Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

GreatPumpkin

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毎年毎年ハロウィンやジャック・オー・ランタンのことを書き綴っていたら、さすがにもう書くことがなくなってしまいました。それでも毎年、ハロウィンはやってくるので途方に暮れて、ことしはどうしようかとあちこち文献をあさっていると、本来はケルトの祭りに源を発していても、部分部分で似たような風習風物が、日本にもあるなあと気づきました。が、それらの理屈付けというか、咀嚼しきれないのでそれは明日に回します。←なんだそれは

それでもって、ことしの挿絵のカボチャには、あのランタン顔がくりぬかれていないのがみそと言えばミソ。つまりジャック・オー・ランタンの話ではないのです。

その、たいていの人は信じていないから「見えない」グレート・パンプキン。またの名をかぼちゃ大王。彼はハロウィンの夜にかぼちゃ畑から飛び立ち、彼を信じる子供たちに贈り物を届けて歩く存在です。なんだかサンタクロースが混同しているような気がしますが、「PEANUTS」におけるライナス・ヴァンベルトは、どんなに友人に笑われようとも、「グレート・パンプキンはいるんだ」と信念を揺るがしません。

ライナスの友人であるチャーリー・ブラウンに言わせると「宗派の違い」だろうとのことですが、原作者が異教のガジェットを使って、新興宗教をからかったのか、宗派によってハロウィンを容認したりしなかったりのキリスト教そのものをからかったのか、定かではありません。

世界中の、最も誠実なかぼちゃ畑にこそ、グレート・パンプキンはいるんだ。と、ライナスは毎年、自ら信じて選んだ畑に通い、「彼」を待ち続けます。だけど、ライナスを単に裸の王様と一緒くたにできない何かをも、読者の側は感じ取るのです。

かえるよ

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諸事情あって霰の職場に置いてこられたヤマタノオジロを回収に行かされ、乗り込んだらば燃料計の残量がひとメモリしかないしで、しょーがねーなーと近場のセルフスタンドに立ち寄ったらこいつが張り付いてまして。

あのさー、俺はこれから帰るんだよ。お前そのままだとテリトリーに帰れなくなるよ?

ひとまず5万キロ越え

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2018年12月に約2900キロの水戸ナンバー個体を宮城県で見つけ、引き取ってきたハスラーJ‐StyleⅡが先日、50000キロを超えました。遠乗りは数えるほどしかこなしていないので、ほぼ霰の通勤積算距離です。本人の意向で、車体の擦り傷(なにやってんだか)は放置し、オイル交換と点検をした程度。知りませんでしたがCVTのフルードはメーカーによると無交換推奨だと(前にやっちゃったよ知らなかったから)

先日の横須賀往復では、けっこうエンジンを回していたようで、給油してみるとリッター17キロ。ターボで四駆だからそんなものでしょう。年内に時期を見てスタッドレスタイヤに換装し、来シーズンには夏タイヤを新調かと思いきや、主治医は「山はまだ半分あるから、これは来シーズン問題なく使えますよ」と助言してくれました。僕の親父はこのあたりで買い替えしてましたが、霰の意向では二代目やその他の車に乗り換える必要はないとのこと。僕もそう思います。

 

巡る因果の糸車~俺は知らないぞ~

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ぷらすBLUEのオーディオは、ラジオとカセットデッキです。その話はどうでもいいのですっとばして、その日、ずーんと歳の離れた後輩を乗せて移動中に、たまたま装填してあったこれまたふるーいカセットテープから、リー・ハートが歌っていた「It´s Only Love」が流れだしたら、

「あっ、この曲いいなあ。これ音源はなんですか?」

「AIR PAVILIONというバンドだけど、『敵は海賊』っていう30年くらい前のアニメのエンディング曲だよ」

「これ、CDまだ手に入りますかね」

「いやー、とうの昔に絶版してるなあ。うちにあることはあるけど」

「それ貸してください。警戒宣言解除になったんで、身内と近しい仲間だけですけどうやむやになっていた結婚式やることになって、そこでこの曲使いたい」

彼がお嫁さんをもらったのは10年前だったけれど、お嫁さんの実家が宮城県の山元町だったため、東日本大震災のこともあり、結婚式は神事だけで披露宴をやっていなかったのです。5年前にお子さんが生まれて、その後ちょっと落ち着いたから、お預け状態だった披露宴をやろうかというところへ新型コロナウイルス騒ぎ。亭主で父親としては悶々としていたのだそうです。

「貸してあげるのは構わないけどさ、お前、歌詞わかったの?」

「わかんないけど、いっつおーんりーらーぶってフレーズ、すごくいいじゃないですか」

「うーん。そこはそうなんだよねえ」

興味のある方は、「Air Pavilion – It´s Only Love」で動画検索してみてください。まだインターネット上で聴くことはできます。割と懐かしめな、ヘビーロック/ヘビーメタルというには軽めの曲です。後輩のたっての希望で、CDは貸してあげましたが・・・

実は30年前、僕自身が披露宴の、新婦のお色直しあとの入場・キャンドルサービス時に、この曲とビリー・ジョエルの「素顔のままで」を使って、この曲に関して「歌詞わかっててやったのか」と家内にこっぴどく叱られております。

「どう聴いたって、ふられたかふられそうな片思いの男の歌じゃない!」

それになんだかプロレスラーの登場曲みたいなイントロだしね。

昔は「大人」が書いていた

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知人の若い記者が書いた、小田原市がマンホールのデザインに「機動戦士ガンダム」を起用したという記事。ずーっと昔、自分より20歳は年上であろう記者が「アニメ新世紀宣言」の記事で「ガンダムにちびっ子集まる」てな書き方をしていて、俺はちびっ子かよと思ったことがありますが、今度は自分より25歳は若いかも?の子が、「人気アニメ・ガンダム」と丸めやがりましたよ。ガンダムと名乗るロボットアニメがいくつあると思ってんだよこのやろー。

取材対象へのベクトルって変わっていないのねー。

ターニング・ポイント

2 Comments »

「プラネテス」が来年1月から再放送されるというニュースを先月目にしています。漫画版もアニメーション版もそれぞれ面白かったので、今から楽しみなんですが、まあ待ちきれないだろうからDVD観てしまうでしょう。

いやまあ大した話ではありませんし前に一度触れていますが、主人公の星野八郎太は、僕と誕生日が同じなのでした。彼はまだ生まれてないけど、彼が生まれるころは僕が生きてないな、きっと。

そんな本日、夜空が晴れてくれれば「ハンタームーン」と呼ばれる満月が巡ってくるという、風の宮に属して大当たりの年回りの自分にとっては大サービスすぎじゃん? な10月20日ですが、

「水曜日でいつものケーキ屋さん定休日だから前倒し!」

という情け容赦ない日曜日のお祝いでした。

 

BLUE&ブルー

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2台とも青っぽくない青なんですが、間違いなくカタログ上ダークブルーとうたわれているエスクードと、手塗りで白かった車体を濃紺にしてしまったホンダアクティトラック。

藍染を営む渋谷さんの仕事を伺うため、待ち合わせしていたら、話には聞いていたけれど「おぉ」という存在感のアクティです。

しかもですよ、ドアと荷台にマーキングされた「TSUKUBA BLUE」って、これは僕にとっては衝撃的な出会いですよ。渋谷さんが目指している「つくばから発信する藍染」のテーマとブランディングがこの文字列に込められているのです。近い将来、藍染のタープが世に出るとか。色落ちしない染色など、技術的なハードルをいくつか越えなくてはならないそうですが、今から予約させてくれと言っちゃいましたよ。

ワースト奪還

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茨城県民の人々が自らそうしたわけでもなく、再びの最下位。なんだかよくわからない47都道府県魅力度ランキングとやらにおいて、1年ぶりにそうなったとか。いやいやいや、そんなこと、狙ってできることじゃないです。しかもですよ、なんにもやっていないのにもらえちゃった(何も努力していなかったとも云われそうですが)棚から牡丹餅のようなワーストワンです。ついでに負け惜しみを言えば、「欲しかったらどこからでもかかってこい」と逆説で大いに歓迎すべき話です。

さても茨城県。この数年の新型コロナ感染拡大情報においても、東京・千葉・埼玉・神奈川は当然のように毎日話題となり、ちょっと動きが出てくると山梨、群馬、栃木もこれに加わる中で、茨城県だけはとことん外され、知事がなんぼ国に訴えても、警戒宣言採択さえ最後の最後のみです。裏を返すと、県境をまたぐ移動は自粛せよと謳っていながら、他府県ナンバーの流入の多かったこと。茨城県はなんとなく「ストレスの逃げ道」を受け持っていた気がします。

さらに言うと、「やーい、最下位」と指をさす人々が本当に居るのか? 地味なレベルながら海があって山があって広大な可住面積を伴う平野があって、わりと大抵のものがある。極度にディスられていた「跳んで埼玉」でさえ、海を持ってこようとしてやっていたのは、東京湾からではなくわざわざ大洗だか鹿島灘だかの方から地下トンネルを掘っていたほど、肝心なところを隠し通されるのが茨城県のような気がします。

表がえって、大事なものはとっておくという心理を考えると、アルカディアであろうとまほろばであろうとマツタケのとれる森であろうと、自分だけのものにしておきたい場所は、誰にも言わない。47都道府県のなかの茨城県という存在もまた、それなのです。

あの時の歌は聞こえない

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僕はゲームをやらないので、世界的な名曲である「ドラゴンクエスト」を知ってはいますが引き合いには出しません。遡ったらやっぱり「帰ってきたウルトラマン」の、それまでのウルトラの、当時なんとなく耳慣れなかった主題歌の旋律から一変した、軽快な主題歌が蘇るのです。

すぎやまこういちさんは、そういった希望的な明るさを楽曲に乗せてきました。破滅に向かう「伝説巨神イデオン」でさえ、です。歌謡曲やフォークは別として。

ドラクエもそうなのですが、すぎやまさんの楽曲は、それらの番組をフィーチャーした交響曲が多く誕生していました。劇場版の「科学忍者隊ガッチャマン」や、「サイボーグ009」や、それこその「イデオン」など、オーケストラで奏でる世界観はどれもこれも素晴らしい。異色なところでは、交響曲じゃないけど、テレビ版「イデオン」の中の「デスファイト」。ジャズセッションのアドリブ演奏がすごい。ピアノパートは、故羽田健太郎さんでした。

もう枚挙にいとまがないのだけれど、ご冥福をお祈りしつつ合掌。

間に合わなかった―

2 Comments »

彼岸の入りの頃、某社長から「取引業者のところでコロナ感染者が出て、それとは別に部品の納入が遅れていて、混乱しているようです。そちらへの納めはもうしばらく待ってもらえますか」という連絡が入りまして。

むー・・・仕方ないですよねえ。夏の時点では10月のアタマにはどうにかなるだろうと思っていたのですが。

そんなわけで、霙の24歳の誕生日には、目的の品物は間に合いませんでした。さて引き続きハロウィンまでに何とかなるのか、それともクリスマスなのか? なんとしても2021年のうちにけりをつけたいのですが。