数度のスキー場通いで、あおちゃんが真っ白け。
新月サンが「さすがに汚いわ」と、ほぼひと月ぶりに
水洗いしてくれました。
おお、ツヤツヤになった💓
和邇さんが数年の闘病治療から大方解放され、職場復帰なさったそうです。治療の成果は世界初の珍事快挙だとのことで、医療陣ももろ手を上げて喜んでいるとか。今だから書けますが、いや詳細は書けませんけれど、一時はサイドキック2号を譲りたいなどという不安極まりない話もありました。
それで、復帰はとにかくおめでたいことと近況を聞いたらば
「以前からみなとみらい界隈はトヨタのセコイヤやら日産パスファインダーやら物好きなクルマが走り回っていたんですが、先日とうとう、左ハンドルのジムニーシエラと、海外仕様のS‐Crossが目の前を走り去りましたよ」
※上の写真はみなとみらいじゃありません
「さらにですよ。教授さんが乗っていたものを一度しか見たことのない三代目ショートが2台も現れましたよ。他にもロングの三代目、現行の四代目、着飾ったジムニー、ラングラーとか、もう不思議時空が発生したのではないかと」
それはきっと、怪奇・・・じゃない、快気祝と復帰の前祝ですよ。
今こそ理力の使いどころ!
この冬は体育会系?!
他人(ひと)の話の盗み聞きには真実がある
と、國村隼さんが毎夜『TOKYO SPEAKEASY』の終わりにつぶやいていますが、そんなものかなあと思っていたらその通りだった話。
カウンターのいつもの席に座って、誰かと誰かの話に耳を傾けるんです。一応礼儀として、マミポコさんには引用させてねとお伝えしてあります。彼女と、彼女のエスクードをレストアしている鈑金屋さんの対話。
「県内にこれと同じ車、何台あるの?」
「しらんがな、あたし自分の車以外興味ないし」
「アンタそれでよく車のクラブとか入ってるね」
「いや、あれクラブじゃなくて、その〜…?ピカチュウだいすきクラブ…的な?」
「しらんがな」
はいここ! ピカチュウだいすきクラブ…的な?
ネット上にあるのは「ポケモンだいすきクラブ」ですが、マミポコさんはマンガのポケットモンスターやポケGo、他のゲームに出てくる方を喩えています。これはクラブと問われたESCLEVについて、極めて端的正確に言い当ててくれていました。どういうことかというと、同だいすきクラブの解説をご覧いただければわかります。
そういうことなのです。ESCLEVはクラブではない、部室のようなもの。と、常々アピールしているのですが、まあたいていのメディアはわかっちゃくれません。最近は、しょーがねーかなーと半ばあきらめかけていたのです。
そこへきてマミポコさんの的確な表現に目から鱗が落ちる思いです。
マミポコさんはこうも言っています。
ちなみに全く興味ないわけじゃなくて、テンロクのショートだったらパーツ取りに使えるかな〜、ぐらいは思うけども(追い剥ぎか)、自分の車開けてみてわかったけど、現存してる個体のパーツが使いまわせるほどのクオリティかどうかは微妙なので、パーツ取りのために車一台確保とかはやんないかな〜…と
これも真実です。実際、写真だけで見てきたお嬢(彼女のエスクード)は、その撮り方もあいまって非常にきれいな個体に見えていました。が、切った貼ったをしなくてはならないほどの重症だったことに、レストア中の写真を拝見して驚くばかりです。
そして何がどう真実かって、うちのBLUEらすかるだって同じような状態なのです。まさにもう、身につまされる話でした。
オーラの力蓄えて
「聖戦士ダンバイン」が世に放たれて40年になります。1983年はなかなか沢山の戦う人型ロボットアニメーションが様々なコンセプトで創られていますが、初期のオーラバトラーをデザインした宮武一貴さんのセンスは、呼称によって「単に巨大ロボットじゃないんだぜ」と言ってきたロボットアニメのなかでも群を抜いていると感じます。昆虫型の意匠でありながら、実はバイストン・ウェルに棲息する恐竜か爬虫類型生物の体躯・骨格から生産されているのもひねりが入っています。
巨大ロボットと言っても全高で約7mクラスのダンバインですから、当時としては随分小さく設定できたものだなあと思いますが(未来少年コナンのロボノイドというのもありますけど、そもそも最初から巨大ロボじゃない)、世界観と言いガジェットと言い富野由悠季さんの趣味性丸出しな番組にこれでもかというくらい合わせています。
2か月後に、この小ささはスコープドッグの登場で最小を譲ることになりますが、ダンバインは今もって「解」を見いだせないデザインらしく、当時のクローバーから出ていた玩具の立体造形に違和感があったり、その後出てくるプラモデルでも改造しないとこうならないというモデラーの苦闘が続いています。
ヒロイックファンタジーものに巨大ロボット持ち込んじゃってさ! などと反目する人々もいらっしゃった時代でしたが、横目で見ていると、そもそも剣と魔法とお姫様ばっかりじゃんというそのジャンルに、鎧の延長であるロボット、船と置き換えたオーラシップなど、昨今の異世界ものとはまた異なる新境地を牽引したかなあと振り返ります。
そういうのをな、「アジアじゃ仏陀に教えを説く」というんだ ←うちの記事の方のことね
ただし軟派だったのは内外装と、ストラット&コイルスプリング独立懸架だったフロントサスのみ。
ふーん、軟派は性能を左右するのだろうか(レンジローバーのくだりはこちらの間違いでしたわ)。硬派な内外装とは、やっぱりビス止め鉄板フェンダーに鉄板パネルでメーター丸穴くりぬけばいいのか?
褒めてくれているんでしょうけど、なぜ独立懸架だと軟派なのかを論理的に解説してもらいたいものです。事実、エスクードの前脚にはストローク不足があり、これを後ろ脚の伸び縮みでカバーすべきウイークポイントがありましたが、そこもコイルのレートやストラットのしなやかさを選択することで、そこそこのクロカンは可能です。
スタイリッシュだなんだと言われますが、少なくとも初代に限ってはフロントフェンダーのデザインには機能的問題があり、でかい水たまりに突っ込んだら跳ね上げがフロントグラスを直撃して視界ゼロになります。一般道路の走行中にそれを経験してみなさい。さらにエンジンルームの熱抜きがまったくダメで、夏場はエアコンフル稼働で挑まねばならないのです。
こんな記事を書くために、今どき探しても撮れないよなあと初代の画像のためにわざわざ歴史館の展示車まで引っ張り出してくる苦労も、この一文で台無しです。あとね、2リッターV6忘れないでくださいね。





