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  ~懲りない傾向~

戦   慄

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totoros息子二十五、娘十九が青年時の厄年と云われており、この厄は親が肩代わりするとよく聞いてきました。聞いていた割にはそういうことを忘れ去るのが日常で、不意に思い出してはびびらされる。平成七年生まれの女の子は、昨年がまさしくこの厄年にあたっていまして、我が家で言えば霰がそうだったのです。これに気づいたのが正月の初詣のときだったのだから、まあ能天気だったわけですが、それを言われてみれば、昨年は2月に階段から落ちて頭を強打するし、9月にあの入院騒ぎ。それで年末に足の骨の問題が続いて先日胃に影があるなどと告げられちゃったのは、そういうことだったのかと大いに戦慄したのであります。

あれ? でももう厄年は後厄に入ったから胃の話は違うよな? と思ったら、厄の読み方は数え年で、霰が19歳になったのは12月なので、この場合ずらして考えるからこその後厄なのか? いやいやちょっと待て、ということは、2歳離れている霙はことし前厄じゃねーか・・・ というわけで、ことしも東海村の村松虚空蔵樽に厄払いに行くことにします。

その一方で、娘らが送って来たメールによると、僕の黄道十二宮の天体の動きでは、土星、火星、木星がそれぞれ良い傾向で運気の上昇をもたらすポジションに動いていくとかで、仕事運も経済運も健康運も恋愛運(おせーよ今頃)も順風満帆の2014年なのだとか。

なんだかなあ・・・

 

宣   告

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とんぼ玉「お腹にちょっと嫌な影があります。精密検査してください」

と言われたのが2月の始めでした。社会保険で契約している健康診断のX線検査の結果が、健康診断指標としては過去最高に悪い判定でした。こちらに転勤して顔なじみになっている女医さんなので、そりゃあれですか、腹の中にアマダムでも入ってますかね?などと軽口をたたこうものなら、

「五代君だってもう10何年も傷ついたままです。でも彼は去年、日本に帰ってきましたけどね」

という期待を裏切らない「ふざけてんじゃねーよ」な返答をにこりともせずにするのです。えっ? なにそれ、五代雄介が帰国したっていうのは全く知らなかった話ですよ?

「ですから雷蔵さん、今はクウガの話ではなく、あなたの胃の中の影の話を真剣に考えてください」

はは、はい。今度、鬼塚神社の源流に行って鍛え直してきますとわけのわからないことを言いながら紹介状と予約表をもらって、うわーどうすんだよ遂に来ちゃったのかよと、けっこう真面目に途方に暮れていたのです。

その後、新年会の翌週にあの悪魔のようなファイバースコープを喉から突っ込まれてうげげげげっとやられまして、待つこと月末までまんじりともしない時間を過ごしておりました。その間、女医さんが言っていた仮面ライダークウガの小説を探して気晴らしに読んでいたりするのだけれどそれはまた別の話。

「腫瘍できてます。が、いわゆるポリープだとか癌の病巣になる腫というのは胃の粘膜上にできるもので、雷蔵さんの場合は粘膜下。これは成長しないとは言いきれませんが、今の大きさならば悪性にはあたらないですね。それよりも診断表にある白血球異常の方が問題じゃないかな。血液内科にも行きますよね?」

内視鏡センターで胃腸科のドクターから診断を聞くまで、針の簟っちゃあこういうことだったかと実感しました。まあそんなわけで、僕の体内にあるかもしれない(ねーよ)アマダム霊石は、きっと、とんぼだまのような青か緑です。しかし理想体重が66キロだとさ、ばかゆってんじねーよな数値です。だれか贅肉取り除いてくれ・・・

 

23年いろいろあります

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TA01W-HH89この写真は23年前のもので、平成3年の3月3日(ひな祭りの日曜日で友引だか大安だったという出来すぎの日取り)に挙式と披露宴と二次会をこなし、翌日からそれぞれ年度末の忙しい仕事・・・と言おうものなら

「ばかかお前らは! とりあえず新婚旅行くらい行ってきやがれ!」

てな具合で二次会の会場をたたき出され、そんなことを言われても何も計画立てていないんだよほんとに忙しいんだよと、困り果てながら東北道をてれてれと北上し、4日朝にたどり着いたのが小岩井農場。の1カットです。

まだ二十代ですよ。このヘリーハンセンも乗り始めて2年めの終わりだから、この頃だと2万キロちょっとですよ。この年の夏には中通から会津にかけての林道をずいぶんと走りに行き、冬にはそのあたりのゲレンデに通い、翌年の夏には家内のGTSルックなFB13「うさにー」で津軽半島を旅しているので、どうもこの当時から東北には引き寄せられていたらしいです(もちろん結婚する前年にも、このエスクードで遠野周辺の林道めぐりに来ているのですが)

たぶんこの頃、今の生活なんか想像もしていなかったでしょう。宿泊した宿で晩餐の時に、宿のオーナーから「ご主人は」「奥さまは」などと呼ばれて浮き足立っていた程度ですから。まさか時間を巻き戻したいとか取り戻したいとかは思ったりしませんけど、20年を過ぎるといろんなものがのしかかっていることを自覚します(遅いって)

 

 

記念日なんだけれど主役はこっち

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ひな壇ことしはまともな飾りつけです。

年中行事でもあり風物詩でもあり、3月3日はどうしてもこの話題になっちゃいますが、実は私ら結婚記念日でして、そっちを取り上げたくとも一般受けしないのでひな祭りに主役を奪われっぱなしの23年です。結婚記念日というと、何年かおきに冠がつくこの文化は、どこで生まれてどんなふうにして細分化されてきたのか。よくもこれだけあてはめたものです。銀婚式から先くらいしか知らなかったけれど、まだそこにもたどり着いていないだけに、金だのダイヤモンドだのは想像もつきません。

 

 

親には似なかった娘

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通知まだ最終的に大学受験が終わったわけではありませんが、霰は無事に高校を卒業できることになりました。義務教育の9年間に続き、この3年間も無遅刻無欠席を貫きやがりました(ここがサボり常習犯の父親にも不登校児童経験者の母親にも似なかった)。

世の中のほとんどの「ヒト」は泥にまみれていた頃がある。
深い深い泥にはまり、もがき苦しんで、そこから抜け出せたから今の自分がいる。
しかしまた導かれる様に泥にはまってしまう・・・そうか、人生とはスタックの連続なのだ。
また泣きながら抜け出せばいい。時には友人の力を借りたっていい。
その泥沼から一歩抜け出せたとき、君はさらに長い脚を得る事だろう。

というメッセージを、彼女はずーっと昔にある出来事をきっかけにして、いただいたことがあります。まあこの先あんまり塗れてはもらいたくないんですが、ここまではよく頑張ってきたと思います。いよいよ親離れ子離れですかね・・・

と、考えてたんですが、最終的に、目標の志望先に蹴飛ばされた場合、こいつはよりによって僕の後輩になるらしいのです。学閥どころか、学部まで一緒じゃねーか。そうなるとさー、話は別なんだよね。縦社会を一から教え込まねばね。なんせそういう学校だから(笑)

仮想現実の功罪

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mars-hつくばーどサイトで展開している「エスクードマイレッジ」は、奇しくもエスクード関係のクロニクルとして立ち上げたESCLEVがスタートした2003年に、史上最大の大接近を果たした火星までの距離を走りきろうという趣旨で、その目標ざっと57000000キロに対して、現在は33000000キロを越えたところです。退役したエスクードやレバンテも併せて、270台が登録されており、随時エントリーも受け付けています。現実に自動車が火星まで行けるわけはありませんし、1台きりでだってこんなとんでもない距離に挑むことはありえないけれど、そこはノリと悲壮感というウケで許され、そしてなにより参加者の心意気によって成り立っています。

こういう企画がよその車種で行われているかどうかまでは知りませんが、いずれにしろ「ばかじゃないの?」と思われても仕方のないプロジェクトながら、2006年からずーっと立ち消えもせずに頑張れています。これと同様に「SSレイド」「Eレイド」などの企画も、オフラインミーティングにはなかなか参加できないユーザーさんが、気ままに好きな時にチャレンジできる手法として、オンラインでの遊びとして考え出されました。

これらの企画に能動的に参加してくださる人々は、何の対価を得られるわけでもなく、ただ面白がれるだけという、主催者にしてみれば楽ちんですが、別の見方をすれば詐欺イベントじゃないかよと自虐的な気持ちに陥ることもないわけではないのです。だけど、いきなりアクセス遮断して参加者の投資を不意にしかねないというリスクは無い(サイトが閉鎖されるという可能性は0ではありませんが、たぶん第三者が困ることもない)

信頼をいただいていると単純に言えば言えます。それと次元は違いすぎるかもしれませんが、ちょっと考えればやばいだろう? と判りきっているように思えても、仮想世界への投資という落とし穴にはまってしまった人の多いこと。そういった世界での新しい流通文化を開花させたいと願う向きもあるのでしょうけれど、ビットコインの世界はあまりにも脇が甘いというか、事前の警鐘が少なすぎではなかったかと感じます。

火星に行きましょう! と誘われる方がずっと怪しいんですけど、インチキはインチキなりに真摯にやってます。

理力の加護があらんことを

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7777最近じゃ普通に「フォース」と言われているんですが、スターウォーズが日本にやって来た頃は「理力」と和訳して使われていました。活字ものだと今でもそうなのかどうかは知りません。

「理力=フォース」とは有機生命から無機物に至るまで万物に宿る力の源らしく、これを操ることのできる者は人心を操作できたり物質に影響を与えたり、未来を予知することすら可能だという大変便利で恐ろしい効果を表します。素質のある者は修練によってこれを高め、ジェダイの騎士になることができるものの、その力に溺れればダークサイドに堕ちて修羅と化す。

しかし正しく使いこなす者は宇宙の真理に触れることもかなうのでしょう。

50リットルちょうどで満タンにして給油機を停められないようでは、まあ「理力」の素質なんかないんだよと、セルフスタンドで50.50リットル分の支払いを済ませたらこの金額。東北だとそれほど高い単価ではないと言いたいのではなく、たった今思っていた「理力」の素質について考えを改めたくなってしまう数字の並びじゃありませんか。

でもTD94Wを凍結解除と雪かきのために1時間暖気し、400キロ走らせてこれだから、「理力」を発揮するならアクセルワークに関してあとリッター2キロ分を越えられるか越えられないか。そっちの方ですかね。

3年前を思い出す

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棚震災直後のときほどひどいことになってはいませんが、雪に弱いのは首都圏だけじゃないんだなあと思ったです。こと野菜が無くなっちゃって、モーニングセットを食っている喫茶店でもサラダに代わってヨーグルトが付け合せになっています。

仙台も国道4号と48号が止められるともろいものです。48号は今のところ今週いっぱい不通。

 

発掘するほどでないのが救い

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雪下ろし雪国暮らしの人には笑われちゃいますが、基地だったら一回やれば済む雪下ろしも、この週末には何度やりなおしたことか。その都度これくらい積もっていたんだから、放置しておいたらドアも開けられなくなっていたでしょう。意外だったのは、エンジンをかけて30分後のボンネット上での融雪状態が、初代よりも速く融けきってしまうこと。遮音性は段違いに3代目が優れているけれど、断熱は逆?

それくらい時間が経過すると、室内もヒーターで温まるせいか、屋根上の雪が勝手にフロントグラスへと連続して雪崩を起こし始めます。信号待ちしているときだったら怖いよこれ。というわけで雪下ろしをしてからでないと走ってはなりません。

健全なるチョコレート祭

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フェイクずーっと昔のヨーロッパの人々が、開墾だとか農耕だとか戦争だとかで娯楽が無いんだよなあという暮らしの中から、「明日くらい若いモン同士で羽目を外してこいや」と、信仰する農耕神と婚姻の神とを祭って、男女それぞれ自分の名前を書いた紙きれを籠の中に入れておいて、引き当てた相手と祭りの日を好きなように過ごす。それがキリスト教席巻以前の2月14日の風習だったそうで、自動的に子孫繁栄(あ、途中を思いっきり端折ったよ)でもあったのですが、これを風紀の乱れはなはだしいと禁じた支配階層が、神話を封じ込めて風習を書き換えるに至ったのが、聖ヴァレンティヌスなんとかさんの殉教話による上書きです。

わにチョコレートを贈り物にする風習にまでブラッシュアップされている現代、それでもおそらく端折った部分も含めて祭りごとの本質はけっこう健全に継承されているものなんではないかと感じますが、これをチョコレートの販売と結びつけた1950年代の伊勢丹の担当者はたいしたもんです。もしも大福だったり鯛焼きだったりで企画を命じられていたら、どうなっていたですかねえ。

まあなんでもいいんですが、どのみち僕のところに来るのは受け狙い競争の構造から逃れられないのね・・・