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  ~懲りない傾向~

そして異界の鎌倉へ

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原作マンガは独特の絵柄に恐れをなして読んだこともありませんが、「三浦友和が出ている」(そこかよ)と家内に連れ出されて、最後のジェダイを断念しながらレイトショーで観てきましたのが「DESTINY 鎌倉ものがたり」

この手の映画はあれこれ考え込まずに観てきた方が損をしないはずだというのが持論なので、何も考えてません。

ただしだ。

おかっぱ頭の高畑充希は、あれは反則だわ(笑)

 

 

ところでこれを撮った山崎貴監督は東京オリンピックの開閉会式における演出チームの一員だそうで。ってことは、国立競技場完成しなくても特撮でどうにかできるんじゃないか?

とある値上げの腑に落ちなさ

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昨年の仕事納め直前、国が国営公園入場料金の値上げ試行を発表し、来年度から全国で11箇所の国営公園で料金改定を開始することとなりました。かいつまんで言うと、大人ひとり410円を450円とし、その分小学生までの小人ひとり80円を無料にする。その他の新料金システムもいくつか試してみると。なんかこう、子供一人分の入場料を同行する父親母親か祖父母に転嫁しているだけの話なんですが、目的はファミリー層の利用増加をねらってのことだとか。

国営公園等を訪れる入園者を平成32年度に4,800万人とすることを目標とする意図は何なのか、ようわかりません。グラフで見る利用者の落ち込みがひとつの引き金でもありそうですが、いやちょっと待て。

初夏のネモフィラと夏場のロックフェスと秋のコキアで盛況な茨城県所在のひたち海浜公園なんか、毎年200万人を越える来場者ですよ。入園料ばかりか駐車場料金別途徴収でも来る人は来るというサンプルですよ。併設の遊園地も別途料金ですよ。広すぎて移動タイヘンだから自転車借りても別料金です。

でも、この数字。ということは、国の常陸海浜公園事務所が、ネモフィラとコキアというアイデアをひねり出し、それらをいかに効果的にPRするかという努力を怠っていなかったからじゃないんでしょうか。で、このざっくり200万人という数字がどんなものかというと、TDRやUSJとはけんかにならないとしても、サンリオピューロランドと良い勝負なのです。

努力の向け方を考えろよ国土交通省(やるとこはやってるじゃん)

 

仕事始めダッシュ

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なんかねー、木曜日が仕事始めというのは、今年の場合週末に連休を控えているだけに基地と作戦室を往ったり来たりするのがめまぐるしすぎです。明日の夜にはまた戻らねばならないのですから。

まあ普段なら戻らないという選択肢も無くはないのだけれど、日曜日に霙の成人式が巡ってくるので今回は帰還です。

でもって昨夜仙台に戻る前、コーヒーを買いに立ち寄ったローソンにて見つけたのだけれど、からあげクンが中身になっているわけではなかった。

からあげクンまんなのに、照り焼きチキン味はないよなー・・・

 

四条大橋からドナウ河畔へ

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「京都人の密かな愉しみ」を見終えたので、正月番組に・・・行こうとしたらまたもチャンネル権でじゃんけん大会が繰り広げられている我が家です。

あーもう勝手にせいやと、僕は敵前逃亡して「Masterキートン」に取り掛かります。が、残念ながらこの番組は39話もあるのに原作終盤の東ヨーロッパ編から完結編に至るエピソードが作られていません。

ということは、たぶんアニメーションの次にはきっとコミックスの読み返しに行っちゃうんだろうよ。近年稀にみるぐうたらな正月だねえ。

Alpha Aquilaeからの事始め

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わし座で最も明るい恒星で全天に21ある1等星のひとつ。七夕の季節には彦星、牽牛星とも呼ばれ、こと座のベガ、はくちょう座のデネブとともに、夏の大三角を形成している、α星。

この星は古来、アラビア語で「飛翔する鷲」の意味を与えられ「アルタイル」という名前もあるのですが、なにさ正月早々夏の星座を引っ張り出して。と思われそうな話ですので早めに展開します。

日本では、平安時代中期に作られた辞書「和名類聚抄」において、「比古保之(ひこぼし)」の記述がありますが、それ以外に「以奴加比保之(いぬかいぼし)」と呼ぶ名前が伝えられているのです。α星が、β星とγ星の間に入った配置を、古代の人々は犬を引き連れている姿に見立てたのだそうです。

というわけでアルタイルはわし座にありながら「犬飼星」とも呼ばれるのです。あー、これで干支の話と繋げられたよ。

しかし「わし座の星の配置」でそこまで想像力を働かせられるかというと、まあさっぱりわかりません。なぜ犬飼なのかは謎と言えば謎で、この犬飼という言葉を紐解いていかざるを得ないでしょう。それを始めると、もはやアルタイルなんてどうでもよくなってしまうので、ほどほどにしておきます。

岡山県吉備津に所在する備中一の宮・吉備津神社が、ひとつの鍵。神話によれば、吉備の国に住む温羅という鬼の頭目を退治し吉備国を平定した吉備津彦を祀った社で、この吉備津彦の家臣に「犬飼造」という人物がいたようです。

も少し広げると、吉備平定に臨んだ吉備津彦の家臣は犬飼健(いぬかいたける)、楽々森彦(ささもりひこ)、留玉臣(とめたまおみ)と呼ばれており、あの桃太郎伝承の原型とも言われています。

いやもうアルタイルもわし座もどこ行っちゃったのよ状態ですが、もともと出所が異なる神話同士なので無理くり繋げる方が悪いんです。じゃあどうせこじらせるんだったらともう一個。

わし座の見える東の空の、やや南寄りに、たて座があります。これまたどこをどう繋いだら楯になるのかわけがわかりませんが、ラテン語でScutumと呼ばれているたて座の楯とは、スペイン語に訳すと「エスクード」。多くの方々はスズキエスクードの名前の由来で「ポルトガル通貨単位」とか「金貨」とか「冒険のロマン」とか誘導された記憶をお持ちでしょう。その通貨単位のルーツが「楯」なのです。

もはや犬飼星すらどうでもいいじゃんという迷走ぶりで、2018年を走り出しております。

 

Ευτυχισμένο το Νέο Έτος

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年越しの京都慕情

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世間ではTBSが「逃げるは恥だが役に立つ」の一挙再放送を大晦日と元旦に仕掛けてくるそうですが、僕はどのみちチャンネル権の争奪には関われない(笑)ので、DVDに頼って「京都人の密かな愉しみ」をリピートするですよ。

常盤貴子さんのファンではありませんが、かつてこれほど美しく描けている彼女のドラマはないかもしれない。というより、5本のDVDに収録されたエピソードのすべてにわたって、出てくる女優がことごとく美人に描かれている。

夏編に登場する中越典子さんなんか、NHKの朝ドラ主演の頃から比べたら「いやー、いい女になったなー」とか思って観てると、これが怪奇大作戦のような展開だったり、それでいて本編と全く関係なかったり。ドラマの縦軸もさることながら、これどこまで鵜呑みにしていいの?という、京都人の日常やら作法やらめんどくささやらも面白いのです。

それにもまして、エンディング曲に「京都慕情」が使われているところがツボです。近代歌謡曲でこの曲以上に京都を思い浮かべる歌詞も曲もないよなあと勝手に言いきっちゃいますが、これを作ったのは誰あろうベンチャーズ(いやもう自分がおっさんだということバレバレ)。十代になったかならないかの僕に刷り込まれた楽曲です。

このシリーズはことしから趣を変えて、京都で修業する若手職人のドラマになりましたが、そっちはそっちでまた面白く、こちらは70年代フォークソングの「北山杉」が採用されている。どちらも歌い手は変わっていますが、持ってくるなあという選曲です。

これで年越しは誰が来ても動きませんからね。

 

七度目の仕事納め

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仙台住まいになってもう七度目の仕事納めです。

まさか千年に一度の大震災を被ることになろうとは。という修羅場に始まって、何度季節が巡っても「復興」の日々でしたが、その混沌からもいつしか抜け出しています。それが記憶の風化かもしれないと、帰省時には南相馬からいわきにかけて、常磐道を使わず国道6号を南下するのですが、自分ではそれ以上の何もできません。

記憶の風化とは言ったものの、あの津波で亡くなられた人々の、色を失った夥しい亡骸と瓦礫とヘドロの風景は、頭から消せるわけがありません。ほんの少しのタイミングがずれなかったら、僕自身がそちら側だったのだし。

その一方でオリンピックだったり皇位継承が決まったり元号が変わるよという知らせが走ったり、世の中ほんとに待ってくれないなあと思います。

ともあれ今年も乗りきりました。

来年はどうなのか、考えるのはやめとこう。

嵐を呼ぶ八百万の風土

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七面鳥を食わずにフライドチキンに行列を作るとか、ブッシュドノエルじゃなくてショートケーキをオーダーするとか、家族とではなく彼氏彼女と過ごすとか(うるせーよおひとりさまもいるのだよ)、当日よりも前夜で盛り上がるとか、プレゼントは一人に対して1個だけだとか・・・

いーじゃんかよ欧米と違っても。そもそもこっちに上陸してきた異教文化を日本なりに400年以上かけて咀嚼し慣らしてきたのだから。

まあ慣らしてきたというよりも、それぞれの分野にかかわりのある商業者が決め手となる商戦を編み出したり、雑誌の企画記事でムーブメントを作り出そうとしたりの現代のクリスマスなのですが。

しかしこれをよくよく考えてみると、異教の文化をさほどの抵抗もなく受け入れ自らの余暇にとけ込ませる。という仕組みを持つ日本人は、実はきわめて懐の深い民族なのではないかと感じていました。

すると京都の妙心寺 退蔵院で副住職をつとめる松山大耕さんが、より的確にそのことについて論じておりました。

Logmiに掲載された松山さんの論

なるほどー。拝読してみれば、世界の様々な文明の中で、1万年を越えて栄えた縄文時代をみるように、我々の祖先にも問いかけられているように、日本の民族には土着に近づくほど平和と共存をモノにする資質が備わっているのかもしれません。

 

 

と、なかなか興味深い話を読んだわーと思っているところへ着信(注:着メロは「宇宙猿人ゴリなのだ」)

 

『ぬぅわははははははははははははははっ』

むむっ、このテンプルにカチンとくる高笑いは東京大学を卒業し、ハーバード大学ビジネススクールでMBAを取得しているエリートサラリーマンであり、六本木ヒルズにあるIT企業で数千万の年収を稼ぐという、あの大日本ゼネラルのサラリーマン安部礼司とは雲泥の差のスペックを持つ、元同級生刈谷勇っ!

『ではないわっ! なにをねぼすけ呆けておるのだこのうすらハチマキめ!』 

むむむっ、出たな新帝国ワニの・・・ワニの・・・この人そういえばどういう立場の人なんだ? というDr.ワニがいきなり、早朝つくばーど基地に電話をかけてきたのであります。

『なぁにが平和と共存をどうしたこうした。世はなべて焼肉定食、強いものが美味いものを食い放題なのぢゃ。くり~む謹製のスペシャルいちごのタルトなぞ、この新帝国ワニが出向いてありがたーくいただきますなのぢゃよ』

やかましいわ朝っぱらから! いちごのタルトはまだ届いておらんっ だいたいあんた23日に襲撃してきたってまだクリスマスイブにもなってないし、土曜日と言っても焚火は1週間後だぞ!

『おー、おーおーおー・・・そうだったかもしれんがまあよい、かくなる上はこの新帝国ワニの最新鋭びっくりはったり重機動蓮田さんで基地を侵略しかる後、配備途上のメカはすらを木っ端微塵切りに粉砕してくれるわ』

いや、うちのハスラー、届くのさらに来年だから!

『ななな、なんだと? ケーキは無い、ハスラーも無い。どれほど物資枯渇しておるのぢゃその基地は! あーもう仕方がない、それではドアバイザーを宅配で送りつけてやる。いやなに礼には及ばん謹んでメカはすらに切ったりはったり取り付けるがよい。霊験あらたか行ったか来たか、反応速度なんかもう数倍に跳ね上がるぞよ』

というわけで、新帝国がいろいろ補給品を送り込んできました。

「そうか! Dr.ワニって新帝国直属のサンタクロースだったのよ」

「その割にはいつも会社員姿ですよねー」

などなど、うちの娘らは至って呑気なものでした。まーそれくらい呑気でないと、Dr.ワニとは互角に渡り合えません。まさしく八百万の風土です。

 

月は遠くにあるものなのよ 後編

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満月のぽとふ ※毎月 満月の日限定

これは・・・なるほどツボだ

しかしです。今月はもう満月をとうに過ぎており、次回まで待たねばならない。すかさず部下はスマートフォンで来月の月齢を調べ、元気に報告します。

「来月の満月は、1月2日ですっ」

「すみません。そんなわけで正月休みしております」

「心配ありません。来月はブルームーンで31日も満月です」

「申し訳ありません。31日だと水曜日なので定休日・・・」

「えーっ? 満月なのにお休みなんですかー?じゃあその次は・・・」

「3月の・・・2日ですね」

ツボというより、もはやドツボ(笑)

しかし会計のとき、部下には聞こえないように店主がこっそり教えてくれまして、品書きには記載されていないけれど、満月日の前後1日ずつでもこの限定メニューを頼むことができるらしい。それこそまさしく裏メニューというものですね。

さて、あわや3月2日まで待たねばならないところだった満月のぽとふですが、実は、その3月にもブルームーンは巡って来るのです。限定のポトフに限らず、クリームシチューをレギュラーで頼めるお店というところを考えても、意外とそういう洋食屋は少ないものです。けっこう通うことになりそうな、確かにツボな店でした。

部下よ、ぐっじょぶだぜ。