Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

つい停まりますよ

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谷田部から常磐道に上がったら、もういくらも走らずに7揃いになってしまう。といって本線上で停まるわけにはいかないから、どこかのインターでいっぺん降りなくてはと、残りの距離を脳内演算。インター三つめまで行けるかどうかが微妙な状況で、どきどきしながら三つめで降りたら、あと3キロ残っていました。

危ない危ない。しかしその3キロめがどこで差し掛かるのかでまたハラハラ。結局は常磐道の高架手前にあった広い路肩でこの距離に。うまいこと周りの交通に迷惑をかけずに済みました。

とはいえ、ぷらすBLUEがこれを刻むのは、二度目なのですが・・・

座布団三枚の距離

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座布団を並べて東日本の各県の位置関係を教えた頃、霰はまだ満7歳になっていなかったと思います。ふと気がつけば、本日なんと17歳の誕生日ですよ、いつのまにやらあれから10年近くの歳月が経つことになるのかと、どーんと実感させられます。そりゃーこっちも歳をとるわけだよなあ。

「お父さん、座布団並べて東北の地図を作ったよねえ」

と、茶の間の掃除を終えて炬燵を設置し直しながら、彼女がそのことをつぶやいたのは、親ばか的にはかなり嬉しいわけです。

次の進学フェイズが優先されるだろうから、すぐには動きはないでしょうけれど、来年の今頃は、普通自動車の免許がとれるのかと思うと、座布団を三枚走り抜ける日もそう遠くない未来なのだと思わされます。

ところで霰って、ものすごい年に生まれていまして、この年の2月頃には天堂竜と鹿鳴館香が結婚し、その式場へ向かう途中の結城凱が暴漢に刺され、6月になるとガメラとギャオスが戦うさなか、首都圏対凶悪犯罪特殊武装機動特捜班が解体されてプロテクトギアが一式行方不明、翌月にはスペースゴジラとゴジラとMOGERAが大激突し、楯剣人によってエリオス星から地球に飛来したアダルス基地が再発動したかと思えば、後に東京湾を埋め立てることとなる、東京南沖大地震も発生しているのです。

迎エハ来ナイ

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ウルトラアイを盗んだ少女が佇んでいそうな夕暮れ。その夜空の彼方から、恒星間弾道弾が飛来していることなどは、少女の存在と同様、街の人々は知る由もない。

という場面を思い浮かべてしまうほど、震災の記憶が打ち消されていく光の渦です。そこを襲ってきた震度4から5の、1分ほどの横揺れ。沿岸には津波警報。でも、あのときと同じ金曜日でありながら、往来する人は平然としている。

次々と着信する、安否を気遣ってくれるメールに返信をしながら、震度5には慣れてしまった自分自身に気づいて、なんだか申し訳なくなるのでした。

行きつけの店 後編

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仰々しく前編、とやっていますから、そこで書いた長年付き合ってきたガソリンスタンドの知人たちはどうなったのだろうという部分については、当然ながら後編のお話が出てくるのであります。

そりゃもう、久々に出かけたらフェンスが張られてもぬけの殻となった店舗を前に、

「廃屋、満タンっ」

などとふざけている場合ではなかったですから、その店からいち早く転勤させられ、鹿島の方の店舗を任されたOくんに電話を入れました。

がしかし、その店舗も電話番号だけを残して別会社のスタンドに変わっており、万事休すかと思われました。ところが電話に出た女の子は会社が変わってもなお残留したアルバイトで、僕のことを覚えていたため、Oくんの転勤先を伝えてくれたのです。

するとこれが、栃木県。仙台と基地を結ぶルート上と言えば、ルート上ではありませんか。以前も千葉の勤務先と鹿島という位置関係だったから、立ち寄れない店舗ではなかったけれど、よくよくそういうつかず離れずのところに来るなあと驚かされまして、ちょうどオイル交換のタイミングも重なったことから、知らんぷりして訪ねてみることにしました。

O君は元気に出迎えてくれて、あの地元のスタンドの顛末と、散り散りになった人たちの消息を教えてくれました。O君だけが地元から遠く離れたものの、これはまだまだ若手だからいいとして、前店長は自宅の近くの職場に移ることができたらしい。店舗が変わるたびにそれぞれ苦労をしていた店長だったので、そこは安心。けれども、もうひとりのメカニックは、まだ失業保険で生活していて、戻ってくる様子がないとか。前店長のさらにもうひとり前の、最も古参の店長はだいぶ前に地元を去っていて、さすがにそろそろ定年時期なので、行方がわかりませんでした。

それでもO君が相変わらずのフットワークで仕事をしてくれているのが、なによりほっとさせられたのです。地元や鹿島よりも大きな店舗に来たばかりで、彼の働きはこれからでしょうけれど、きっと頑張りぬくはず。いや真面目な話、距離については一考するのだけれど、設備と値段じゃなくて、人を頼って通うことってあるんだよ。たぶん、この店舗には、時折立ち寄ることになるでしょう。

 

行きつけの店 前編

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10月の話に遡りますが、長年、我が家の車たちの給油や軽メンテナンスに通っていた、地元のガソリンスタンドが閉鎖となってしまいました。

20代の頃に知り合った店長から始まり、最初の店がセルフスタンド化されて店員が散り散りになってしまったものの、その店舗にいたほとんどの若手社員が、奇跡的に再集合したスタンドでした。しかし近隣にセルフタイプの店舗が増えていくと、経営は相当圧迫されていったらしく、店長の片腕だった優秀な若い子は単独で別の店舗を任され、スタンドの構成員はアルバイト主体になっておりました。

そのあと僕自身が転勤となり、彼らの店舗とは疎遠にならざるを得なくなっているうちに、親会社からの閉鎖指示が出たようです。腕のいい整備資格を持ち、気さくで親切な若い子たちが対応してくれて、設備も整っていた良いスタンドだったのにねえ。

現在は、仙台において知り合うことなった新しいスタンドの世話になっているわけですが、このスタンドは転勤直後に通い始めた店舗がやはり閉鎖となり、その後別会社が改装して新規開店したことから、奇しくも開店時からの常連というありがたいポジションに収まってしまったのです。このスタンドの店長と社員たちが、これがまた、かつての地元の彼らと甲乙つけがたい優秀な面々。少なくともこちらの生活圏では、給油やメンテには恵まれました。

それにしても、地元のスタンドにいた彼らは、どうなってしまったのか。まさか僕ひとりが抜けたからスタンド閉鎖の売上に陥ったなんてことは有り得ないでしょうけれど、良い店が生き残れるわけではないという悲哀を突きつけられた気がします。

頭寒足熱とはいうものの

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ふもとっぱらでの早朝に起きていた足元のひとコマ。

ご来光の撮影に出ていた皆さんとは異なる場所で、ひとりっきりで待機していたので、他の場所の様子は知らないのですが、僕のいた場所は雲の通り道の真下というか、時折、霧がやってきては通り過ぎていきます。その感触は、真っ暗なので皮膚感覚でしかわからないけれど、まあ冷たいの何の。そうこうしているうちに、携帯電話の内蔵カメラでも撮影できるような明るさになってきて発見しました。

靴に付着した夜露が凍りついていた。

この頃、BLUEらすかるの外気温度計は氷点下2度。しかし日の出の時刻まで、まだ30分はあるため、車内に逃げ込みたい気持ちでいっぱいですが、不意に巻いてくる霧がカメラのレンズを結露させるのではないかと気が気でならない。こういうときに限って、フードの代わりになるものがないわけです。そのカメラのボディにも三脚にも、氷結した結晶が目立っていきます。

それでも、ここ数年で一番良いコンディションじゃないのか? と思うと、結局はその場を動けずに頭のてっぺんから爪先まで凍てついちゃうのでした。

まさしく大渡り

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釜石港から国道283号線に入って、大渡橋南の交差点で信号待ちをしていると。

ちゃんと青信号で横断する上、渡り終わった後こっち向いてお辞儀なんかしやがりましたよ。まだ成獣になりたてで怖いもの知らずというか堂々としているというか。この辺に仕事に来て、鹿と出くわす確率、僕の場合今のところ100%です。

萬画館再び

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石巻市の北上川中洲で津波被災した石ノ森萬画館が、ようやく復旧しオープンとなります。震災後、昨年の3月下旬に石巻を訪ねたとき、いったい何が起きたのだろうと息を呑む修羅場の街で、この建物がほぼ無傷(実際にはそんなことはないのだけれど)で河畔に佇んでいる風景は、奇跡を見るようでした。

津波は一階を完全に水没させており、周辺は町なかに漁船が打ち上げられ、中洲へ渡る橋の欄干にもおびただしい瓦礫が激突してダム状となり、対岸の町並みを根こそぎ押し流していました。

多くの建物が解体、除却されてきたこの1年8か月、萬画館は修復され未来へと橋渡しされることとなったのは、石巻の人々にとっていくばくかの励みになると感じます。現実には、沿岸部のどこを見ても復興には程遠い状況ですが、何かしら変化していることもまた、現実に起きていくことなのでしょう。

色素の妙

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宮城県庁周辺の銀杏並木も次第に紅葉の見ごろです。この手の色づきの場合は「黄葉」と言うそうで、椛などの紅葉とは仕組みが異なるそうです。それを自習していて、ふと気になりました。落葉樹の黄色への変化は葉緑素が抜けて、もともと持っているカロチノイドの色彩が浮き出てくる。紅葉の場合は新たにアントシアニンが生成されて赤くなる。すると、銀杏の黄色というのは、もともと銀杏に与えられていた本来の色彩なのだろうか。

トランスフォーム・リアル

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「あっ、バンブルビーが追ってくる」

と思ったら、なんとなく雰囲気が違う。よーく見てみたら、屋根が黒い。ソフトトップモデルでした。

ということは、リアルに変形するということだ。やっぱり今のソフトトップはボタンひとつで開閉しちゃうんでしょうか。その点だけはうちの手動変形にとってうらやましいところ・・・