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  ~懲りない傾向~

その宝は分かち与えるほどに輝きが増す

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条映映画で長年、斬られ役に徹してきた大部屋俳優の伴虚無蔵さんは「そなたが鍛錬し、身につけたことは、一生の宝となる。されどその宝は、分かち与えるほどに、輝きが増すものと心得よ」と説いておりました。けだし名言、僕にはこんなことを言ってくれる人がいなかった。だから、真摯に鍛錬なんかしていたわけじゃないけど、ずっと我を通し続けてきたことが、朝のドラマで報われたかもしれないと思っていたのです。

年に一度か二度、海外のエスクード/ビターラユーザーから、「〇〇について教えてほしい」「◇◇のことで困っています」などの問い合わせが舞い込んできます。その都度、こちらでできることなどたかがしれているけれど、少しでも可能性が開ける手段を考えては返事を出しています。だいたい初代モデルにお乗りの方々で、今回はTA01V、つまり初代にのみ存在したハードトップ・バンを探しているという、タイの人からのメールで、このようなモデルと添付画像がついていました。

その画像、僕が過去に撮影したものなんですけど。

この人は93年式ビターラハードトップにすでにお乗りで、状態を拝見するに、とても大事にしている様子。なりわいとする農業にもエスクード/ビターラを導入したい考えらしく、後部座席がベンチシートで容易に畳んで荷室を確保できる性能を求めているようでした。希少の中の希少車なので、見つけること自体日本でも難しいはずですが、探すにあたってどういう車種なのかを第三者に伝えるため、01Vについて教えてほしいという依頼でした。

面白いことと言っては失礼になりますが、国内からはこういった打診はほとんどなくなり、海の向こうから時々やってくるのがこの十年くらいの傾向。SNSの囲いを潔しとしない僕の我はここにあり、オープンソースでやっていることに意義があると考えていますが、「案外それが仇で、Xとかインスタグラムにいない知らない人とは交流しにくいと思われているのでは?」と分析してくれた人がいて、なるほどそうなのかもなーとしょんぼりしているのも実際のところです。

しかし、伴虚無蔵さんはこうも言うのです。

「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」

うんうん。それでいいんだよな。日々鍛錬なんかしてないけれど、ここまでやっちゃったらこれでいいじゃん。と、出来る限りの情報を提供すべく、タイへのメールを返信しております。

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