泊まった宿は源泉かけ流しじゃないんですけどね。
有言実行(言ってなかったんだけど)
ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ
とてもじゃありませんが、自分自身、「雨ニモマケズ」のような生き方は出来そうにないし、そういうものになることすら無理。宮沢賢治に惹かれるところはあっても、賢治が斎藤宗次郎に惹かれたような純粋なロジックには至らない。しかしながら「ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ」というところには、それに倣いたいと思うことはあります。
東北にいるのは、それが仕事だからの一言に尽きるけれど、やってきた途端にあの震災に遭い、何が何やらわからないうちに、もう2年が過ぎてしまう。復旧の直接的な現場にタッチしているわけでなし、ボランティアに従事しているわけでなし、それにもかかわらず、この2年間、ずっと被災地と対面する仕事が、自分の本業です。
どこか壊れたかもしれない。でも本来の目と耳が覚醒しているかもしれない。だからといって、それがこの地の復興に役に立つ術にはなりそうもない。要するに役たたずな存在なのです。
それでも、首都圏で暮らしていたら、ものの考え方に変化は起きなかったであろうことは、確かなのか。寝込んでいる時にうなされながら、なんだか危ういことを考え込んでいたなあと苦笑しています。
二、三日は側頭筋も脳も腫れが引かないから鈍痛は続くだろうと言われ、といっていつまでも寝込んでいるわけにもいかないので社会復帰しました。
コメントやメールでお見舞い下さった方々、ご心配をおかけしました・・・というより、まだ当事者は心配の真っ最中なんですが、こっちがうなされている間に、西にいる同い年の同僚がいつの間にか癌の宣告を受けていて知らぬ間に入院していて、日曜日に亡くなったという知らせが、電池切れの携帯電話にメール着信していたという2月の始まり。仙台に転勤してから2年経っているうちに、そんなことになっていたとはと、ろくに連絡もとっていなかったことを悔やむばかりです。
震災の日、万単位の人々が亡くなり、行方不明になっていく中、ほんのちょっとのタイミングで難を逃れ、今回、これはダメかと思ったところをなんとか生き延びることができて、運が強いのか頭骨が強いだけなのかわからない現在です。
何もすることがない。というか、やらなくちゃいけないことは山積しているけれど、できない。そうも言っていられないので仕事のレポートを書き出して職場のサーバーに放り込み、3日づけのブログに末文を書き足していたら、看護士長に叱られちゃったところで、一連の顛末がくっついていきます。
看護士長といえば、「梅ちゃん先生」に出ていた大学病院の内科の山下幸枝士長さん役が、特捜ロボジャンパーソンで敵方のアンドロイドをやっていた川俣しのぶさん。梅子が開業した下村医院で看護士の相沢八重子さんを演じていた銀粉燐さんも、魔法少女ちゅうかないぱねまの敵役の揚子江大飯店だった人です。
そもそも旧姓下村、嫁に行って安岡の梅子自身、堀北 真希さんがやってますから、ケータイ刑事・銭形舞その人。嫁いだ相手の安岡信郎だって侍戦隊シンケンジャーのシンケンレッドだったり、銀河英雄伝説のラインハルトだったり、ことしはガッチャマンだという松坂桃李さん。その母親、数子に至っては、海賊戦隊ゴーカイジャー屈指の迷バイプレイヤーとなった宇宙帝国ザンギャックの元行動隊長にして生ゴミのジェラシットと駆け落ちしてしまうたこ焼き屋のオッカサンこと大島蓉子さん。
そうかと思えば、梅子の最初の恋人で大学病院の同僚だった松岡敏夫は、轟轟戦隊ボウケンジャーのボウケンレッドこと高橋光臣。その耳鼻咽喉科には「おのれディケイド!」の鳴滝をやっていた奥田達士さんが山田教授とかで出ているし、スペシャル版で研修医として登場した神田真澄こと小林涼子さんは仮面ライダー THE FIRSTに改造人間スネークで出ていた娘じゃないですか。
梅子の姉・松子の会社には特捜戦隊デカレンジャーのデカイエローだった木下あゆみと、獣拳戦隊ゲキレンジャーで臨獣カメレオン拳のメレをやっていた平田裕香さんがいたり、どんな役だったかよく覚えていないけれど忍風戦隊ハリケンジャーの御前様こと三輪ひとみさんだとか、安岡製作所の従業員木下は仮面ライダー剣の白井虎太郎だった竹財輝之助さん。梅子と同じ医局員の津田役は仮面ライダー威吹鬼の渋江譲二さん。梅子を最初に「梅ちゃん先生」と呼んだ中谷広志役の池松壮亮さんが鉄人28号(松竹映画)で金田正太郎。いろいろ役が多すぎて書ききれない津嘉山正種さん(本作では患者)の娘役で出てきた伊藤久美子さんは超星神グランセイザーのセイザーパイシーズやってました。
その他、テレビ東京が作ったねらわれた学園で 高見沢みちるだった馬渕英俚可さんが患者役、梅子のインターン試験時の面接官役の大林丈史さんといったら、ウルトラマンレオのブラック指令じゃないですか。
霰に調べさせたら他にもまだまだいたのですが、どうりであの番組って「どこかで見た」人ばかり出演していたわけだ。
「こことここが腫れていますが、頭骨も割れていないし出血もないので、まあ大丈夫でしょう」
あの・・・・その「まあ」ってところが微妙に引っかかりますが・・・
「それにしても、皺もなくて綺麗な脳だわ」
ななな、なんだとおーっ
皺がないってところに、大いにカチンときたのですが、脳しんとうは続いているし痛いしで、抵抗力もなく反論もできず・・・
「48時間は経過を見ないと何とも言えませんから。だいたいコンクリートで頭を打ってるのにその足で仕事に行ってからここへ来るという神経が信じられない。仕事の途中だから帰る? 馬鹿言ってんじゃありません。今日は泊まっていくように」
というわけで、豆まきには参戦できずの週末でした。
節分の豆まきは、少なくとも我が家では子供に課せられた行事だったことから、学校から帰ってくると豆が炒られていて、家の要所要所に柊と鰯の頭が飾られていて、「撒いてこい」と言われていた。だから、たぶん近所もそうだったと思うのだけれど、「鬼は外、福は内」の掛け声は、夕方になってから聞こえてきた(いや、自分はそうだった)のが当たり前でした。
ことしはこれが日曜日。帰省しているなら娘らと一緒にやればいいかなと思いながらも、夕方までのんびりしていると、東北道をいつ止められるかわかんないんだよなあと危惧しなくてはならないのが、今の季節の風物になってしまいました。
が、現在病院のベッドの上だったりするんだこれが。手荷物の中にパソコンとデータ通信カードがあったのでごそごそやってたら、看護士長に怒られちゃったのでここまで。2メートル転落して頭打ちましたです。一日、二日、ブログを休んであとから書き直します。
シマウマ・パンダ・コアラ・カニ(一人もいないぞ)
「はっぴいぱらだいすの逆襲」なる歌の中に出てくる、「OBおみおくりのうた」というパートの、さらにその一部。後輩の門出を汽車のホームでお見送りという先輩方の、思い思いの入魂の出で立ちを示していますが、これがOVA版で見てみると、それに相当する仮装の先輩が一人もいないということに、今更ながらに気がつきました。
きっと先輩方の世代交代も進んだのかもしれません。しかしその割には、毒島さんの死神博士だとか一徹とーちゃんのたわば先輩だとか春高バレーだとかゴジトラマンだとかもぐたんだとかの、ずーっといる面々ばかりなんですけど、歌詞に書き出すと、やっぱり版権上の問題があったのか。
以前、霰が修学旅行に出かけた折、京都において、あおいろさんがニアミスし、接近遭遇こそしなかったものの
「まさかあおいろさん、バイクで京都から出勤して間に合うかの勝負でもやっていたのかしら?」
と、霰をびびらせたことがありました。
それから数年。先日のこと、霙が高校受験の第一弾に挑もうという朝、あおいろさんから一通の写真メールが入ってきたのですが、これがなんと、霙が受験する学校の試験会場そのものを写していたのです。
「おいおいおいっ、ほんとにお見送りするのかーっ」
当然のことですが、あおいろさんが霙の受験校など知るはずはなく、ましてや受験会場なんか以下同文なのです。全くの偶然で、出張のための前泊として滞在していたそうです。そこをピンポイントで当てちゃうんだから、もう非凡な才能としか言いようがありません。
その件を直前で霙に伝えるべきかどうか少し考えた末、面白いから伝えたところ、
「ええーっ、相変わらず破天荒な人だーっ」
と大受けしていたので、緊張を解きほぐすのには良い展開だったようです。あおいろさん、お見事な露払いでした。




