Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

白馬の黒い犬

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妙高高原でのつくばーどを解散したあと、小谷まで来たなら蕎麦食って帰りたいなと思いながらも

「えー? 蕎麦はいやですねー。綾波の紅花蕎麦なら食べられるけどー」

という約一名の声に押されて、あえなく戸隠も鬼無里も断念して、白馬で適当なパスタ屋に入りました。この界隈の飲食店はたいてい、午後2時を過ぎるとランチ時間が終わって閉店してしまうのです。

こういうやっつけな選択で入る店は、破格に面白いか、愛想悪くて二度と行かないぞ、のどちらかという確率が高いのです。結論から言うと、ここは後者。次回は立ち寄らないリストに入ります。

が、そのお店の愛想の悪さをすべて背負ってお客を和ませているのが、この黒いやつ。イチゲンのストレンジャーであろうとお構いなしで「なんかくれ」と鼻先を寄せてきたかと思いと、「くれるまで待ってる」と言わんばかりに伏せ、待機状態です。

いやいや、伏せるのはかまわないけどな、人の足の上に寝そべるんじゃないよ。

「だったら、なんかくれ」

このようなやりとりに根負けして、お店には内緒で、出てきたパスタを少し分けてやりましたよ。

文句があるなら掛かっておいで

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長良川飯抜き会と、郡上漁業協同組合といえば、長良川の鮎釣りを楽しみながら、河の環境と安全を民間人として守っていこうとする人々。

クラブと任意団体という性格の違いは、河原に降りればさほどの差もなく、広義の目的に沿って活動しているものと想像するのが限界ですが、要点をまとめると「仕事もしないで釣りばかりしてると飯抜きだぞ」ということです(実際、仕事はともかく松阪牛のロースやらヒレやらの分厚い切り身を豪快に焼いているらしいですが、タンドリーチキンや牡蠣の殻ごと焼きなども含めてその話は置いといて)

こうした目的と行動のリンクした人々のアイデンティティとも言うべきエンブレムを、釣りをするわけでもなく、確たる目的意識で動こうなんてこともしていない、人生行き当たりばったりの僕なんかがもらっちっゃていいものかどうか。

大いにびびるわけです。

たぶんこれは、何かに夢中になって取り組むことは、苦楽を超えてなお良いものだよ。と、励ましのメッセージが込められているのだと、額の脂汗を拭いながら読み取らさせていただき、ありがたく頂戴するものであります。

知らぬ間に閉幕

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情けない話ながら、まともに放送を見ている暇のなかったロンドン2012。なんだか盛りだくさんの演出だなあと思っていた開会式から、ようやくテレビを見る余裕ができたら、あっという間に閉幕まで来てしまいました。

仕事先では「塩梅良くない」「なかなか勝てない」といった序盤戦の話題を耳にしていましたが、メダル獲得数過去最多であったアテネ大会を超えることができたようですし、選手陣にも世代交代に伴う新しい期待もありそうだし、また4年後にワクワクさせてもらえるはずです。というか、今大会、それすらできないくらい観戦できなかったなあ。

今更ながら、開幕のことを振り返ってどうするんだ。な話ですが、ミスター・ビーンやらメリー・ポピンズやらハリー・ポッターやら、はたまた女王陛下とジェームズ・ボンドやらが割拠するイベントなんて、めったにできない。さらにデビット・ベッカムだのポール・マッカートニーだのというキャスティングを、真似でもいいから日本でやったら、聖火台をウルトラマンが支えて高々と掲げ、仮面ライダーがリレーを護衛先導して、上空ではバルキリー部隊が五輪の輪を描くと、トトロの大群が傘で降下してくる・・・

漫画過ぎて、まず企画自体が通りません。いかに設定寸大のガンダムをリアルに建築しようとも、我が国のキャラクターには国際大会をもてなすまでの力量はないと思います。そんなことやるより、それぞれの競技種目に取り組んでいく選手陣の環境整備をしてあげなくちゃいけないでしょう。

その反面、大会以前、最中、結果の出たあとと、まあ見たいといえば見たいながらも、マスメディアが選手に密着しすぎ。特に大会前は宣伝効果という部分もあるのだろうけど、構い過ぎの上プレッシャーをかけ過ぎです。もっとほったらかしてあげてもいいだろうと思うし、ある程度の距離感が必要だと感じます。それ以上に、インターネット社会の特徴か、どうでもいい情報までネットの海から氾濫してくる。今大会で「?」と感じた、ライブ中継で結果の出ている競技に対して、ニュース速報が「どうしたって遅れて」流され続けていたこと。アマチュアのツイッターに対する、メディアの意地だったのかと、余計なことを考えてしまいました。

そんな大会期間中、きっとというより、絶対に誰も考えなかったであろうこと。ロンドンを含むイギリスの国際的、宇宙的治安を人知れず警備していたかもしれない、スペクトラムだとかSHADOだとか国際救助隊ロンドンエージェントだとかの存在。だって007が出てくるんだから、彼らがいたっていいじゃないですか。開会式を演出したダニー・ボイルさん、それらを知らない世代じゃないんだけど。どれか1個くらい入れといてくれたら、絶賛したのですよ。なんせ、彼は僕と同じ誕生日だもんで(それこそ関係ないよ)

しみじみと見ていないから、まともな記事になりませんでした。どうせだから蛇足で、閉会式の行われる8月13日(ただし日本時間)というのは、「逮捕しちゃうぞ」の主人公のひとりである、辻本夏実の誕生日だそうです。ということは、もうひとりの主人公小早川美幸(4月7日)も同い年で、この2人は東京オリンピックベビーなのです。うーん、しかしそうなると、リオデジャネイロ大会の頃は、既にこの2人の子供たちの時代だし、その次に再び東京に巡ってくるとしたら、孫の時代なんだねえ。

とかなんとかやっているうちに音楽の調和という閉会式もどんどん進んでいるのですが、チャーチルに続いていきなりバットマンとロビンが出現してしまいました。やられたー。しかし全体的には説教臭いのか遊んでいるのかもはやわからん感じで、ジョン・レノンやらジョージ・マイケルはいいとして、デヴィット・ボウイは偉大なんだろうけど笑ってしまうのだわ。が・・・おー、エリック・アイドル(モンティ・パイソン)の人間大砲! 当然、失敗です。しかしよくよく見ていると、歌っている歌がなかなか意味深。でもって、やっぱり出ちゃうのかブライアン・メイ(って、そっちかい)

トリは・・・リオ大会・ブラジルを代表しての、ペレの登場。そして4年後に向けて閉会宣言へ。

大トリ、ザ・フーによるフィナーレ。

夏休みの風景

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7月の終わり、霰が仙台にやってきました。ほっといても自力でダイヤを調べて一人旅ができるようになっているものです。東北大の授業を受けて、作戦室に一泊して帰宅していきましたが、娘と居酒屋に行って晩酌セットを頼んで、晩飯を食うというのは、彼女が一人で仙台にやって来る以上に新鮮です。

思わず店長に頼んで、親子ツーショットの写真を撮ってもらっちゃったりするわけです。彼女は彼女で、1年半経っているのに家財道具が全く増えていない作戦室の様相に呆れていました。

しかしまあ、こういうのも夏休みあってこその時間で、進学したり就職したりするうちに、機会はなくなっていくのです。居酒屋に出かける相手だって、父親じゃしょうがないもんな。などと思っていると、霙が一緒にいるとき以上に、自分の考えていることをよくしゃべるものです。母親とは、こういう対話はしていないだろうなあ。

それは9月に持ち越しで

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そういえば22日はTDA第二戦で、春先には「そこを狙って観戦に行く」とか言っておきながら、肝心の日程は都合がつかず、前日、前々日からこんなところを延々10何キロと迷走していたのでした。決して遊んでいるのではありません。仕事先へ向かう途中なのです。冬だったら積雪5mだという話なので、こんなとこへ来いと言われてもいやです。が、思いのほか道が踏み固められていて、走行自体には何も支障はありませんでしたが、待てよ、これほど踏み固められているということは・・・

などと思っているそばから大型ダンプが行く手を塞ぎ、掘削現場から土砂を運び出しているのでした。うへー・・・途中ですれ違いにならなくてよかったー。

この林道はツーリングマップルにも記載のあるルートですが、ツーリングマップルには、ここに至るアプローチの片方を担う市道が、一部通行不能区間であることを記していませんでした。街から離れて市道を進み、最後の集落を抜けると、市道自体はまあ行かないほうがいいよなという状況になっていて、迷わず分岐している林道側に侵入することになるのです。よくよくツーリングマップルを見ると、記載していないのではなくて、途切れていることになっています。この不通区間が整備される見通しはなさそうで、全く新しいルートで、国道のバイパスがあと4年もすると出来上がるようです。

林道側はその工事の搬出入にも使われているため、道の状態が良いのです。ただ、コーナーごとにカーブミラーが完備されており、その設置の状態はかなり以前からあるものと思われ、もともと多用途に往来のあるルートなのかもしれません。実際、山越えとして使うとかなりのショートカットが可能でした。でも市道自体が冬期閉鎖マーク付きなので、積雪時は越えられないのか。

とまあ、重ねて言いますが遊んでいたのではありません。仕事先へ移動していたのです。この出張の為に、TDA観戦を棒に振る羽目になったのです。しかし福岡には行かねばならない、というか、行きたい。というわけで、レースウイークでもなんでもないのに、9月の第二土曜日に、空路にてWESTWINにお邪魔する算段を立てております。

九州勢の方々、短時間ですがそちらに参ります。

時流に敏感な人

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言ってるそばから「パンクさせちまった」とレスキュー要請です。5型エスクードのスペアタイヤ消滅という話題が展開している最中だというのに、我が家の車がこれかい。

現場に到着すると、左リアがぺしゃんこ。駐車場エリアの縁石に引っ掛けて、サイドウォールをかぎ裂きしておりました。こうなると、もはや応急修理キットじゃ手に負えません。ジャッキアップし、テンポラリータイヤを持ち出して交換です。

小型自動車の13インチテンポラリータイヤは、エスクードのタイヤ交換を考えたら軽くて小さいので楽です。

ぺしゃんこのタイヤは14インチのアルミホイールに張り付かせたまま、トランクに放り込んで、近くのカー用品店で新品に取り替え。これもまた流通量の多い銘柄ですから、在庫の有無の心配もありません。結局は、このやり方が一番手堅く復旧できるような気がします。

ところで、応急修理剤を使用したタイヤを、あとからパンク修理できるかどうかを、カー用品店やスズキディーラー、主治医のクルマ屋さんに聞いてみたのですが、異口同音に

「新品のタイヤに交換していただきます」

との答えが返ってきました。修理剤が注入されたことによって、タイヤバランスが変わってしまうことを懸念材料とする意見、修理剤が固着したパンク箇所の埋め戻し修理が困難。といった理由からだそうです。ふーん、18インチタイヤなんて、うっかりパンクさせられないです。

それにしても、家内はこの1年間で5本ものタイヤをダメにしました。うち3本が、釘とタッピングビスの刺さりに気づかず走行して擦り切れ。縁石で2回目。運が悪いを通り越して、迂闊の証明じゃないだろうか。

大   破

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先日3mほど滑落しまして、バッグの中のD60がこの有様。うーん・・・こりゃーお気の毒ですが状態だよなーと思いながらもニコンプラザへ持って行ってみました。

「あー・・・これは・・・」

というわけで、修理見積もりしてもらうと、ボディだけでD7000がもう1台新品で買えるそうな。許せ60。その決済は降りない。

誕生日

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こいつらのことではなく、円谷英二さんの誕生日。1901年、明治34年7月7日のことですから、僕の曽祖父の時代です。

円谷さん生誕100年の夏、霰と霙を連れて出かけてから、不定期に「不」定点撮影してきましたが、昨年は震災のためにそれができませんでした。

下に出ている今年の写真は、1月の撮影です。ファッションがダメだめなのは、この際ですから見なかったことにしてください。

 

我が家では一番歳の若い霙ですが、「米を縦に食った」成果か、今や大型のトランスボックスよりも背丈が伸びて、我が家で二番目の身長になってしまいました。本人は160cmは欲しいと言っています。そのくらいなら、まあいいか。息子ならまだしも、娘に身長で追い越さるのはいやだものなあ。

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おーい。おまいらそろそろ巣立たないと窮屈だろう?

The Moon Is a Harsh Mistress

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2070年代なんてどれだけ未来の話なんだと思いながら、ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」を読んでいた頃の年齢に、自分の娘達が到達してしまうのが月日の流れ。

すると今度は、僕の孫の時代の話かと、変なリアリティが出てきます。

この小説は、1960年代に、その時代から100年とちょっと先のことを描いた物語です。2076年の7月4日、月面都市の人類が地球という国家から独立を果たす日々のことが綴られています。

今で言うスーパーコンピュータが、月面における有機資源の欠乏を原因として、そこに存在している人類の生存が危ぶまれる、というよりずばり滅亡すると予測することから、月面の人々の中に革命派閥が生まれ、地球連邦との交渉を行うも要求を蹴飛ばされ、独立戦争を挑む。何をやったかというと、マスドライバーを使って、地球に向けて石ころをぶつけるわけです。石ころといっても、正確には巨大な岩塊。地上はひとたまりもありません。絵的なイメージとしては「機甲戦記ドラグナー」の冒頭でやっていた、あんな感じです。月市民は独立を勝ち取りながら、紆余曲折していくのが、大筋です。

ひるがえって同じくらいの年代、「プラネテス」の世界観では、月は相変わらず地球圏先進諸国の所有物で、独立戦争こそ起きてはいないものの、宇宙防衛戦線なるテロリストの標的にされてはいます。

どっちにしても、あと60年程度でそこまでなっちゃうのか? と思わされながらも、ニュースを見ると民間企業の宇宙開発が始まっていて、ただ大気圏を突破して遊覧飛行をするどころか、宇宙長期滞在のためのホテルだったり、小惑星をまるごと資源として確保してこようという計画だったり、もうぼちぼちリーチがかかっている世の中であることに気づかされます。

21世紀ってのが、だんだん実感を伴ってくるのね・・・