Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

ゲルマニアのユール

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ゲルマンの民は冬至の頃の祭典に永遠の命の象徴として、常緑針葉樹である樫の木を用いて崇拝していたそうですが、これを異教徒扱いしたキリスト教の神父の一人が「けしからんのよ」とかなんとか言いながら切り倒しちゃう。するとその根元から新たに樅木が生えてきたもんだから、これは奇跡でなくてなんとしよう!などと言いくるめてしまう。ジャックと豆の木じゃあるまいし、かなり胡散臭い話ですが、北欧の古宗教とキリスト教の混交はそんな感じで進んだのだと思われます。

クリスマスツリーの頭頂部に飾られる☆のオーナメントは、ベツレヘムで見られた超新星爆発をキリストの誕生に喩えてそうしたものですが、元々は「ユール」の祭りとしてオーディンが祀られていたことになる。ついでに言うとハロウィンの収穫祭の頃にも死者がぞろぞろと闊歩したように、冬至の時期にも悪霊やらなんやらが出てくる。生きとし生けるものとそうでないものみんなこぞりて大騒ぎをしてしまうはずのところに、混ざった側の力がゆるやかに、ただ一点を指し示していくように変化を促したのではないかと感じます。

そんな故事とは裏腹に、過去を振り返ると我が家では、祖父や親父が今くらいの時期になると裏山の何処からか樅木を切り出してきて、2mくらいのツリーを毎年立てて飾りつけをやらされたんです。そんなに都合よく裏山に樅木が群生していたとは、今だったら考えもしないので、僕の代でこれはやめてしまっています。しかし視点を変えると、常緑針葉樹だったらそれでOKという、祖父たちはクリスマス用ツリーの本質を知らず知らずに理解していたんだなあと膝を打ってしまいます。

 

どうやって?

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夜更けに霰の部屋からドアをどんどんと叩く音で目が覚め、何事ぞと部屋の前に行ったら

「ノブが壊れてドアが開けられない―っ」

点検すると繋がっているはずのラッチボトルの何処かが折れて、ラッチボルトがストライク側に引っかかったままドアの開閉ができなくなっているらしい。

時刻が時刻なのでドアの方は如何ともしがたく、霰を窓から脱出させて茶の間で夜明かしののち出勤してもらい、それにしたってこんな早朝では某商会に助けも求められんと僕も出勤。早めの帰宅にしてカナのこのピラニアⅡを購入です。

帰宅したらあわや、「ブリッジを壊していい!」(哀 戦士編)もしくは「ホワイトベースを壊してもだ!」(TV版)状態でドアをけ破ろうとしている家内(恐るべし辰年のB型)を押しとどめ、頭に来ているならこれを使えとピラニアⅡを手渡して20分。ラッチボルトの切断に成功しました。

やれやれ、破損状態を最小限で切り抜けましたが、なにしろもうすぐ築50年だからなあ。むしろその築年数を遡った建築技術の稚拙さに救われたかもしれません。今どきのドアだったら(こんな壊れ方しないだろうけどさ)カナのこすら挿し込めなかったかもしれない。

くまあなにちっす(ヒトも籠りたいわ)

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つくばーど基地も放射冷却で明け方には氷点下になる季節に入りました。BLUEらすかるに降った夜露がそれを教えてくれます。里はもっと早くに氷点下の朝を迎えていたと思われます。

雪はまだ降らないけれど「大雪」、熊蟄穴(くまあなにちっす)と、熊のみならず様々な動物が冬ごもりを始めるそうですが、猪はその限りでなく山に食い物が無くなってか能動的に徘徊してやがリます。

さてこうなると積雪よりも凍結対策。タイヤの換装も躊躇しないでやっておいた方がよさそうです。3月半ばまで履きっぱなしにするので、今シーズンはそこそこ磨滅させてしまうかもしれません。

しかし9割が仕事運用で、ゲレンデやらスノーアタックやらにはまあ行かないというのが寂しいっちゃ寂しいものです

 

久々に出かけたら店舗がない

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年賀状のために撮影したデータをメディアに入れて、市内のショッピングセンターにある写真店に出かけたら、店舗があったブースには所狭しとガチャ販売機が立ち並んでいて、フロアを探し回ったら「記念撮影承ります」のパネルだけが別の場所に置いてありました。そこに本店の案内カードもあったので、今まで付き合っていた店舗はサテライトであったことを知るという、狐につままれる以上に間抜けな客となりました。

近所の写真店はずいぶん前に店じまいしてしまったから、同じ市内と言ってもエリア違いの店舗まで30分かけて出かけていたのですが、こちらの写真展の本店というのは訪ねたことが無かった。背の高い上品な店主と初めてお目にかかると、店主は僕のことを発注を通してよくご存じで、

「続けざまの喪中で大変でしたね」

と出迎えてくれるという恐縮な展開です。お話を聞いたらば、

「はがき印刷だけでなくて、写真プリントそのものの需要が無くなってしまい、学校などの行事撮影やアルバム作成が生命線です。カメラ自体、買われる人はいなくなりました」

時代が変わることを停める術はないですね。半世紀前ははがきに写真を載せるなんてことは自分ではできもせず、1枚ずつ手書きだったし。家庭内ハイテクだったような気がするプリントごっこも短命でした。

今やパソコンがあればデザインもあて名書きも思いのままで、すでにはがきの時代も終幕に近づきスマホのLINEで事足りるようになっています。高齢の店主もいずれは引退していくでしょうから、街の写真屋さんはブレイクスルーが無ければ淘汰されてしまう。

そのような思いで年賀状を毎回頼んでいるのかといえば、実際にはそうなんですが、これだけシステムが変化しているなか、我が家にはスマホやパソコンとつなげるプリンターがないのだよ(笑)というのが実態です。時代の変化を停めることができなくても、取り残されるのは容易なのです。

四半世紀を自ら振り返る年ごろらしい

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先月のことですが、仕事中に金沢からメールが着信し、霰と、仲良し二人の女子会風景が添付されていました。うちのもまんざらじゃねーけど、仲良し二人は二人とも美人だなーと感心(うち一人はミスワールド何とかの日本代表だったというし)

「つくばーど®サイトからあたしの写真もらっていくよー」

 

というメールメッセージがあり、何を切り取っていったのか後で聞いたら、お互いの小さい頃の写真の見せ合いをやったのだとか。持って行ったのはちょうど25年前のものらしく、思いっきりショートカットで男の子に見えるやつだと。

あれか、あれは銀塩写真でネガがどこへ行ったかわからなくなってしまったものだなあと思いながら、サイトから切り出しができただけ役に立ったなら良しとするかと。年末シフトで何時に帰宅するわわからないけれど、今日は彼女の誕生祝を用意してあげなくてはなりませぬ。

♬冬がはじまるよ

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浮かれている場合ではないので、午前中にエスクード2台の冬支度を済ませ、午後からはサニーの冬支度と、そのサニーがあまりにも汚れがひどいので洗車・・・するのは億劫だと洗車機に入れてしまいます。

僕が、ではありません。家内が、です。僕なんかもっと他力本願ですから。サニーが洗車ブラシで擦れている間、BLUEらすかるがどうしていたかというと、

「ちょっと! 自分のだけコーティングってずるいっ」

「ルーフラックついてると洗車機では屋根が洗えないのつ」

実はBLUEらすかるの場合、他にも洗車ブラシがフロントエクステンションバーを警戒して止まってしまい、そのせいでフロントフェンダーまで洗車できないのです。まあ自分で手洗いすりゃ済む話ですが。

抗えない季節になったんだってば

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これでもう茶の間から動けません。いやまあ風呂とトイレと仕事は別な話ですけど。

あとはお茶と蜜柑だな。と言いたいところなんですが、近所のあちこちから柿を大量に貰ってしまって果物最強の甘さなんじゃないかと格闘中です。

五度もぶった!

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あ・・・「ぶった」というのは、うちの方の「打った」の訛りです。参考事例

で、その後平熱だったのものが35.3℃に下がるって、やっぱり代謝が落ちているんでしょうか。

それより今年度内は無料で国が接種代金出してくれるわけですが、来年早々六度目の案内があるのか?

あぁ渚のバッドタイミング

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のりのりで徹夜で仕上げたハーバリウムを写真投稿するんだと、背景ボードを買いに行こうとする霰でしたが、

「こんだけ晴天が広がってるんだから実景で撮った方がいいんじゃないの?」

と、たきつけたものの、どうにも攻め込みが足りない。

もっと波打ち際で瞬間を狙うのだ!

「えーっ? こんな感じかなー・・・」

という風にセッティングを変えている最中に、なんせ渚ですから来るものは来るのです。

結論から言うと絵になりませんでした!

「ずぶぬれになったーっ」

うるせーよ、そうなることくらいイメージしとけよ。

入社二年目の営業マンのやっぱりな一言

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主治医のところへBLUEらすかるのオイル交換とぷらすBLUEのリアハッチ修理の段取り打ち合わせで出かけたところへ、自販の若手営業マンがやってきて、更新されたカタログ類を置いていきながら

「社長、ジムニーの古いのにあんな大きなボディーのがあったんですか?」

という一言を言ってしまったがために、主治医は真っ蒼になるのでした。

そんなことが以前もあったよ。と、ここまではにこにこしながらかわしたんですが、そこへ帰省中の霙がフィガロのオイル交換にやって来て、入庫。その様子を見ながら彼は

「あー、『せっかくグルメ』でバナナマンの日村さんが乗ってるやつですね」

おいっ、なんでだ! 君はスズキの社員だろうっ