Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

雨降り前の試運転

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高圧ホースの修理明けから自分ではまったく動かしていなかったため、土曜日の午前中に裏山へ試運転に出かけました。バッテリーも新調したのでエンジン始動は小気味よいし、軽さが売りの幌車ですから山登りも快適です。5速ミッションだったらもっと楽しいんでしょうけど僕ら夫婦以外は二人ともAТ限定免許、雫さんも「5速なんてもう乗れない」とのお達しのため、我が家のクルマはすべてAТ車になって久しい。それだけに今回のAТF流出トラブルが痛手にならず一安心です。

G16Aの1600エスクードは3台乗り継ぎましたが、1型のヘリーハンセン、3型のGリミテッドノマドとも10万キロ程度での退役をさせているため、エンジン音の変化はありませんでした。ぷらすBLUEはさすがに33万キロを越えているせいか、どこがどう不調かという具合の悪さは無いものの、「このエンジンってこんなにトラック然とした音していたかなあ」とは思います。

もともとオイル下がり気味だったエンジンを長期間かけて調整してきた末、オーバーホールも行っているから、不具合というより経年変化でガサツな音になってきたのかもしれませんが、まあ良く言えばそこらへんの新車のジムニーシエラよりも四駆らしい音してるじゃんというところです。マルチシリンダー化されたV6の音よりも力強さを感じるのは所有者としてのひいきな耳なんでしょう。

そのV6を常用している自分が言うのもなんですが、エスクードを最もエスクードらしく体現させているのは2000cc以上のモデルではなく、1600クラスで発揮されるレスポンスの良さなんだろうなと考えたりします。それでも体感として1型8バルブより一般受けさせた2型以降のG16Aも、ノマド系だと乗車人数によって非力感を覚えていましたから、1トンそこそこのコンパクトな仕様が一番マッチングしていると思います。

しかしG16Aも初代なら7型まで進化しています。最終モデルの頃の乗り味ってどのくらい変わっていたのか、今更ながら興味があります。

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