昨日の台風並みの風でほとんど吹っ飛ばされた花弁。 少しだけ風が避けてたらしい幹の陰に、ひと塊だけ 咲いてました。 開花宣言から3週間経ったから、まあ普通か・・・ 昨晩の風が無かったら、入学式にまだ桜が 残ってたかもねぇ。 (近隣の中学校、今日が入学式)
梨の花がどんどん開花してきました。一気に咲いて、ぱっと落花すると、根元の畑が雪に覆われたように白くなります。その様子は開花の期間よりも短くて、農家の方が畑の手入れで速やかに片づけてしまうから、見られるようでなかなか眺められません。博愛とか癒しとか、和やかな愛情などの花言葉を与えるわりに、「無し」に通ずるなんて言い出して「有りの実」だとか別名付けちゃう人間も身勝手です。かくいう僕も、実りの頃がもう待ち遠しい。
天狗の森のソメイヨシノも終盤ですが、山の中腹よりも里の方が見ごろは長く続いており、梨畑近くの池のほとりは今がさかり。これ以降は里も桜吹雪の末に山桜や八重桜に移り変わっていく。迂闊にも基地の敷地内にある杏の花は、今年は眺めるだけにとどまってしまいました。桜、菜の花、梨と花の季節を堪能して気づくのですが、ひと頃大流行した芝桜が、近所では見られなくなっています。春のうちにそれを探しに行ける機会があると良いのですが・・・
1000ccターボエンジンからNA1200ccへとマイナーチェンジされたクロスビーは、ネットメディアがべた褒めとはいかぬまでも高評価なリポートを続々とアップロードしたせいか、徐々に巷で見かけるケースが増えてきました。実際、四代目エスクードよりも多い(哀しい)。これらは昨年秋のデビュー直後にオーダーした人たちの乗り出しと思われ、聞くところによると最近は納期が長引き始めているとか。シエラやノマドほどではないでしょうけど、スズキ追い風です。
ジムニーノマドもそうですが、クロスビーもこの車格で初代エスクードノマド並みの値段がついているのは時代の流れでしょう。使い勝手においては小型車の寸法でこれだけやれるんだから価格は致し方ないものの、足回りなどはスズキの四駆(せぐろさんのこと)らしい機構を踏襲していたり、エスクノマド時代に手の届かなかった痒いところに目が向けられていたりで、排気量とはかかわりなくメーカー内の屋台骨と言ってもいいような気がします。
なぜなら、クロカン走りをしない人が(無理くりする必要もありませんが)わざわざジムニーノマドを所望すると、必ずや、ジムニーという車はそういうものなのよ、となだめなくちゃいけない不満を抱くであろうから。クロスビーは、まさしくそこを埋めていく才覚を持っているのです。事実、マイナーチェンジ前のクロスビーだって、そっちこっちで元気に走っているわけです。
その、マイナー前後で賛否が割れているのも面白い話ですが、2台同時に所有するならまだしも、どちらかを決めなくてはならないのだから、乗っている方を擁護したい気持ちは理解できます。それでも、こっちはポンコツなので高速道路も控えめに走っているエスクードコンバーチブルの直後まで迫ってきて煩雑に追い越して加速していくこいつら(霙のことではありません)、それってそもそも車種選択間違えてねーか?と思わされます。
とるねーどらすかるTA11W、BLUEらすかるТD61Wに続いてらすかるシリーズ三番機となるBLUEらすかるΩは先代のТD61Wを踏襲しました。乗り慣れてしまったからです。なんせ7回くらい転んで8回ほど倒れるような20年を過ごしてきたのですから。そうなると、もう自分の人生も9回裏あたりに差し掛かっているわけで、しかもこれがサヨナラをぶちかます側かかまされる側かがわからないときている。延長18回の末後日再試合、なんてルートは無いのです。
だったらもう、好きにやらせてよと決めたのが、三番機としての在り方を継承に持って行く計画でした。だって、素体を用意しておけば要所要所の部品は新調しながらも、ほとんどの外装パーツは移し替えればいいから、探す手間も省けるし安上がりなはずなのです。主治医との打ち合わせで、主治医とその周囲の専門業者さんは絶対に困っただろうと思いますが、それを上塗りするくらい良い仕事をこなしていただけました。気がついたら霙がつけてきたかつけられてきたかの傷まで消えています。
ええもう「ほんとに懲りない奴」とでも「ばかじゃないの?」とでも何とでも言ってくださいよな、やりたかったことの成果です。でもここまで来るのに、素体の中古車本体価格と同じくらいコストがかかってしまいました。それでも主治医のところで大分費用を抑えてもらえたので助かりました。巷に必ずあるであろう、大当たりくじに匹敵する別の車を見過ごしても、かまわないのです。でも・・・せっかくだから健康でボケもせず長生きしたいよなあとは思います。不摂生だらけの今日ですが。
この3月末で、時々立ち寄っていた「うなぎの成瀬」のある店舗が閉店し、あらやっぱり蒲焼を焼くのではなく蒸気で加熱した鰻なんぞは(そんなにまずいものではなかったんだけれど)通うに値しないと、地域では格付けされてしまったのかと思わされました。極論を言えば、蒸さずに焼く西日本流を好む人には、成瀬の鰻重ははなからダメだろうし、鰻そのものが慶事だったり景気づけだったりの、ちょっと豪勢に行こうかといった食い物として定着しているから、日常の壁が厚かったようです。
同店のフランチャイズ契約店舗は、この冬に突如、各地で相次いで店じまいに追い込まれていることが、ブロガーの記事やSNSでも話題になっていました。それでだいたいの背景はわかったのですが、昨年だったか、あおいろさんが「安い鰻を食うなら牛丼屋に行けばいい」と言っていたことを思い出します。そうなんだよなー、「重」で価格破壊に持ち込もうとしたのが躓きの元で、大衆系という風穴を開けるなら「丼」で攻めればよかっただろうに。
まったく別の、個人経営の鰻専門店がこの閉店した店舗から10分くらいのところにあって、義弟の同級生が女将という世代交代をしながら繁盛しているのですが、この店も一時期、倒産の危機に遭ったことがあります。85年の筑波科学博に店舗を出して、そのままの価格帯で牛丼屋とハンバーガー屋に大敗したことが原因でした。しかしここは地域の客が支えて持ち直し、客に対するもてなし方にも改革をして、店舗の拡張にまで至っています。真逆の歴史という印象です。
してみると、成瀬の場合は物価高騰やイメージ戦略の独りよがりなど、親会社が契約相手に対してフォローをしていないマニュアルだけの営業スタイルが原因で、扱う商品をなめていることが浮き彫りにされた感が強いようです。実は閉店した店よりもずっと近所に、昨年暮れから開店した店舗があるので、安い鰻重(鰻重には選び方があり、特上だ上だ惑わされてはいけない)を食うならそこへ行けばいいんですが、ここも一軒挟んだ隣に喜多方ラーメンのフランチャイズがずっと前からある。冬場はどう考えても勝ち目がないよなあ。
今年こそはと菜の花の色の映えたやつを撮りたいと、出かけた先であれこれ菜の花畠を眺めるのですが、なかなかこう、ここだなあという場所に行きつきません。有名スポットに車を寄せるわけにもいきませんから、名もない路傍のとっておきを見つけ出したくて、週末の雨降りの前に、今年はここかなという場所に通っていました。金曜日以外はすべて曇天か小雨でお話にならず、通った割にはなのか通ったからなのか、少しはマシな日当たりに巡り合えました。
風花さんの記事に青影さんが「あるよ」とコメントと動画を入れてくれていて、やっぱり河川敷やその堤防法面はいけるなあと見入ります。堤防の上、というやつは、先代の最後のウェブ頁に2022年春の風景でトライしていますが、背景が曇天で台無し。今年選んだ場所もようやく背景の稜線や桜が引き立ってくれる晴天。だけど入日薄れる頃まで仕事もせずにとどまってもいられないので、これで課題はクリアです。まあ腕前の方ははなっから期待してません。
浜名湖食品が生産していたうなぎ蒲焼の缶詰が、同社閉業のため在庫のみの流通となるニュースが流れたのが昨年9月のこと。その少し前にオンライン販売終了というニュースもあって、つくばーど®in天狗の森06の出し物に準備していた浜名湖産の鰻の蒲焼とは別に注文していましたが、当然それは胃袋の中に。そうかもうじき手に入らなくなるのかと思っていたところへ、教授さんが先日の花見に来てくれた折に差し入れで買ってきてくれました。
「夕食ニシマツテオイタ鰻ノ缶詰ヲ食ツタガ非常ニ楽シカツタ」と、これを好物にしていたのが斎藤茂吉だそうですが、製造ラインは昨年1月に止まっており、うちで買い求めた8月はオンライン販売のぎりぎりだったかもしれず、今は通販各社の在庫が頼りでした。そんな缶詰を土産に届けていただけ、ありがたく1缶を開けました。
缶詰ですから、保存には優位性がありながらも、蒲焼として再加熱調理しなくてはいけません。さすがに現代の高度化高品質化された料理に囲まれては、絶品という味を求めることはできません。しかしこの蒲焼も風味は改良を続けながら進化しているはずで、同時に茂吉が「楽シカッタ」と記した時代の名残もいくらか封じ込められているように思える。そうイメージすると、なかなかに貴重な一食となってくれるのです。ウキウキしながら缶切りを使って開封するのもまた楽し、です。