Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

行きつけの店 前編

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10月の話に遡りますが、長年、我が家の車たちの給油や軽メンテナンスに通っていた、地元のガソリンスタンドが閉鎖となってしまいました。

20代の頃に知り合った店長から始まり、最初の店がセルフスタンド化されて店員が散り散りになってしまったものの、その店舗にいたほとんどの若手社員が、奇跡的に再集合したスタンドでした。しかし近隣にセルフタイプの店舗が増えていくと、経営は相当圧迫されていったらしく、店長の片腕だった優秀な若い子は単独で別の店舗を任され、スタンドの構成員はアルバイト主体になっておりました。

そのあと僕自身が転勤となり、彼らの店舗とは疎遠にならざるを得なくなっているうちに、親会社からの閉鎖指示が出たようです。腕のいい整備資格を持ち、気さくで親切な若い子たちが対応してくれて、設備も整っていた良いスタンドだったのにねえ。

現在は、仙台において知り合うことなった新しいスタンドの世話になっているわけですが、このスタンドは転勤直後に通い始めた店舗がやはり閉鎖となり、その後別会社が改装して新規開店したことから、奇しくも開店時からの常連というありがたいポジションに収まってしまったのです。このスタンドの店長と社員たちが、これがまた、かつての地元の彼らと甲乙つけがたい優秀な面々。少なくともこちらの生活圏では、給油やメンテには恵まれました。

それにしても、地元のスタンドにいた彼らは、どうなってしまったのか。まさか僕ひとりが抜けたからスタンド閉鎖の売上に陥ったなんてことは有り得ないでしょうけれど、良い店が生き残れるわけではないという悲哀を突きつけられた気がします。

頭寒足熱とはいうものの

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ふもとっぱらでの早朝に起きていた足元のひとコマ。

ご来光の撮影に出ていた皆さんとは異なる場所で、ひとりっきりで待機していたので、他の場所の様子は知らないのですが、僕のいた場所は雲の通り道の真下というか、時折、霧がやってきては通り過ぎていきます。その感触は、真っ暗なので皮膚感覚でしかわからないけれど、まあ冷たいの何の。そうこうしているうちに、携帯電話の内蔵カメラでも撮影できるような明るさになってきて発見しました。

靴に付着した夜露が凍りついていた。

この頃、BLUEらすかるの外気温度計は氷点下2度。しかし日の出の時刻まで、まだ30分はあるため、車内に逃げ込みたい気持ちでいっぱいですが、不意に巻いてくる霧がカメラのレンズを結露させるのではないかと気が気でならない。こういうときに限って、フードの代わりになるものがないわけです。そのカメラのボディにも三脚にも、氷結した結晶が目立っていきます。

それでも、ここ数年で一番良いコンディションじゃないのか? と思うと、結局はその場を動けずに頭のてっぺんから爪先まで凍てついちゃうのでした。

まさしく大渡り

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釜石港から国道283号線に入って、大渡橋南の交差点で信号待ちをしていると。

ちゃんと青信号で横断する上、渡り終わった後こっち向いてお辞儀なんかしやがりましたよ。まだ成獣になりたてで怖いもの知らずというか堂々としているというか。この辺に仕事に来て、鹿と出くわす確率、僕の場合今のところ100%です。

萬画館再び

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石巻市の北上川中洲で津波被災した石ノ森萬画館が、ようやく復旧しオープンとなります。震災後、昨年の3月下旬に石巻を訪ねたとき、いったい何が起きたのだろうと息を呑む修羅場の街で、この建物がほぼ無傷(実際にはそんなことはないのだけれど)で河畔に佇んでいる風景は、奇跡を見るようでした。

津波は一階を完全に水没させており、周辺は町なかに漁船が打ち上げられ、中洲へ渡る橋の欄干にもおびただしい瓦礫が激突してダム状となり、対岸の町並みを根こそぎ押し流していました。

多くの建物が解体、除却されてきたこの1年8か月、萬画館は修復され未来へと橋渡しされることとなったのは、石巻の人々にとっていくばくかの励みになると感じます。現実には、沿岸部のどこを見ても復興には程遠い状況ですが、何かしら変化していることもまた、現実に起きていくことなのでしょう。

色素の妙

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宮城県庁周辺の銀杏並木も次第に紅葉の見ごろです。この手の色づきの場合は「黄葉」と言うそうで、椛などの紅葉とは仕組みが異なるそうです。それを自習していて、ふと気になりました。落葉樹の黄色への変化は葉緑素が抜けて、もともと持っているカロチノイドの色彩が浮き出てくる。紅葉の場合は新たにアントシアニンが生成されて赤くなる。すると、銀杏の黄色というのは、もともと銀杏に与えられていた本来の色彩なのだろうか。

トランスフォーム・リアル

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「あっ、バンブルビーが追ってくる」

と思ったら、なんとなく雰囲気が違う。よーく見てみたら、屋根が黒い。ソフトトップモデルでした。

ということは、リアルに変形するということだ。やっぱり今のソフトトップはボタンひとつで開閉しちゃうんでしょうか。その点だけはうちの手動変形にとってうらやましいところ・・・

かさまのきつねつきのまさか

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シンメトリックなデザインの中心部でぐるぐると巡る輪は、街の和でもあるのだそうです。これが霙のイメージに浮かんだ、笠間のPRアイデア。観光物産協会長賞とやらに選ばれたようです。観光物産協会長って、誰?と思ったら、県知事のことでした。うむむむ、何年か前に僕もフォトコンで優秀賞に入選したんだけれど、そのときは「賞状と記念品取りに来てください」だったのに、今回霙は「表彰式に来てください」と言われましたよ。

なにその差(笑)

 

嵐を呼ぶか和邇姉妹

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日本海側の低気圧で秋田や青森は荒天だと聞いていましたが、なんと昨夕の仙台もゲリラ雷雨のハイパー豪雨と相次ぐ落雷。作戦室とは丘を挟んだ出先の仕事先周辺は、霰や雹ではなくどう見たって雪だろうこれは? という凄まじい荒れ模様で、丘を越えて作戦室方面に戻ってみたら道路が冠水しているという・・・

おそるべし和邇姉妹の怒り。仙台のダウンタウンはちょっとした混乱でした。

ケルトの年末祭

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日本では川崎で開かれるイベントが最も有名だそうですが、記憶をひっくり返しても、20年遡ると、「ピーナッツ」の登場人物のひとり、ライナス・バンペルトが語る「かぼちゃ大王」の逸話くらいしか残っていなくて、僕みたいな田舎者には縁遠い行事だったようです。でも、たぶんハロウィンが日本の季節行事に定着してきたのって、90年代半ばくらいからじゃないかなあと感じています。もともとは、ケルト人の過ごした、その年の終わりと、その日に行われる収穫感謝祭で、これが世俗社会に広がり伝えられたお祭りだそうです。

 

魑魅魍魎とモンスターが闊歩しますが、その代表格とも言えるジャック・オー・ランタンなどは、悪霊を退散させる結界のようなもの。

「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」というのはむしろ、僕の田舎じゃ中秋の名月の晩に、子供たちが歩いて回る「月見泥棒」に近いのです。

月見泥棒は、要するに各家庭の縁側や庭先に設営された月見の供え物を獲って行って良いというイベントですが、最近は廃れた感があり、じゃあハロウィンの晩に子供らが練り歩くかというと、そういうことも行われていない。なんだかやっぱり、都会のパーティーイベントってところなのかもしれません。

午前6時の浜辺

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再び時間を巻戻して、十三夜の川原のキャンプの翌朝、つまり日曜日。震災以降久しぶりに阿字ヶ浦の浜に来てみれば、ここにも津波が襲っていたのが信じられないような凪いだ海。そして10年ほど前には海岸浸食で金浜が消失しかけていた海岸も、波消しブロックの投入などで、だいぶ回復していました。

この日の日の出は5時57分。土曜日に寝坊して失敗した撮影に臨んでおります(これはボツのカットをトリミングした)

 

この頃、那珂川で野営している面々の頭上には、防災無線の外部スピーカーから大音量のモーニングコールが響き渡っているのですが、午後から崩れると言われていた天候は、11時頃から前倒しの雨。うまく撤収できていればいいのだけれど。