なんでもいいんだけど、誰なんでしょうねジャミラの口に手を突っ込むなんて、ジャミラ(曲がりなりにも宇宙開発の先駆者で犠牲者だよ)に対して傍若無人で無礼千万なアイデア思いついたの。
などとブツブツ言いながら、今夕酒場の奥でくすぶっていると思います。実は雷蔵は、ウルトラ怪獣占いでは「ジェロニモン」なのです(占いサイト自体、なくなったゃったけどね)
もはやハロウィンなんだかどこぞのアニミズムなのか、「よーわからん」と唸ってしまったオリジナリティ溢れる居酒屋の飾りつけ。
しかし考えてみれば、遡っていく先にあったであろうケルトの文化も、発祥ののちには大陸系と島嶼系に分派していくし、中でも大陸系はゲルマン民族に制圧されて消失していくけれど、ブリテン諸島に渡った島嶼系はローマ帝国に侵攻されながらもなんだかんだ生き延びて特有の文化が醸成されています。
それが後々島から出ていけば、このような異形の崇拝にも派生したかもしれません。定番化されたハロウィンのスタイルやデザインなんて、それこそ北米でいじられながら昇華したものに過ぎないのだ。と、こういう姿かたちを見ると説得されちゃいそうです。
半日で一か月分の降水量がですよ、台風15、19号と立て続けに襲われた千葉県にみたび降った異常事態に、河川の氾濫の様子を視聴者投稿の動画でオンエアするニュース番組って
身の安全を第一に、避難が困難なら家屋の高いところに云々とかアナウンスしているのだから、
「外は危険ですから、スクープボックスへの投稿はおやめください」
だいたいが視聴者投稿というシステムを犯罪や事故・災害報道に使うという神経が信じられない。しかもそれをわざわざ「スクープ」とうたって競争心をあおる。投稿撮影が原因で死者が出た場合、自己責任で切り抜けるつもりですか。
邪推するに、就労改革が法案成立したころから、視聴者投稿への依存度が高まっているような気がするのだけれど、素人にその代替策を委ねるなんてのは愚の骨頂だと思うわ。
宮城県や福島県で氾濫が起きた阿武隈川などは、今年が河川改修着手から100年目という節目でした。100年絶え間なく堤防を作り川床を広げ深くしてきても、たった一度の台風で大きな傷痕を刻まされる。国土強靭化計画なんてまだ始まって4年目でしかなく、人々の記憶も含めて、災害への備えも対策も道のりは遠い。
台風なんて年内、あと何回か来るかもしれないし、間違いなく来年以降も来る。インフラやライフラインの作り方と維持の仕方は、もうやり方をドラスティックに変えていかなければ同じ被害の繰り返しは避けられないのですが、それこそ道筋が見えてきません。
地方で采配を振っている国の若い指揮官たち何人かと、昨年だったら直接訪ねて行ったけれど今は電話で覗うしかなくて、彼らと話をさせていただいて、苦労していることを痛感しました。でも彼らの部下も苦労に身を投じ、最前線の人々はもっと大変な思いをしている。復旧を待つ被災者たちはそれをも上回る辛い日々を過ごしている。それはあの震災の時に僕も経験したからよくわかる。
じゃあお前は何してんだよ。と問われると、昨年までの自分と今の自分が、彼岸と此岸の大きな違いの立ち位置にいることを知っただけです。
写真家の山崎エリナさんと初めてお目にかかったのは東北在住最後の夏の始まりの頃。福島市に拠点を置くトンネル工事の専門企業、寿建設の森崎社長に招かれ、同社の工事現場を撮り続けた写真展をたずねたときのことでした。短期間ながら350人の来場者が、福島市という距離感の会場を訪れたそうです。このあと何度かの展示会を経て、ことしの4月にその写真集が出版され、八重洲ブックセンターでは瞬間最大風速のように数日間、売り上げランキングの1位を獲得したとか。
写真集の評価は、国が進める国土強靱化対策にも合致し、今年のインフラメンテナンス大賞の優秀賞を受賞しました。橋やトンネルなどのインフラ老朽化は災害を引き起こす。故に手間と時間をかけてメンテナンスかそれ以上のことをしなくてはならない。けれども、インフラメンテナンスってどんなことをするの? というクエスチョンこそ一般市民の「これまでのリアクション」だったはず。
工事現場の、働く姿をつぶさにとらえた山崎さんの写真と、これを企画した森崎社長の視点は、まさに現場と、現場の向こう側にいる人々を貫通させたということになるのです。
で、書き忘れるところでしたが山崎さんの写真展「インフラメンテナンス ~日本列島365日、安全・安心の守り人~」が本日から新宿のリコーイメージングスクエアで開幕するので、ちょっと抜け出して明日かあさって、行ってこようと思います。

勝手にいただきました
友人が花巻まで、仙台、遠野経由で旅をするので、立ち寄るべき場所があったらアドバイスをくれというのです。
あれこれ考えてそれらを抽出したら、飲み食いするところばかりだよ(笑)と、それでもせっかくだから訪ねてほしいところを選んでいたら、仙台の喫茶店がこの6月で閉店したことを今になって知ることとなりました。
そう、元部下だった頃のいわさきさんが紹介してくれた、僕にはベストマッチなあの店です。
オーナー、この夏は少し充電に出かけ、その後仙台に戻ってコーヒーのデリバリーのようなことに転じているようで、そのためのツールとしてお気に入りのヘルメットを購入したらしい(連絡取りようがないので無断借用)
「またどこかで会えたらいいですね」
と、いわさきさんも元気づけてくれました。知らなかったことの悔いと同時に、それを知ることとなるきっかけをくれた友人にも感謝です。