タイヤ履き替えた。 キャリアもセットした。 さあ、新月サンは行く気満々のスキー(笑) 休み中に初滑りしてきます。 ・・・転ばないといいんだけど・・・ (まあ、間違いなく何回か転ぶよ)
松が取れちゃいますけど昨年のアレの続き
「鳩サブレ―じゃないけど」と、焚火忘年会の折に新月さんが買ってきてくれた『天一せんべいのジャンボ煎餅』です。鳩サブレ―の一件はこんな顛末でした。
既に関東では松飾を外す頃合いですが、この時期はどうにも書くことの多さで時系列展開が遅れ気味です。
しかしこの煎餅を見ていて頭上に電球が灯りました。
一枚からでもオリジナルの絵柄で表面に印刷してくれるという天一のサービスに乗っかり、ESCLEV20周年記念煎餅なんか作ったら・・・
「バキバキに割られちゃうじゃないの」
「もったいなくて食べられないんじゃないの?」
「そもそも需要がありますかねー」
手渡した後のことなんかこっちの知ったことじゃないんだよ!
飛ぶ鳥を落とした時代
昨年末の焚火忘年会に、エスクードОBのおしゃとさんが来てくださった際、初代エスクード、二代目エスクードのカタログや掲載雑誌、ムック本などを沢山届けてくれました。その中で目を見張ったものが、90年代のアピオによるエスクード専用カタログ。尾上会長の話では、ローダウンキットはアピオではなく別のショップが開発していたとのことでしたが、アピオもちゃっかりと自社カタログ(リーフレット)にてラインナップしていました。
圧巻なのは、ハードコピーでチラシになっていた「8インチリフトアップ」のメニューです。足回りやタイヤ、ボディリフトで合計それだけ上げてしまうという、やってやれなくはないけど無茶なことしたもんだよというオーダー表です。
先代らすかるには、このうち足回りメニューのみ組み込んでもらい、別所でタイヤを一回り大きくしましたが、ライトクロカンレベルならそれくらいがちょうどいいいじり方でした。
今年もよろしくお願いします。
始まっちゃうぞ2023年
三が日も仕事に明け暮れた人々に比べれば、人並みに年末年始を過ごせたのはありがたいことでした。2年間上がれなかった裏山の本殿にも、喪明けの初詣ができました。
二十代の頃は仕事始めの年賀行事のために出社した後、夕方の新年会まで時間つぶしと先輩社員に連れられロードショーなんか観に行ったものでしたが、今はそういう風習は無くなってるようです。
霰は大晦日前から六連勤の中日が元旦。霙も3日の夜には赴任地に出かけて行きました。以前は俺がそうだったんだよなあと思えば、単身赴任と東日本大震災が前回の卯年でしたよ。
卯年は跳躍するウサギにあやかり景気が上向きすると云われています。ほんとかなー?という気分ですが、ひとまず本年、867000kmから走り出します。
縁起物の希少もの
僕は以前どこかで「徳島製麺の金ちゃんヌードルが好物」というようなことを話していたらしいのですが、まったく記憶が無いことと、この金ちゃんヌードル自体の存在を知らなかったと思います。
でもそんな発言を耳にしていたらしいMAROさんが少し前に送ってくれました。年に一度会う機会もないMAROさん、どこでそんな話を耳にしたかは謎です。
今年2023年は、徳島製麺創業80周年にして、金ちゃんヌードル発売50周年にあたります。
正月早々縁起が良い! てことで開けちゃってお湯入れちゃって待っている間に知り得たこと。この容器ですが2016年に蓋が廃止されカップシールに変更されていました。蓋仕様がまだ流通しているとはいえ希少ものでした。
新年おめでとうございます。という割にはなんかこう、これ使っていいのか?の表題にしました。なぜかというお話をだらだらといたします。
本年、スズキエスクードは誕生35周年を迎えます。どこかの雑誌が昨年と勘違いして既にそんな記事を見てしまっての2023年は、まあいいや、ESCLEVの創設20周年も同時に進めれば。などと二兎を追おうとしたのがいけなかった・・・話ではありません。
1988年にエスクードがデビューした後、当時群雄割拠していた四駆雑誌はこぞってこれを取り上げてくれました。そのなかで、あまりにも専門的に評価され、乗用車然とした四駆の中途半端さも示唆されたのですが、4×4マガジンにおいては「スズキは二兎を追いかけ丸々と太ったウサギを手に入れた」と書いておりました(確か同誌だったとあやふやな記憶)
デュアルパーパス性能のどちらに重きを置くかで、ゴリゴリのクロカン四駆テイストは薄まっていかざるを得ませんが、結果的に昨今のSUVのクロスオーバー性を35年も前に提言し、記憶に残る1台を作り上げたと言えるわけです。これぞまさしく一挙両得、一石二鳥の逸話の始まりでした。あっ、そっちを表題にすればよかったのか。でもことしは卯年なのでそうもいかない。
そうは言っても、ゴリゴリでなくても往時のクロカン四駆から四代目のハイブリッドまで、世の中に翻弄され、時代の先取りを模索しなければならなかったエスクードは、三代目以降少しずつユーザー間の「言葉」も通じなくなってきました。初代なんてイメージでしか知らない人々が多数です。どことは言いませんがヒルクライムレース用のマシンをサーキットに持ち込んだからと言って、エスクード自体はあんな扱いに耐えられる四駆ではありません。だいたいがスズキのエンジン積んでいないし。
ハイブリッドへの移行時、世間では一時期廃盤などと揶揄しているけれど、あれはメーカー側の戦略ミスだと感じています。ブランド自体が35年続くという慶事は、やはり讃えるべき出来事だと思うのです。事程左様に二兎どころかあまりのマルチパーパスな舞台にわたって走っているのがエスクードのブランド力なのです。
師ですら走りまわる多忙の年末と言いますが、僕の師匠の何人かを思い起こすと、奔走していた人は一人もいなかったなあと、いろいろな場面で使い走りさせられたことばかりが記憶に残っていました。
今年の自分を振り返ると、例年より忙しかった割にはBLUEらすかるを走らせた距離が約42000km。酷使していた割には50000kmに届きませんでした。
2023年1月に掲載するはずのプレミーティングの件で、雑誌に約束を反故にされるまでは、けっこう充実した2022年でしたが、それ以降は気分の失速で走る気にもならなくなったまま年末です。エスクードに関しては30周年のウェブ企画で出せるものほぼ出してしまったし、温存していたゲストは理由と状況が何であれ手が後ろに回っちゃったしで、こんなんで本番となる2023年の35周年にやる気でるのか? 正直言って「ルパン三世カリオストロの城」にて、担当職務を外され飲んだくれていた銭形警部の気分です。まあやる気なんか出ないですからなるようになるでしょう。いつまでも大人げないとも思いますけどね。
とりあえず今年の仕事も私事もすべて(でもきっと、なんか忘れていると思いますけど)済ませました。久しぶりに正月の注連飾りも設営しました。三が日はなんにもしませんと胸には誓いましたが、俺って意志弱いからなあ。そんなことはどうでもいい話なので、本年も多大なお世話になりましたと御礼申し上げなくては。皆様にあっては良いお年を迎えられますように。






