わずかな雪が降る頃」として割り当てています。暦の上で季節は今月8日に「立冬」を迎えたので、冬になっています。暖冬が予報されているし、ところによりその景色がまだまだ秋なので、関東平野に住んでいると実感がわきません。だけど必要に駆られて書き出す手紙は冬の装いです。「小雪の頃となりました」。ビジネス的な季節の挨拶を考えあぐねてもボキャブラリイも無いからこうしちゃいました。

実感がわかないと言いながら街に出ればクリスマス商戦の真っ最中。霰も霙も自分たちのクリスマス準備(仕事でそれどころじゃないよ、と言われました)の頃ですが、もともと仏教檀家の我が家には縁の無い風物感が加速しています。ほんとに雪が降ってくる前に、林道にでも出かけます。小雪の時期が過ぎたらBLUEらすかるは車検を通す準備となります。壊れなければ、密かな目論見まであと24カ月というところです。

 

緑の恐怖

緑の恐怖 はコメントを受け付けていません

などというタイトルですが、チルソナイト808の不定形カプセルが落ちていたり、ワイアール星人が夜な夜な徘徊したりはしません。

7月末には終わらなかった生垣の剪定やら枝打ちやらで、新月さん夫妻にほぼおんぶにだっこの作業日です。ひと夏で再びとんでもなく繁茂してます。恐怖とかうそぶいてる場合じゃないな。

新月さんたちに生垣の刈り込みをお願いしている間、こちらは夏に切り落とした雑木の枝をばらして薪にしています。斧で薪割するほどの太さではありませんが、やっているうちに切り出す薪の長さがだんだんと長くなっていくのは、何本も枝分かれしているため次第にめんどくささが表れたのでしょう。ボイラーに入れるわけじゃないし長さなんてこんなもんでいいわー、てな感じです。暮れの焚火には最低限の量を切り出せています。

これを続けながら、女性陣が運んでくる生垣の枝葉を燃やす火の番を仰せつかり、足元は切粉で埋もれ、頭からは灰を被りまくりです。燃やす枝葉はだ生木ですから煙も出ます。こりゃ風ひかんですむわー(行事が違う)。生垣の刈り込み量は全体で軽トラなら三杯分くらい。軽トラは無いので猫車です。運んでくる方が重労働なのに、切粉と灰まみれをいいことに「監督は損な役でねー」などと訳の分からないことも言います。先週のデイキャンプと違って小春日和の良い作業でした。