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  ~懲りない傾向~

海図の読み違い

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最終話を見る前に判断してしまうのは早計でしょうけれど、WOWOWドラマ「海に降る」の企画には重大な読み違いがあるのではないかと感じました。その布石は第1話からちりばめられていて、第4話で決定的に原作小説(注 有料の電子書籍)と乖離していきました。

ドラマはドラマなりにまじめに作られているのですが、これはそこまで内容を変えてサスペンス仕立てにするものじゃないだろうと思います。

6500s原作からオミットされた主人公・天谷深雪の異母兄弟、陽生という少年の存在は、物語から欠損してはならない要素です。海底資源大国として生き残りにかける大人に対して、海洋開発・探査の未来を夢見、将来を担う子供との対比が、ドラマでは隠蔽された海底域の謎に置き換えられてしまいました。それがあるとないとでは、最終話を見終えた後味が違いすぎるのです。全6話という半クールでまとめようという企画の限界深度は、やはり1クール分の枠よりも浅いのだなあ。

追いついた未来

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btf-22015年10月21日。とうとうこの日が来てしまいましたよ。今から30年前、エメット・ブラウン博士が開発したタイムマシンが人を乗せて最初に時空移動したのは1955年でしたが、一旦戻ってから出かける未来が2015年。そこからまた戻ってきてマーティー・マクフライを伴って再度やって来る未来が、ことしの今日です。30年前に描かれていた2015年は、まあアレでしたが、アメリカあたりじゃ今日は何かお祭りでもするんでしょうか。

 

とりあえず日本では、20日から22日にかけて、WOWOWシネマが放送枠をとっているのです。PART2を21日に持ってくるところが、なにげにお茶目。

第10回サイバーフォーミュラWGPX最終戦

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asrada-gsx歴史上2006年から開催されているというサイバーフォーミュラ世界選手権の、今年度最終戦が始まります。

たぶん(笑)

あの番組って、初期シリーズでは季節感があまり重視されていません。

しかし、最終戦日本グランプリのスタート地点となる北海道のニセコサーキットが、気温11℃とアナウンスされているのです。だとすると、きっと10月開幕なのです。ニセコから新青函トンネル経由で東北道をキャノンボールと長距離戦をこなし、静岡県の富士岡サーキットでゴールするという最終戦は、まさしくプラチナイベント。そんなの興行的に考えても今日あたりから予選やって明日決勝でなきゃ、ステータス性がありません。

だから第10回最終戦は、この週末になるはずです。

とまあ、91年3月に放送開始する際、制作サイドが2015年という舞台設定の中で、この週末が3連休になるなんてことまでは計算したかどうかは定かではありませんが。

ぬ? するとレース用の特設コースとして、今夜未明から東北道は一般車両の通行規制がかけられちゃうのか! それはまずい、さっさと妙高高原のつくばーどに向けて出発しなくては。

伏線の回収

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ライダーGP31年ほど前、仮面ライダードライブのマシン・トライドロンのことを「わざとだよね」と書いています。それは1年も待たずに劇場版「仮面ライダー3号」で、映像として実現しています。これはエポックではないのかと思えるのに、映画のパンフレットにも雑誌にも出ていないシーンで、結局ソフトで観返すしかありませんでしたが、トライドロン対トライサイクロンのバトルシーンよりも、ほんの数秒並んだトライドロンとライドロンの方が、オヂサン的には待っていた瞬間でした。

しかし今回のライドロンはFCのRX-7をいじったものではなくフルCGなので、予算的にここだけの登場。トライサイクロンとも併走するような、マツダファンが怒るか喜ぶかどっちだろうというシーンには至りませんでした。

ライダーGP1ところで、今になっても「ショッカーレースクイーン」のキーワード検索でこのブログをヒットさせてくれる人がいらっしゃる。よく見つけ出すものだなあと感心するのは、そういう単語を一切使っていないのに、ちゃんと「工業デザイナーの能力」にたどり着いていることです。

しかしあのスチルじゃきれいどころかどうかも分かんないので、探し出してくれた人に敬意を表して、寄りのやつをサービス。

他力本願な変身

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ゴースト俺は俺を信じる! と言ってるそばから英雄・偉人の力を身に纏っちゃうんだから、しかもそれらが既にこの世の人々でないのだから、そんなことでいいのかと思わずにいられない「仮面ライダーゴースト」の前ふり。かっこいいフレーズを繋げるだけでは口上は成立しないよ。これはゴーストという新しいライダーのせいではなく、ボキャブラリーの足りないスタッフの責任です。一度命を落とした主人公というベースについても、極めて軽はずみな、制作サイドに思慮が無いです。

そこは、呪いをかけられて、眼魂とやらを15個手に入れないと命を落とすぞ。でよかったのです。ヒーローもの、子供番組において、命のやりとりを商売に持ち込むスポンサーの意向も最低です。

異形の具現化をどこかで勘違いしているデザインは・・・まあもうどうでもいいや。これ、下手をすると偉人・英雄の一人か二人に「本郷猛」とか「風見志郎」なんて企画を立ててきかねない商魂だけは感じられます。

で、この際です。

これでいいのだ憑依する魂のなかに、ぜひ「漫画家」を組み入れてもらって、「ネームを切った通りに相手が倒される」「筆先から墨汁を飛ばして相手を塗りつぶす」「スクリーントーンをかぶせて一網打尽にする」てなバージョンをやっていただきたい。

しかしその魂がベレー帽かぶってたり鉢巻と腹巻してたりすると、憑依間違いになっちゃいます。

もちろんヘッドギアなんかもってのほかです(あっ、この人は存命だ)

配達されちゃった一通の手紙

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仕事の手紙を読み終え便箋を封筒に戻そうとして発見。高田明美さんの描いた南雲しのぶさんです。衣替えの時期よろしく、冬服というのが気が利いている。

うちと同じならば、切手を貼って投函(うちの場合は郵便局員が集配に来てくれますが、切手は貼らないと回収してもらえないのは当然の話)するのは事務職の担当なので、郵送を命じた差出人の方では、こんな切手が選択されているとは全く知らないでしょう。

うぬぬぬ・・・ どこの(いや送り主の会社は知ってるんだけどね)どなたか存じませぬが、受け取るのが俺と知ってのお茶目か?

それよりも、この切手シートってもう何年も前に発行されたものです。僕も初めて見ました。シート自体は五種類のイラストを左右分割する形の10枚綴りで、南雲のバージョンはリアクティブアーマーを装備したイングラムの後ろ姿という背景だったはず。どこかの誰かはそっちを受け取っているわけですが、どっちが得したのかと言えば、まあこっちなんでしょうね。

ただ、それを受け取った人がこちらと同じように切手の図版に気が付くのかどうかは定かではありません。

 

 

どうせ堕落してましたよ

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出てくるなり言われてしまいましたよ。

何が堕落していたかって、「週刊掲載の前編」で、光画部員のレオナルド根岸くんが出ていたことを、「月間掲載の後編」で本人に言われるまで気が付かなかったくらい、コマのなかで巧妙に仕掛けていたいたずら心に乗せられてしまったからです。

さあ大変じゃないかと、前編読み直しましたよ。

おい小学館っ なにが「後編だけでも楽しいよ」だっ。手元に前編がなかったらどうするつもりだったのだ!

面白かったけどさ。

四代目!(いや三世だけどね)

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4thまたもや「30年ぶり」コールにて、1985年がどんだけ凄かったのか痛感させられる話題が、今年は目白押しです。「ルパン三世」もずいぶん前からアピールされていましたが、いよいよ首都圏などでは10月1日深夜、仙台では1日遅れで放送開始となります。

テレビシリーズ4代目のルパン三世(敢えてややこしい)は、ブルーのジャケットに一新されました。「懲りない」からですかね(笑)

しかしネクタイの色柄については、もうちょっとカラーコーディネートに凝った方が良いように思います。

深夜枠で展開し、サンマリノ共和国という固定された舞台を通して、どんなストーリーを仕立てていくのか。世代によって見たいルパン像がまちまちでしょうから、落としどころが難しい。それにしても、またぞろこの曲がメインテーマなんですか? これのアレンジで何年商売してるんだか。

羽目を外して三千話

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ぱとらすかる三千里 =11 781.8182 キロメートル。子供の旅する道のりと考えたら、現代でもなかなかのものです。ブログの記事三千件め(さっき、風花さんが上げてくれました)も、けっこうやったじゃん、と思うのですが、これ出力して書籍にでも・・・と言えるほどまともな記事を書いてこなかったことが悔やまれます。せめて挿絵くらいはとライブラリを探しまくったけれど、アメデオのぬいぐるみなんかありませんでした(そこか、三千)

仕方なく、アライグマぬいぐるみに被り物シリーズが出てきたころのやつなんですが、「フランダースの犬」と「あらいぐまラスカル」の間に「母をたずねて三千里」が制作されているということをイメージできれば(できねーよ)

そういえば「~三千里」が放送されていた頃よりずっと昔、担任の教諭が今で言う読み聞かせというのを毎朝やってくれて、十五少年漂流記だとかクオーレ(三千里、が収録されている)だとかいろいろな物語を読み上げてくれました。あれをちゃんと聞いていれば、もう少しましな人間になっていたのかもしれませんが、その頃問題児だったらしい僕は(本人は知りませんが、職員室ではそうだったらしい)教室の窓から遠くに見える裏山の稜線からロケットが飛び立ち、山麓の池が割れて巨大ロボットが現れ、神社の社から地下基地に入っていくというろくでもないことばかり思い描いていましたね。

想像は創造(オリジナル)でなければだめだ。という指向に行きつくのは、それからずっと後のことです。

天高く 馬子ゆるキャラ

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ゆうきまさみさんの漫画家生活は35年めになり、究極超人あ~るだと連載開始から30年めにあたりますから、ざっくり乱暴に言ったら40代以前までの人たちは、連載当時にはこれを読んだことが無いかもしれません。もっとも氏の代表作のひとつですし、漫画だけでなくドラマCDやOVAなどメディアミックス展開し多くの記録を残していますから、うちの娘らのように90年代半ばに生まれていても知っている若年層は多いと思われます。

なんでそれがスピリッツに掲載されるのだ?と思ったら、同誌も35周年だと。

ふーん、というわけでゆうきさんは当分、少年誌には描かないんだなあと時の流れを感じるのですが、前編が「週刊」で後篇を「月刊」に載せるという商魂は、作者側の良心として阻止していただきたかった感があります。

それはそれとして、まるで「美味しんぼ」の単行本表紙みたいな装丁の扉絵は、ある種パロディマンガ家の真骨頂か。とか言おうとしたら、前編はご飯の炊き方・・・いや炊いたご飯の「加工調理」の極め方で、遠大な究極の献立をやらかしているところからして、オリジナルでありながらパロっているのがわかります。

今回、どんな展開にするのか興味を引いていたらば、堂々と「最終話」のちょっとあとくらいで始めちゃうのが「マンガって羨ましいなあ」と時空の自由度を痛感させられる設定。こっちは30年齢くっちゃってますから。

しかし恐ろしい伏線もはらんでいるような気がしてなりません。まあ「あ~るだから」で済ませられる笑かしですけど、30年前の連載の終幕は、一時的にR田中一郎が行方不明になっていまして、今回初めて、彼が何処をさまよっていたのかが明らかにされました。

そこから察するに、行方不明になる際の、成原大要塞崩壊時に、時空を転移してしまう『ピンホール振動』が発生していた節があり、そんなものが成原成行博士のマッドサイエンステクノロジーに掌握されているとしたら、成原家か、そこに嫁いできたキヨエさんの血筋には、外宇宙文明であるアルタ人の、1000年前の地球漂着が関わっているかもしれない。

現に、R田中一郎のモデルとなった成原あきら君に酷似したアルタ文明の帝国近衛師団員ダール氏という存在もありますし、彼らには『人形』というアンドロイド技術が確立されていました。成原博士の「本人でも理論を説明できない」超破天荒な発明も、アルタ文明のテクノロジーを好き勝手にいじった結果とすれば、「おぉ」と膝を打てるような気がします。

何が恐ろしいかって、アルタ文明だとか連邦だとか帝国だとかの「鉄腕バーディー」の世界は、その超空間転移やそれを引き起こすための膨大なエネルギー転換をもたらすピンホールエンジンの実証実験が『人類の手で行われて失敗し、時空の歪みと並行宇宙の出現』によって成立するものらしいからです(バーディーちゃんと読み返さないと説明しにくい)

その実験が行われるのは、人類時間で言うところの2040年。多説ある中で、その際「我々の住む世界は地球ごと消滅している」ということで、ひょっとしたらピンホール技術を確立してしまったのが成原博士で、これがいち練馬の個人研究所から国家レベルの事業に取り上げられてしまう歴史が、これからの四半世紀に起こってしまうと、世の中えらいことになってしまうのです。

いやもう「馬子ゆるキャラ」なんて言ってる場合じゃないよ。てか、今回それがR田中一郎の大技だったんですが、それに言及できずに長文化しちゃったのでぶん投げることとします。