天気の悪いお休みの日。 遅くまで寝ていたので、ご飯の支度が面倒で 外へ食べに行く事に。 暫く行っていなかったので、博多ラーメンのお店へ。 メニューを見ていて〝赤〟とはなんぞや?と 頼んでみたら、それはそれは辛そうな一杯が(笑) 無防備にすすったらむせそうな辛さでしたが そんなにはあとに残らなくて、意外とイケた。 ・・・味見で一口食べた新月サンは ヒーヒー言ってましたけどね・・・
たまに食べたくなるのよー
ジョージ・ワシントンは桜を伐ったらしいが←逸話です
春分の次候
春分の初候を「雀始巣」(すずめ はじめて すくう)で迎えるのが21日。次候が26日の「桜始開」(さくら はじめて ひらく)で、末候として31日の「雷乃発声」(らい すなわち こえを はっす)に移り変わっていく3月下旬。旧暦だったら2月の頃の暦感覚です。この「七十二候」(しちじゅうにこう)は、もともと古代中国において用いられた季節「観」ですが、日本に持ち込まれてから風物の入れ替えなどが行われ、独自のアレンジがなされています。
中国版
初候 玄鳥至(げんちょう いたる):燕が南からやって来る
次候 雷乃発声(かみなり すなわち こえを はっす):遠くで雷の音がし始める
末候 始雷(はじめて いなびかりす):稲光が初めて光る
日本版
初候 雀始巣(すずめ はじめて すくう):雀が巣を構え始める
次候 桜始開(さくら はじめて ひらく):桜の花が咲き始める
末候 雷乃発声(らい すなわち こえを はっす):遠くで雷の音がし始める
地域差による風物の違いなのか、中国ではより早く燕がやってきます。だから日本にはまだ来ないので雀が用いられている。それよりも日本独自の風物が「桜始開」。実に風流な選択だと思います。
にもかかわらず花より団子にしてしまったのですが、いただき物の桜団子が、うちの近所ではちょっと珍しい、小豆餡を使っていない桜餡でした。香りは漬け込まれた桜の葉から漂い、餡は小豆のそれではない甘み。どこの製造かも記されていないので出自不明です。
桜餅と言えば、関東だと小麦粉ベースで平たい焼き物で小豆餡をくるみ桜の葉で包む「長命寺」、関西だともち米から作った道明寺粉ベースの「道明寺」と、これもまた地域性で全く異なるものが生まれ継承されています。関東でも伊豆や鎌倉だとさらに独自性を持った桜餅を見ますが、思いつき、と書いたら雑な印象になり、インスピレーションと綴ると新しい発想を感じてしまうのは、自分内の謎です。
地元産でした
先日、霰がもらってきた佐野ラーメンと仙台辛味噌ラーメンを分けてもらって食ってみたら、佐野ラーメンは某・・・いや余計なことは言わないでおこう・・・よりも美味いではないかというなかなかの出来栄えでした。
仙台辛味噌の方は、万人受けを考えてか、仙台時代に食ったものと比べると辛さを抑えてあります。味噌は仙台味噌のものを使っていました。
で、この違いはほとんどスープのアレンジで、麺はどちらも変わらないような味わいと、これどこかで食ったことあるなあと思いパッケージを見たら、蓋に「ニュータッチ」、器に「ヤマダイ」と表記されているではありませんか。
おぉ! なんと作っているのは茨城県内の会社だったよ。上出来の美味さです。これはちょっと自慢しちゃいたい。
これが夕飯で良かったのかな。
ごっついことはごっつかった
採血検査の結果は良くもなく悪くもないはっきりしろよ自分! な相変わらずの経過措置状態で、もうそれはほとんど怠惰で慢性的な白血病なんじゃないのか? と言ってみたんですが医者は苦笑いしやがる・・・というよりも困った顔でした。
なんせもう20年近くこれですから、僕自身が飽き飽きしています。が、まあその話は割愛して、検査終わったんだから食うぞステーキのごっついの、と言ってたような気がします。
言ってた割にはいい加減な男ですから、不意に天丼が頭の中をよぎって路線変更してしまいました。しかしまさか、こんな「小鉢と湯飲みの大きさと比べてください」な器で出てくるとは思わなかった。
土曜日の夜はなんも食う気が起きませんでした!
久々の家メシ(ただしお昼)
まるぼしの豚トマ
キングの二皿
ちょっと寝不足気味で家内に運転してもらい、前橋市にある大学まで打ち合わせに出かけ、昼飯をどうしようかと考える帰路のこと。「ボンジョルノ」とナビゲーションに打ち込んだら思いっきりたくさんの店舗が出てきて、しかもこの本店は前橋市説と高崎市説があることを知るのですが、結局は以前立ち寄った高崎市内のどう見てもイタリアンレストランには見えないあの店舗に向かうこととなりました。
昨年の大会ではタイトルを逃したそうですが、二度にわたってキング・オブ・パスタを獲得した同店は、開店と同時に満席になってしまう人気店のようで、パスタのボリュームと同時にサラダバー、ドリンクバー、ピッツァバーなどの食べ放題飲み放題サービスも効果を表しているようです。三年前のとき、2人で三皿注文したら好奇の目で見られた気がしたのは、なんでそれらを使わないんだ?という意味だったようです。
前回、ろくに料理の名前も覚えずに食っていましたが、ハーブで育てた地ポークの・・・というのが2009年度のキング・オブ・パスタ。カッチャジョーネのトマトソースです。いわゆるカチャトーラのことでしょうか、トマトはこれ専用に栽培しているというなんとか言う(覚えられねー)種だとか。玉ねぎのうま味も滲み出てきて、ソースそのものが美味しいうえ、ごろごろと載っている肉も柔らかくてうまい。
2017年度の受賞という、やはりカッチャジョーネのクリームポルチーニ。なんでカッチャジョーネの名がつくんだ?と思ったら、猟師がジビエ肉を入れて作るものがカッチャジョーネと呼ばれているのだそうで、こちらはクリームスープ仕立てです。ここで失敗したのは、サラダバーを頼めば赤と白と緑でイタリアンカラーを完成できたのに。しかしこの量を食ってドリンクバーとサラダバーとピッツァバーほおばる周囲のお客の胃袋はただ者ではない・・・
四半世紀ぶりの味
昔むかし、結婚前まで遡って家内の実家にお邪魔すると義父が出前を取ってくれて、ニラレバ炒めやら肉野菜炒めやら湯麵やら炒飯をいただいたことをぼんやりと思い出し、義父が別所に家を建てて旧宅を引き払って以来この出前が取れなくなったのがいつ頃だったか振り返ったらもう25年前になりました。義父が鬼籍に入って15年くらいだから、新居に移って住んでいたのは意外に短かったのだなあとあらためて実感します。
もうあのうまい料理を食う術は無いんだよなあと思ったら、家内が出前してもらっていたいくつかの店を覚えていて、「たぶん町中華のあの店でしょ」と教えてくれまして、Googleマップで検索してみたらまだやっていることがわかりました。
それはもう、行ってみるしかないじゃありませんか!
あれほど何度も出前してもらっていながら、暖簾をくぐったのは家内も今回が初めてです。何かの大会で受賞したらしい賞状が掲げられていて、そこには昭和54年の日付が書き込まれていました。店舗そのものはその当時から何も変わっていないであろう古めかしさで、店主が黙々と厨房を切り盛りしていました。あの当時のままの味でした。変わったのは我々の胃袋。これほどのボリュームだったのかと、完食するのに汗をかくという有様です。




